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埼玉西武ライオンズ 記事まとめ

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2021年10月の記事一覧

「巡り合わせ」 ライオンズ戦力外通告に思う

ヘッダー画像は「パ・リーグインサイト」さんから拝借しました パ・リーグは10月30日をもってペナントレースの全日程が終了し、ライオンズは福岡から埼玉に移転した1979年以来となる最下位 勝率との相関関係が高いとされる得失点差において、これだけマイナスとなるのはそもそもチームが弱いし、これが2年続いているというのは大きな問題です。5位も最下位も勝てなかったという意味では同じですが、最下位のほうがより危機感を持つことになるでしょうから、チームとしても大きく動けるはず。ここから

ありがとう、松坂大輔

2021年10月19日火曜日。埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズ第23回戦。この日は、「平成の怪物」とあだ名された松坂大輔投手の引退試合になった。 今でこそ、シーズンになれば野球場に足を運んだり、テレビ中継やラジオ中継を聞いたり、速報アプリで贔屓チームの結果に一喜一憂する日々を過ごしている私だけれど、昔は野球が嫌いだった。 昔、必ずと言っていいほど土日の夜には野球中継が地上波で放送されていた。それによって、見たい番組が潰れる、延長で楽しみにしているドラマの開

栗山巧2000安打フィーバーを記録に残しておきたい

栗山さんの2000安打達成から1か月以上が経ちましたが、まだ余韻が残っております。 達成したらすごい騒ぎになるというのはある程度予想していましたが、それを遥かに超える盛り上がりとなりました。スポーツ紙各紙は「とっておきエピソード」をこれでもかと繰り出し、選手・関係者からはお祝いメッセージが寄せられる。球団は全部買ったら破産してしまうのではないかと思えるほどのグッズを売り出し、西武鉄道や所沢の街も大騒ぎ。これまで栗山巧という人物に関わってきたファン、メディア、球団、指導者、先輩

日本一の注目度

四球団の競合の末 埼玉西武ライオンズが交渉権を獲得。 ガッツポーズを見せる辻監督、満面の笑みで興奮した様子は、くじを引き当てた飯田常務。 プロ野球の関係者が、大の大人が、 一人の選手を獲得することでこんなに喜ぶことに、 すごくロマンを感じた。 もし選ばれたのが、自分だったら。 全国の野球ファンが同じように妄想したことだろう。 私も当日、西日本工業大学の記者会見場でその様子をみて、同じように妄想していた。 指名球団が一つずつ重なっていくときの場内のざわめき、野球部の仲間

ドラフト会議2021 個人的視点と感想

 ドラフト会議が10/11におこなわれました。スポブル等のネット配信やスポーツニュースで色々と話題になったかと思います。野球ファンにとっても一大イベントであり、候補や噂になっている選手やその関係者にとっては運命の日となりました。  改めて、育成ドラフト含めて指名されたみなさん、おめでとうございます。この先のこともあります。色々と周りと考えて、是非ともプロ野球の世界へ歩んでくれたら一野球ファンとしては嬉しい限りでございます。  2年連続これをやります。 個人的 視点(ど素

埼玉西武ライオンズ2021ドラフト総括(支配下のみ)

今年もやってきたドラフト会議。学生側の希望で例年よりも早い日程での開催となったが、絶対的目玉がいない分、当日までは不気味なドラフトとなった。その中でも我が贔屓、埼玉西武ライオンズは上手く立ち回ったのではないだろうか。 今回は指名の中から支配下のみを振り返っていきたい。 ドラフト前に頑張って勉強はしたが、有識者と呼べるものでは無いので温かい目で見ていただけるとありがたい。 1位 隅田知一郎 投手 西日本工大我らが埼玉西武軍が12球団最速公言をしてまで喉から手が出るほど欲しかっ

【西武育成1位】古市尊ってどんな選手?【徹底解説】

古市尊 プロフィール高松南高校では1年夏から公式戦に出場し、2年夏では外野手(センター)としてプレー。3年夏はベスト8で敗退したが、武器の強肩はNPBのスカウトからの注目をすでに集めていた。昨年開催されたプロ志望高校生合同練習会でも2塁送球到達タイムは1.90秒を計測している。徳島インディゴソックスでもシーズン途中からスタメンマスクを被る試合が増加し、盗塁阻止率はリーグトップの.571(16/28)と高い数字を記録した。高松南高校出身初のNPBプレイヤーの誕生! 成績&デ

西武ファンが2021ドラフト会議を楽しめるようになるマニュアル―西武は”左腕不足”に騙されるな―

来る10月11日(月)、2021年プロ野球ドラフト会議がいよいよ迫ってきた。 シーズンも残りわずか、5位に低迷するチームにとって数少ない楽しめるイベントだ。 巷ではドラフトの話題が増えてきており、今年はどんな選手が西武に指名されるのか、気になってきたファンもいるのではないだろうか。 本記事では、超シンプルに、西武ファンがドラフトを楽しめるようになる材料を揃えてみる。 あまり構えずに、気楽に読める内容だと思うので、「甲子園のスターしか知らない」「プロになった選手のことしか知ら

2021年ライオンズ二軍まとめ

ヘッダー画像は「パ・リーグTV」から拝借しました 一軍が最後の戦いを行っている中、二軍は10月3日に終了。11日からはフェニックスリーグが始まりますので、その前に振り返りたいと思います 打者編 捕手 ライオンズのキャッチャー事情は森友哉が正捕手に君臨し、岡田雅利と柘植世那が二番手捕手として鎮座しているため、二軍にいるキャッチャーが割り込もうにも隙間が無いのが現状 そして森は今年で26歳とFAの問題さえクリアできれば、7~8年は問題なくできる計算となり、ベテランの域に

【ドラフト予想2021〜埼玉西武ライオンズ〜 覇権奪還へ 補強ポイントは「全て」】

10月11日(月)に行われる2021年ドラフト会議。今回は埼玉西武ライオンズの1位指名予想とオススメの外れ1位候補を紹介していく。 補強ポイントは「全て」 山賊打線を擁してパ・リーグを制覇した2019年を境に年々順位を落としているライオンズ。 ご覧のように投手成績は全てリーグ最下位。自慢だった山賊打線も大きく成績を落としており苦しい戦いが続いている。 特に投手の中でもサウスポー不足が深刻で、全イニングの9割を右投手が賄っている状況。左腕で1番投球イニングが多いの