苦難を乗り越えた両打ちの大砲
打率.349、47本塁打、135打点、OPS1.097、本塁打王、打点王、ゴールデングラブ賞、シーズンMVP。これは、メル・ロハス・ジュニアが昨年韓国リーグ(KBO)で築いた実績だ。そんなロハスには夢がある。それは、父がプレーしていたMLBで活躍することだ。そしてその夢に近づくため、ロハスは日本行きを決めた。日本で韓国時代に劣らぬ好成績を残し、夢を叶えるつもりだった。しかし、日本での最初の半年、彼が残した成績は打率.098、1本塁打、3打点、OPS.321だった。にわかに信じ