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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2021年4月の記事一覧

【4/28巨人戦●】私が目にするヤクルトは、ほんの一部だからこそ

なんといっても、こちらにはトラウマがある。「信じる者は救われる」というのはそういえば一体、どういう文脈で言われたものだったのだろう。無宗教の私が信じるものなどこの世にあるのだろうか。ぶつぶつぶつ。 つまり、5連勝(5連勝…!)のあとの2連敗に、しかもこの巨人戦での2連敗に、私はまたもや弱気になっているのである。弱気MAXである。 4月、それはいつも「ああ4月に戻りたい」と思わせる月だった。5月、それはいつも「この人たちはもうゴールデンウイークの間一回も勝たないんじゃないか

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2021-04-28 守備範囲の与える影響と杉山の希望と Ys3-7G #027

読売相手の連敗は残念。今日のスアレスは内容も良くなかった。球数が多く特に左打者対しては有効な球が結局最後まで見つからなかった。あとキツかったのが右翼サンタナの守備になっちゃうかなぁ。序盤結構ライト方向に打たれてたけどあれ狙われてたのかなぁ。酷いというウワサは聞いてたがウワサに違わぬのっそり具合。守備範囲が狭いと投手に大きな影響が出ちゃう。19年のバレも大概だったがライトということもありより酷いかもしれない…。バレの場合球際の強さと肩はあったからねぇ。 その分打ってくれるなら

【4/27巨人戦●】野手のピンチを救ったのは、ほかでもない投手陣の粘りだったのだから

村上くんはベンチで、ポン、と手を叩いた。「よし、また明日。」とでも、言うように。 そうだ、そのとおりだ、と、私は思う。こんな試合こそ、「また明日」と、立ち上がって前を向くしかないじゃないか、と。 どれだけ点をとられても、野手陣は何度も何度も点を取り返した。取っても取られたけれど、取られても取り返した。ここのところよく見る、なんかもうどうしたんだみんなという、あの粘りが今日も現れた。何度も何度も、同点の一打を誰がが打った。 だけどその粘りは、この試合まで、投手陣が粘りに粘

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やっぱり『だろう運転』は事故の元。

この記事を読んでのた第一感。言葉尻を捕まえて何をまた…ではあるが「点を取られたら代えよう」と思っていたくらいなら、監督自身も薄々のレベルで無くてリリーバー達が結構な過労状態にあるのは認識していた訳なので、腹括って休ませても良かったかもねと。 勿論、信頼の証として『勝ちパの彼らなら大丈夫)だろう』は理解できるし、昨日のように攻撃が大奮闘して追い付いてくれた展開上、勝ちに行かなきゃと思うのも理解できる。だが車でだろう運転すると、大抵は大事は起こらず目的地まで行けてしまうものだが

2021-04-27 火ヤク庫爆発とロング枠の秘策と Ys11-14G #026

さて今季2度目のバカ試合となった。火だるまになりながら抱きついてくる「セ界の火ヤク庫」が爆発した試合。 以前「火ヤク庫」の定義はこちらでやっているので◯◯打線という名称が野球界では普通。「火ヤク庫」という言葉はコピーライターじゃまず出てこないので気に入っている。 ヤクルトのクローザー石山が9回オモテウィーラーに被弾。後を託された梅野が大炎上。石山は今季初敗戦投手。梅野は今季初自責点と考えれば責めるのも酷だとも思う。梅野は気持ちの準備が出来てなかったかな。 今日は最終的に

勝ちパターンからの警鐘。

終わってみれば11-14ですよw。完全な馬鹿試合w。これだけおバカな試合だと負けて悔しいですが、それはそれで楽しかったとw。 で、先日「ルールの恩恵、あると思います!」と題して書きましたが、今日は題名にもありますように、それと関連した話題を。 今年は延長無しの9回打ちきり。これを以てして「延長になった場合に備えて最低でも一人か二人はブルペンを残しておかないと…」という心配が一切無くなり、それもあって今年は試合の中盤のタイスコア以上であれば、6回や7回から各チームブルペンの

神宮球場に棲む愛しき鳥よ

ヤクルトスワローズの元気がいい。4月27日現在、2位だって。ひょっとしたら今年はAクラスかもよ? といっても、昨年も一昨年も開幕当初は「いけるんじゃね?」と思わせといて、1〜2ヶ月後にはあれよあれよと言う間に急降下していたような気もするので、ポジれるときにポジっとくのが、よく訓練されたヤクルトスワローズファンの姿であります。 ◇ 「つばめ刑事」というドラマがある。 一昨年、神宮球場のビジョンで予告CMが頻繁に流されていて、そのたびに山田哲人選手の「グローブが盗まれまし

【ヤクルト】Look-Back on Swallows #5 <4/20‐25>

こんにちは。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。 私なりの視点で特定の試合・カード・週間等を切り取って簡単に振り返り出来る限りポジティブに書いていく「Look-Back on Swallows」第5弾。 今回は4/20-25に行われた試合を総評的に振り返ろうと思います。 過去の振り返りは下のマガジンより。 ・総評:更に求められるのは先発投手の働きでもあり? ということで6日間の試合を振り返ってみましょう! 4/20(火) vs広島 ○2-1 先発:田口麗斗 6回 1

【4/25中日戦◯】ビールのない、神宮で

「あれもしかして、私が向かっているのは、ビールのない神宮なのでは…?」と、ようやく気づいたのは、外苑前の駅を降りてからだった。 神宮で飲むビールとウーロンハイ分のカロリーを、ちゃんとあすけんで計算して、余裕があるように残していたのだ私は。私のカロリーをどうするんだ百合子!!! と、いうわけでビールのカロリーはすべて、「つばくろうの抹茶ティラミス」に充当した。ああビールが飲みたい。 ビールのない神宮なんて、カツのないカツカレーのようなものである。…よくわからないけど。

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スワローズ Weekly MVP 4/20-25

こんにちは、シュバルベです( ^ω^ ) 今週もWeekly MVPを選んでいこうと思います。過去の記事は下記マガジンに収録しておりますのでご興味ある方はぜひ。 ■総評4/20-22はマツダスタジアムでの対広島3連戦、23-25は神宮球場での対中日3連戦でした。結果は以下の通り。 4/20@マツダ ヤ2-広1 ○ 4/21@マツダ ヤ1-広1 △ 4/22@マツダ ヤ7-広4 ○ 4/23@神宮 ヤ6-中4 ○ 4/24@神宮 ヤ4-中3 ○ 4/25

我がヤクルト5連勝で貯金も5!遂にセ・リーグ2位に浮上したので今季ここまでを振り返ってみる。

嬉しさを堪えきれず、記事を書くことにした。 今季の我がヤクルト、本気で勝ちを狙えるチームに生まれ変わっているからだ。 まずは昨日4月25日の試合結果から。 「強い味方」でおなじみサンスポの記事のコピペになる。 ヤクルト、ソロ4発5連勝で2位浮上 四回は村上、サンタナ、オスナ弾  (セ・リーグ、ヤクルト4-3中日、ヤクルト3勝1敗1分、5回戦、25日、神宮)ヤクルトが一発攻勢で競り勝ち、5連勝(1分け挟む)。デーゲームで巨人が広島に敗れたため、勝率の差で2位に浮上した。中日に

胸を打たれた”プライド”。

宮城県玉造郡岩出山町(現在:大崎市)に生まれ、野球部員が11人という岩出山高校にて、3年夏の大会ではノーヒットノーランを達成。 2013年の支配下指名では全体でも最後となったドラフト9位で地元球団の東北楽天ゴールデンイーグルスに入団しました。 そんな彼に与えられた背番号は「99」。 そして同期のドラフト1位は言わずと知れた怪物・松井裕樹。 松井裕樹の背番号が「1」であり、「2人でチームのために”100”パーセントの力を出せるように」と誓いました。 その後、怪我による育成

【4/24中日戦◯】何度も何度も、このチームを好きになってよかった、と思う

サヨナラのいいところは、みんなが報われるところ。 悔しそうにマウンドを降りたなっしーも、初失点をしたマクガフも、2ランを打ったてっぱちも、チャンスで打てなかった塩見も、みんな、みんな。 みんながさいっっこうの笑顔で、サヨナラを打った誰かを迎え入れる。 その笑顔が、この世で一番好きなものかもしれない、とさえ、私は思う。

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2021-04-24 オスナが打つ「運命」と、近年最高のめっけもん近藤弘樹と YS4-3D #024

最後の最後に大どんでん返しが待っていた。 9回2アウトからの逆転劇 わずか1球。 ライデル・マルティネスのストレートは新外国人オスナによって右中間へ 抜けていった! 9回ウラ。ライデル・マルティネス(以下ライマル)が出てきた時点でもう勝ち筋は無いと思っていた。今季4試合登板で打者12人をパーフェクト6奪三振WHIP0.00。翻ってみればそれってまだランナーを出していないということで、付け入る隙はそこにあったのかもしれない。先頭打者が四球数トップクラスの山田村上と続い