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ガンバ大阪 記事まとめ

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2021年5月の記事一覧

【忖度なき採点&寸評】最弱のタテホコ対決制し2連勝…しかし監督どないすんねんで晴れない月曜日

【前書き&戦評】ガンバ大阪が、最弱の矛なんて言われる日が来るなんて。 サッカー批評許すまじ。 と言いたいところですが、ほんまやから言い返せへん。 そんなイライラを払拭してくれた横浜FC戦でした。 試合前には、あまりメンバーは変えない的なことをにおわせていた松波監督でしたが、ふたを開けてみれば徳島戦から6人入れ替え。 最下位の横浜FCさんですが、センターFWのクレーベの強さを生かし、シンプルに攻め立ててきました。 立ち上がり、ポンポンと何度も縦パスをつけられて、昌子

【忖度なき採点&寸評】松波ガッツの喜びに浸り、現実を見つめる。おれたちは昇格クラブにボコられるレベルだ。

【前書き&戦評】こんなにうれしかったのは、いつ以来やろうか・・・ いや、鳥栖戦以来です。わかってます。 勝利って、こんなに素晴らしいものなんだなと実感させられる試合翌日です。 レベルの低い口喧嘩がピッチ上で繰り広げられていたFC東京戦が、チーム崩壊の最底辺だと仮定すると、今回の徳島戦は出直しの一戦。 布陣は3-6-1に変更してきました。 ヨングォン、高尾(ベンチスタート)の復帰があり、布陣的には徳島とミラーゲームとなる4-4-2でもいいのかなと思いましたが、ここは相

【ガンバ大阪】暗黒ソムリエと味わう過去と現在の惨劇

こんばんは、暗黒ソムリエのハシスポです。 先週のFC東京戦も開始早々に先制点を許し、そのまま完封負け。いつも同じような試合ばかりで気づかなかったのですが、これで4連敗ですって。気がつけば仙台にも抜かされ19位だそうです。 近年はすっかり残留争いの常連となってしまったガンバ大阪ですが、今季もまた味わい深い暗黒にどっぷりと浸かってしまっている様子。そこで気になったのが、過去の残留争いシーズンにおいて、現在と同じく12試合を消化した時点での成績。そして、それらと比べて現在の惨状

【PickUpMatch】#015.再現性を求めるべし。不調2クラブで見る「上手くいかない」とは何か。

 昨年のルヴァン杯王者FC東京とリーグ2位のガンバ大阪が苦しんでいる。FC東京はスタートダッシュこそうまく行ったが、直近はなかなか勝ち星が付かずリーグは中位と不甲斐ない成績だ。  もっと大変なのは西の雄ガンバ大阪。開幕してすぐにコロナウイルスの影響もあり、活動できない事情もあったにせよ、リーグ戦は下から2番目と降格圏に沈む。  両チームとも復調のきっかけを掴むべく、味の素スタジアムで行われた一戦を取り上げてみたい。 Topic①:チームとしての共通理解 このゲーム結果から言

何故、東口順昭選手は日本代表に選ばれなかったのか?【ガンバ長谷川の141文字以上の呟き(ボヤキ)】

先日、日本代表が発表されて、ネットの声で多かったのが「何故、東口選手」が選ばれないのか?です。 私の見解はこちらです。 代表チームというのはその時点での最強メンバーではなく、その時の監督の好みだからです。 いくつか理由をあげると、年齢構成の問題。 東口選手が現在35歳、他の選手はこちら。 川島永嗣選手38歳 権田修一選手32歳 シュミット・ダニエル選手29歳 中村航輔選手26歳 年齢では川島・権田選手の間にあたります。 後は直近の浦和戦に代表スタッフが視察に来てい

【忖度なく採点&寸評】もがけばもがくほど沼深し なぜかスラムダンクの『湘北崩壊』を思い出したFC東京戦

【前書き】僕の中では、この試合を持って『ガンバ崩壊』と認定いたしました。 試合後の三浦のコメントが、それを物語っています。。 「お互い要求していこうと(選手間で)話していますけど、その要求が文句だったり、ネガティブなほうに進んでいくのはよくないと思う」 つまり今のチームは、うまくいかないことをお互いがピッチで誰かのせいにしあい、殺伐とした空気が流れているのでしょう。 小野瀬も言っていました。 「チームがバラバラになりかけているのか、なっているのか。何かを変えないと」

ACL日程決定!【ガンバ長谷川の141文字以上の呟き(ボヤキ)】

延期されていたACLの日程が決まりました。 ウズベキスタンでの集中開催が先週決まり、あとは対戦カードという所だったのですが、初めに発表された試合数と同じで6試合での開催となりました。 対戦相手が東地区の国ばかりなので、もう少し見やすい日程になるのかなと思っていたのですが、早くて23時、遅くて深夜1時と見れなくはないが少し遅い時間のキックオフとなりました。 (まあ日本で見れるのかという話もあるのですが...) ここをもう少し詳しく説明しますと、昨年までは日本テレビが日本で

浦和レッズ戦(21/5/16) 【ガンバ長谷川の141文字以上の呟き(ボヤキ)】

日曜の浦和戦残念でしたね。 残念というか、完敗な気もしますが... 立ち上がりこそ、今日はやってくれるんちゃうか?っていう雰囲気はありましたが、失点後は...って感じでしたね。 0-3という今季で1番点差のついた試合ではあったんですが、個人的には安心しました。 負けてんのに何がやねん!と思う方もいると思うのですが、監督交代後って結構ガラっとメンバー、システムとか変わりますよね。 そこがある程度引きつがれていたので、宮本前監督と強化部で方向性は共有されてたんだと安心しました

ツネ様(宮本監督) 解任と成功

先日、ガンバ大阪の宮本監督の解任が発表された。 18年から監督に就任し、昨年はリーグ2位・天皇杯準優勝の好成績であったが、今シーズンは10試合を終えて1勝5敗4分で暫定18位に沈んでいました。多くの強力な外国人選手、日本代表経験者を擁しながら、この成績は厳しい評価は避けられないでしょう。特に得点は10試合で計3点と深刻な状況でした。得点数だけでなく、その内容も得点を期待できるシーンは少なく、ほぼ攻撃の形がないように感じました。レアンドロ・ペレイラ、ウエリントン・シウバ、パト

宮本恒靖監督さらりと解任されてた

昨日の阪神タイガースは来日初先発のアルカンタラが勝利を挙げた。 6回5失点して球数は86球とコントロールの良さを遺憾なく発揮したのである。 アルカンタラが登板して、外国人枠の関係でロハスはお休み。代わりに出場した陽川が決勝2ランを放った。ここまで無安打のロハスは辛い立場となった。もうすぐガンケルも戻ってくるだろうし、高橋遥人が戻ってきたらエドワーズやチェンが中継ぎ要因として一軍に上がってくることも考えられる。 ロハスが活躍できない可能性は昨年にすでに指摘されてたっていう

【忖度なき採点&寸評】ガンバ大阪には何が足りないのか…変わるべきは監督だけではないと感じた浦和戦

【前書き】苦しいチーム状況だったとはいえ、やはりクラブのレジェンドであり、アイドルだった宮本恒靖監督との別れは、寂しく、心に穴が開いたような気持になりました。 そんな心を必死に奮い立たせて挑んだ浦和レッズ戦。 結果は0-3完敗。。。 かつてナショナルダービーと呼ばれていたころも知る年齢の僕にとっては、非常につらく、厳しいものでした。 試合後のコメントで 倉田秋選手が 「皆で今日から変わろうという話をして、いい流れをつかんで上に行こうという気持ちで戦っていましたけど

降格を賭けてまで攻撃的なサッカーを最優先にするべき?

今シーズンが始まる前、こんなnoteを書きました。 この時には、現状がこうなるとは全く思ってもいませんでした。 これからの今シーズンがどうなるかは新監督次第ではありますが、そもそも昨シーズン2位だったチームがここまで苦しむ直接的な要因は、攻撃的なサッカーへの転換にあります。 あくまで報道の限り、という情報になりますが、昨シーズンまでのある程度守りを固めて攻撃には常態的に多くのリソースを割かない仕組みのサッカーから、攻撃面を重視したサッカーへの変更に失敗した感があります。

拍手と手拍子しか聞こえてこないJリーグのスタンド風景に違和感を覚えるわけ

 ガンバ大阪の宮本恒靖監督が解任された。電撃解任という言い方もされているほどなので、突然の出来事と言えるだろう。自動降格圏内の18位。G大阪は新型コロナの感染者を出した影響で、消化試合数が他のクラブより数試合少ない。この低位置はある程度、やむを得ない気がする。  とはいえ、昨季の成績(2位)との落差はあまりにも大きい。高まった期待値を裏切ったことは確かだ。宮本監督には評価が他の監督より厳しくなる、不運と言いたくなる巡り合わせがあった。  下平隆宏(横浜FC)、ザーゴ(鹿島

¥140

政権交代と宮本ガンバ

2021年5月14日 ガンバ大阪は宮本恒靖監督の 監督としての契約解除を発表した。 2018シーズン夏に降格圏に沈むチームの明暗を託されたクラブのレジェンドとの夢は その半ばで閉ざされる形となってしまった。 今年でクラブ創立30周年となるガンバ大阪。 華やかなシーズンにすべく挑んだシーズンに影を落とした要因を時系列で探っていこうと思う。 Jリーグ1の長期政権日本のプロサッカークラブにおいて 監督という立場の人選は非常に難しく 数年単位で入れ替わるのが殆どだ。 しかしながら例