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阪神二軍レポート【7月編】

普段あまり二軍戦までチェックできてないというファンの方も多いと思うので、ここでは二軍がどんな状況なのか少しでもお伝えできればと思っています。また、これを毎月投稿することで、後から振り返ったときに起用法や成績の変化が見られればと思います。
3・4月分はこちら
5月分はこちら
6月分はこちら

1.スタメン(打順)

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島田、小幡の1・2番コンビが定着。さらに4番には井上、5番には復調を目指す陽川でほぼ固定され、これほど大方固定されるのは二軍のスタメンとしては珍しいといえる状態となった。7月後半には一軍でエキシビションマッチが始まり、二軍とメンバーを一部入れ替えたことで、江越や熊谷、植田といった普段は一軍にいるが打席を貰わない選手たちに打席が与えられるようになった。

2.スタメン(守備位置)

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打順と同様、こちらも大方固定されたメンバーとなった。捕手にはルーキーの榮枝がさらに増加。内野は上手く回しながら戦っているが、遊撃はほとんど小幡で固定されている。外野も島田と井上はほぼ固定される状態となった。

3.打席数

打席数とはすなわち選手に対する投資である。一軍昇格や故障などが絡むため一概には言い切れないが、打席数の多い選手はそれだけ期待値も大きいと見ることができる。

主な二軍選手の打席数
(3・4月→5月→6月→7月)

小 幡 101→44→19→66
中 谷 88→52→85→0(退団)
小野寺 87→64→68→32
井 上 73→71→33→70
髙 山 71→51→66→58
遠 藤 68→27→52→40
島 田 61→22→84→56
高 寺 53→36→38→17
長 坂 53→39→43→16
荒 木 34→16→15→09
片 山 15→16→15→04
俊 介 12→12→04→06
藤 田 12→05→09→09
奥 山 07→00→07→03
藤 谷 02→03→11→04

メンバーが固定化されてきたこともあり、ベテラン勢や控え捕手、育成選手などの打席数がさらに減少。優勝を目指す一軍に戦力を供給できるよう、若手プロスペクトや中堅組の打席数が多くなっている。

4.投手起用

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雨天中止が多く、不規則な日程となったため、先発ローテとして固定であり回っているのはほぼルーキーの村上のみとなった。また、中継ぎを務めていたエドワーズが先発もするようになった。中継ぎでは、結果を残している湯浅や浜地が勝ち試合の終盤を任されるようになっている。こちらも一軍のエキシビションマッチの影響を受け、月の後半は一軍のメンバーの調整登板が増えている。

5.練習試合

7/20 vs石川・富山連合軍
1(一)小幡 2(二)遠藤 3(三)板山 4(左)井上 5(右)髙山 6(指)長坂 7(捕)榮枝 8(中)奥山 9(遊)髙寺
西純2、エドワーズ1、伊藤和1、石井将1、加治屋1、小林1、守屋1、小野1
7/21 vs大和高田クラブ
1(指)島田 2(遊)遠藤 3(中)小野寺 4(左)井上 5(一)片山 6(捕)藤田 7(二)髙寺 8(三)藤谷 9(右)奥山
村上2、尾仲1、鈴木1、石井将1、岩田将2、望月1、浜地1

日頃はショートは小幡、もしくは木浪or山本が守っており、本来ショートである遠藤や髙寺をあまり守らせることができていないため、練習試合の機会を活かしてショートを経験させている。一方で、日頃ショートを守る小幡にはファーストなど普段やらないポジションを経験させることで、新たな視点を取り入れさせようという意図が感じられる。井上をライトではなくレフトにつかせている点も同様だと思われる。髙寺のセカンドや奥山、藤谷のスタメンも、日頃公式戦ではやっていないことである。

6.故障者情報

ここでは、日頃ニュースをチェックする中で得られた故障者の情報を記載する。また、故障かどうか定かではないが、長期間試合出場のない選手についてもここに記載する。なお、見落としがある場合や最新情報でない可能性がある点はご留意を。

【投手】
・高橋:右脇腹筋挫傷、7/25復帰
・小林:左足首痛、7/13復帰
・岩田将:TJ手術、7/14復帰
・チェン:左肩痛
・島本:TJ手術
・才木:TJ手術、ブルペン入り
・川原:不明

【野手】
特になし

7.月別成績

【野手】

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【投手】

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