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愛媛FC 記事まとめ

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#ファジアーノ岡山

【ファジサポ日誌】114.必然の大敗~第104回天皇杯2回戦 ファジアーノ岡山 vs 愛媛FC ミニマッチレビュー~

「レビュー」というよりは感想になると思います。 現地にいた者としまして、見えたモノ、見えたことを記録として綴りたいと思います。 皆さまご存知のように大敗でしたが、視点をどこに置けばいいのか難しいゲームになりました。 リーグ戦でないからという点は大きいです。 しかしながら過去にJ1昇格を果たしたチームが、ここまで天皇杯で大敗した記憶もありません。しかも同カテゴリー相手ですからね。 そういう意味では非常に不安にもなりますが、実際に試合を観た限りでは「そうなるよな」という納得感もあ

2024ファジアーノ岡山にフォーカス33『 倒木の傍に芽吹いたもの~明日へ~ 』天皇杯 2回戦(H)vs 愛媛FC

1、客観的には必然~J2屈指の得点力~  筆者は、実はスタメンを観た時に、岡山のメンバーを観た時に、これは守備が大丈夫だろうか?と率直に感じた。しかしながら、流石に1-7で大敗するとはまでは、予想はこそはしていなかったですが、この試合に、千葉戦で0-5で感じたような悔しさは抱かなかった。逆に、この試合のピッチコンディションのように風が気持ち良いぐらいに個人的に受け止めることができた。  リーグ戦ではなく、天皇杯であったということもありますが、メンバーも怪我明けの選手が多

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【ファジサポ日誌】102.若者たちの闘「走」~第9節 愛媛FC vs ファジアーノ岡山~

90分+6分、4分前の劇的な同点ゴールから岡山はその勢いのまま、勝点3を狙いにいく。CB(5)柳育崇は連続する岡山のセットプレーをモノにすべく前線に張り付いたままであった。 ここで勝点1を確実に得る為、一度増した火勢を自ら消火することなどは考えづらく、ごく自然な岡山の選択であった。 しかし、攻勢の裏には必ず被カウンターのリスクがある。 ましてやこの試合、愛媛のチャンスのほとんどが磨かれた鋭いカウンターによるものであった。愛媛としては1-1にされた後、すぐ勝ち越した自信もあっ

2024 J2第9節 愛媛FC VS ファジアーノ岡山 の振り返り

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 3トップ対4バックの目算 ファジアーノ岡山は普段の試合から立ち上がりはGKのブローダーセンも含めてバックラインの選手たちが自陣でリスクを冒さずにロングボールを使い、10分を過ぎた辺りで一度バックラインから保持する形を試みる。だがこの試合ではその最初の試みで躓くこととなってしまう。ブローダーセンが自陣でのFKを繋ぐ形で始めたところから、CHの田部井に向けられたモノだったのかシャドーの太田に向けられたモノだったのかが曖昧だった田上の縦パ

愛媛FCvsファジアーノ岡山 レビュー 【2-2】

スタメン 3連戦の最終戦は近隣アウェイの愛媛戦。ひさしぶりの愛媛遠征ということで、岡山から1600人を超えるファジサポが集いまさにホームジャック!という雰囲気を作っていましたね。 試合後に愛媛FCの前野選手が愛媛のゴール裏にメッセージを送ったことが大きな話題になっていましたね。結構選手の方から働きかけるというのは珍しいことだと思います。試合後それが話題になっていたということで、前野選手本人が愛媛の公式YouTubeで話をしていたのであわせて紹介しておきたいと思います。

【レビュー】『連敗阻止するも…』~第9節愛媛FCvsファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポート粘り強さで二度追い付くも、見え隠れする拙さ 岡山は約1600人のサポーターと共にニンジニアスタジアムに乗り込むも、出鼻をくじかれた。12分、左CB田上の中央へのパスを谷本にカットされる。谷本がインターセプトをそのまま前方の松田へのワンタッチパスにしたことで、ビルドアップのために陣形を広げていた岡山の選手はリカバーできない。古巣対戦の藤田が松田にアタックするも妨害できず、コントロールショットが左スミに決まった。 ミスから先制点を許す苦しいスター

2024ファジアーノ岡山にフォーカス19『 ≫≫第2期は攻撃的サッカーの予感~デザイン~≪≪ 』J2 第9節(A)vs愛媛FC

1、いつかの桜と今日の桜~一時の決別~  季節が移り変わる。久々のアウェイ愛媛戦。いつのアウェイ戦だろうか。この桜がまさに開花した時期に試合がありましたよね。昔を思い出しながら、坂道を登った。両チームのサポーターが、ニンジニアスタジアムへと集結している。  アウェイの心細さは、ここにはない。改修されたニンジニアスタジアムのゴール裏には、両クラブのサポーターの声が木霊する。これがダービー。これが近場のダービーなんだ。アウェイでのビックフラッグ。そこに僕たち私たちの誇りがそ

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2024ファジアーノ岡山にフォーカス18『 ≫≫問われる前に出る勇気~退路なき試合~≪≪ 』J2 第9節(A)vs愛媛FC プレビュー

1、クラブ名鑑~愛媛FC~  全文無料公開。スキーやフォローや、購読などをして頂ける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。 2、注目選手 8節のレビューよりセルフ引用とプレビュー用に文章を変更。 3、データでチェック より一部引用。 4、プレビュー~飲まれる前に前に出れるか~  愛媛FCの一番の武器は間違いなくハードワークである。クリア数1位2位の仙台と愛媛の試合を先ほど視聴したが、単純に蹴るだけではなく、両チームとも繋ぐ力を持

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【観戦後の雑感】2024 J2第9節 愛媛×岡山

皆さん、こんにちは。 前節、2024の初黒星を喫したファジアーノにとって、J1を目指すうえで今節は連敗だけは避けたい試合でした。田部井選手と柳貴博選手が復帰、そして前節で期待が高まった太田選手が先発と戦力の充実度で期待できる布陣で臨みましたが、試合展開は難しいものになりました。今節を振り返ってみたいと思います。 寸評 試合の序盤は、お互いの主導権を握るためにボールが激しく行きかう形に。岡山は、No.11太田が前線でボールを収めながら、愛媛はNo.14谷本を中心にパス交換で

2024前半|かわいいみかんじゃない、J2に怖さを見せつけた縦パスサッカー|愛媛FCの解説

第7節 仙台 vs 愛媛の試合から愛媛FCの特徴をまとめました。 愛媛FCの歴史と今年の状況1970年に松山東高校OBによる「松山サッカークラブ」として誕生したクラブチームは、JFL昇格を目指した1996年に「愛媛フットボールクラブ」となった。 クラブ名は本拠地である「愛媛」をそのまま名乗っている。 マスコットは、「オ〜レくん」「たま媛ちゃん」「伊予柑太」だ。みかんをモチーフにした3人だが、伊予柑太の見た目はかなり怖い。しかし、B2リーグに1日FA移籍するほど精力的に働

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餅まき 愛媛FCとレノファ山口FCの新たな争い

Xを見ているとこんな投稿が、 ↓↓↓ この投稿に愛媛FCサポーターが反応。 なぜなら、愛媛県民も餅まきに"積極的"に参加する県民性を持ち合わせているからです。 餅まきとは家を建てる際のお祝いで、餅まきをするみたいですね。 しかし、今どきそんな名目で餅まきをしているのは見たことありません。 そんな中、山口は餅まきの拾った重さを競う世界大会あるぐらい餅まきには真剣なようです笑笑 とりあえず、山口県の通常の餅まき動画を見てみましょう。 山口の餅まき餅2万個はちょっと

JリーグYBCルヴァン杯 愛媛FC V・ファーレン長崎 レビュー

惜敗。 内容だけで言うと圧倒されていたが、メンバーを考えるといい出来だった! 試合内容簡単要約V・ファーレン長崎 両ウイングが幅を取り、外回しでボールを回す。 幅をとっている分、中の選手がフリーに。 ウイングと相手SBを1対1にさせ、勝負。 CBからのロングボールに前線が反応し、スピード勝負。 愛媛FC ハイプレス&ショートカウンター。 最終ラインからロングボールで、前線の裏抜けして、スピード勝負。 ボランチのスルーパスで、前線がエリア内侵入。 全体ハイライト映像

Jリーグ各チームのドキュメンタリー調べてみた

「プロ野球戦力外通告」や「家、ついて行ってイイですか?」のようなドキュメンタリーが好きなすこまる。 応援している愛媛FCにも、試合に密着したドキュメンタリーがあります。 それは「INSIDE」 先日のアウェイ清水戦のINSIDEを貼っておきます。 他サポの人も飛ばし飛ばしでいいので、見てもらいたい。 映画やん、、と思った人もいるのではないでしょうか? 画面から飛び出てくるスタジアムの雰囲気、サポーターの気合い、試合の臨場感、動画の鮮明さ、どれを取っても映画級。 こ

第2節 愛媛FC 清水エスパルス レビュー

J2の"長"の清水に負けた。 しかし、内容自体を見るとどちらが勝ってもおかしくない試合展開だった! 試合内容簡単要約清水 乾が降りてきたスペースをサイドハーフやSBが有効活用。 北川のポストプレイ。 後半は乾が左サイドに流れ気味に。 乾のサイドチェンジで勝負アリ。 1点目を取り流れに乗り、疲れが見え始めた愛媛の裏を取り2点目。 愛媛 相手陣内からハイプレス。 奪ってショートカウンター。 前半何度もハメているシーンが。 ボール保持時は、サイドに人数をかけて3人目の動き