2024 J1 第16節 FC東京 × ガンバ大阪 レビュー
レビュー 試合前には、「最多得点のFC東京と最小得点のガンバ大阪の"ほこたて"対決」と銘打たれていたこのゲーム。東京が攻めてガンバが守る、のようなイメージに結びつきそうなヘッドラインだったが、蓋を開けてみればガンバがボールを握る時間の長い前半だった(ボール保持率59%:41%)。
そのスタッツに結びついたのは恐らく攻撃の志向性の違いによるものだろう。FC東京は縦に早い攻撃。サイドバックが内側に絞るギミックはあるが、パスコースを作って保持を安定させるというよりは、そこからの