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川崎フロンターレ 記事まとめ

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2022年9月の記事一覧

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第31節・北海道コンサドーレ札幌戦)

10月1日は、札幌厚別公園競技場で北海道コンサドーレ札幌戦です。 札幌ドームではなく、厚別で試合をするのは久しぶりですね。 前回、川崎フロンターレが厚別で試合をしたのは4年前になります。具体的には2018年7月だったのですが、実はこの一戦はロシア・ワールドカップ後に行われたリーグ戦再開ゲームでもあったんです。 当時の取材ノートを見返してみたら、当時の谷口彰悟のコメントが残っておりました。谷口自身は日本代表から離れていた時期で、この時はメンバーには入っていません。だからこ

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【note部】小林悠、ジョアン シミッチ、オンライン囲み取材9月29日

【鬼木ボンバイエ】鬼木監督オンライン会見9月29日

23年後のサイン本完成~「魂の叫び J2聖戦記」

23年前、ベストセラーとなった一冊の本があります。 「魂の叫び J2聖戦記」 スポーツライターの金子達仁さん、戸塚啓さん、そして当時川崎フロンターレの選手でスポーツジャーナリストをはじめ様々な肩書を持つ中西哲生さんの共著です。 この本は、川崎フロンターレというチームが結成されJFLに加盟した1997年からJ2リーグに参戦した1999年までのJ1昇格までを記した物語です。 私がフロンターレを応援し始めたのは1999年でした。 当時、川崎をホームタウンとするチームとしては、ヴェ

「愛のしるし」(リーグ第30節・柏レイソル戦:1-1)

 三協フロンテア柏スタジアムでの柏レイソル戦は1-1のドロー。  御厨貴文主審によるタイムアップの笛は、少し早いようにも思えました。谷口彰悟キャプテンが強い口調で抗議に行き、試合後は珍しくフロンターレの選手が詰め寄っています。御厨主審はしっかりと説明していたように見えましたが、客観的に見ても「どうなのか」と首を傾げたくなるタイムアップの笛に感じました。  最初、表示されたアディショナルタイムは4分です。ただアディショナルタイム中に柏の選手の治療とそこでの交代がスムーズに行

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2022年J1第30節 柏レイソル対川崎フロンターレ レビュー「ベンチャー精神を持ち続けるために」

2022年J1第30節 柏レイソル対川崎フロンターレは1-1の引き分けでした。 戦術変更を余儀なくされた山根の出場停止この試合のポイントになったのは、山根の出場停止だと思いました。ボールを持っているときも、持っていないときも、アタッキングサードでも、ミドルサードでも、ディフェンシブサードでも、タッチライン際でも、中央でも他のチームとの違いを作り出せる山根の存在こそが川崎フロンターレのアドバンテージでありました。 鬼木監督は余程のことがないかぎり山根を使い続け、山根のコンデ

わかっていてもやるしかない。/2022年J1リーグ第22節 名古屋 vs 川崎F

どうも私です。 出社の多い仕事になったもんで、平日開催の試合の日は日中からそわそわします。出社が多い分残業は少ないのでその点は助かっていますが、そわそわし過ぎて細かいミスが多かったのはめっちゃめちゃ反省してます。笑 さて、延期となっていたアウェイ名古屋との一戦。この試合はどうしても勝ちたい試合でもありましたが、身体の重さは隠し切れず、先制するも追い付かれ1-1のドローとなりました。 うーん、湘南戦よりは可能性はあったように思ったのですが、前半途中から後半の内容を考えればむし

2022年J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ レビュー「"スピード"というお題の設定は正しかったのか」

2022年J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレは1-1の引き分けでした。 中2日の試合で時間も経ってしまい、何を書こうかと思ってたところで、こんな記事を読みました。 この記事は以下の記事の続きです。 これを読んでいて「そういえば、川崎フロンターレはお題が出ていたな」ということを思い出しました。 「スピード」というお題川崎フロンターレが2022年シーズンを迎える上で、鬼木監督が提示したお題は「スピード」でした。 スピードについては、シーズン中にこんなコメン

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第30節・柏レイソル戦)

9月17日は三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソル戦です。  3連戦の3戦目ですね。名古屋グランパス戦から中二日ということで、非常にタイトなアウェイ連戦となっておりますが、まさに踏ん張りどころです。  前節の結果により、首位・横浜F・マリノスとの勝ち点差は5に広がりました。残りは6試合です。やれることは一つ。勝ち続けていくことで、首位に心理的なプレッシャーをかけていくしかありません。 名古屋戦翌日のオンライン囲み取材でのこと。鬼木監督が選手たちに強調したのもそこだと

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「世界はそれでも変わりはしない」 (リーグ第22節・名古屋グランパス戦:1-1)

 豊田スタジアムでの名古屋グランパス戦は1-1。 負けたわけではないのに、まるで負けたような気分になったのは、それだけ勝ちたかった試合だったからかもしれません。 勝たなくてはいけない試合でしたし、どうしても勝ちたい理由もあった試合でした。平日ナイターに変更になったものの、アウェイ側のゴール裏には1000人近いサポーターが駆けつけて、声援で後押しをし続けていました。  しかし結果は勝ち切れず。 後半に関しては押し込まれる時間帯も長く、終盤は防戦一方。スコアをひっくり返されて

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【note部】谷口彰悟、遠野大弥、オンライン囲み取材9月15日

【鬼木ボンバイエ】鬼木監督オンライン会見9月15日

繋ぐ。/2022年J1リーグ第29節 川崎F vs 広島

どうも私です。 タイをテーマにしたイベントはチャナが加入した影響を色濃く感じますが、タイ料理って人気ありますし選手紹介映像もかなり面白い作りでしたし笑、結構評判よかったんじゃないですかね?屋台は2店舗出店がなくなってしまったので残念でしたが、来シーズン以降もまたやってもらえたら嬉しいなあ。タイティー美味しかった。 さて1週間空いて再び3連戦。なかなかハードな9月になりますが、ここを乗り越えられればだいぶゆったりスケジュールにはなりますし(※代表召集選手以外)、何とかいい結果

プロになれるかもと儚い夢を見た(サッカー人生振り返り中編)

前回の続き。中学編の始まりです。 いざサッカー部へ 12歳になった僕は、地元横浜市立のカナリヤ中学校、通称カナ中(仮名)に入学し、サッカー部に入部した。 小学校時代のチームメイトの中には、部活ではなく横浜や横須賀にあるクラブチームに進む者もいたが、大多数は僕と同じように部活を選んだ。 カナ中は決して強豪校ではなかったが、かといって弱小校というわけでもなく、何人か上手い人がいる、そこそこのチームだった。 ちなみに、地元の強豪校といえば、神奈川が誇る文武両道の中高一貫校