【感想】下関国際野球部の奮闘記『貫道』を読んで【レビュー】
昨年夏の甲子園大会では、仙台育英が東北勢初の優勝を果たして幕を終えました。あの夏の主役は仙台育英となりましたが、山口出身の私にとっての主人公は間違いなく下関国際でした。相変わらず最強の大阪桐蔭に逆転勝利を納め、ドラフト候補のスター 近江の山田陽翔投手を攻略するなど、下関国際は多くの野球ファンに多大なインパクトを与えました。
2018年もそうでしたが、下関国際が甲子園を勝ち上がると毎回耳に入ってくるのが、坂原秀尚監督のエピソード。当時荒れていた野球部を立て直し、厳しい練習を経