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いわきFC 記事まとめ

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#スポーツ

I.G.U.P 検討委員会レポートvol.14 新スタジアムは、若者たちのチャレンジを支える場所であるべし

年度の締めが迫る2024年3月10日10回目の検討会が開催されました。「年度末・年度はじめ」のバタバタもあり少し更新のタイミングが遅れてきてますが、たっぷりとレポートしていきたいと思います。最後までお付き合いください。広報チームの小松が担当します。 まず、直近のいわきFCですが、2月の開幕試合こそ水戸に白星を献上したものの第2節岡山戦はドローでしのぎ切り、3月9日の第3節、鹿児島戦は3得点を重ねての初白星。「昨日は勝ちましたね」というポジティブな挨拶が検討委員会の冒頭でも見

【レビュー】『土壇場で逃した勝点3』~第2節いわきFCvsファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポートアウェイで先制した岡山。 だが、退場と風が響き勝ち切れず。 古巣戦に燃える岡山の岩渕が、勢いよくゴールに向かった。4分、藤田が相手陣内でボールを奪うと、グレイソンのスルーパスに抜け出した岩渕がシュート。これはGK立川の左足に防がれる。8分には鈴木のロングフィードをグレイソンが頭でフリックし、またも岩渕が抜け出す。しかし、全速力で戻ってきた生駒のカバーに遭い、足を振り抜くことができない。背番号19は立ち上がりに迎えた2つの決定機を仕留めることが

【プレビュー】『持続したい開幕戦の勢い』~第2節いわきFCvsファジアーノ岡山~

マッチプレビュー開幕戦の勢いを持続できるか。 問われる3バックの迎撃能力 岡山は木山体制3年目も最高のスタートを切った。Cスタに栃木を迎えた前節は、“攻守の切り替え”と“前への意識”を存分に発揮。プレシーズンに準備してきたことを全員が体現し、3-0と快勝を収めた。 昨年も一昨年も開幕戦に勝って勢いよくシーズンをスタートさせている。しかし、第2節以降は思うような結果を得られず、序盤戦は足踏みが続いた。2024シーズンは監督や選手だけでなく、クラブからも「今年こそはJ1昇格

I.G.U.P 金澤裕子の「グラレポ委員会」vol.9

I.G.U.P 金澤裕子の「グラレポ委員会」! このコーナーは、いわきFCの新スタジアムを議論する「IWAKI GROWING UP PROJECT」のメンバー、わたくし金澤裕子が、グラフィックレポートで検討委員会の議論の様子をお伝えするコーナーです。 今回は、1月20日にドームいわきベースで行なわれた「第8回分科会1」の様子をグラフィックで振り返っていきます。 今回はユース委員たちが分科会に参加し、昨年開催したユースフォーラムの報告書を発表していただきました。テキスト

I.G.U.P 検討委員会レポートvol.11 レゴブロックでスタジアムのあるいわきをつくってみよう

11月25日になりますが、I.G.U.Pが主催して、第3回ユースフォーラムが開催されました。これまでの2回はファシリテーターを招いての「ワークショップ」形式で若い世代の声を集めてきましたが、今回はよりクリエイティブにスタジアムのあるいわきを考えてみようということで、LEGO®︎とのコラボ企画となりました。 集まった50名の参加者は、グループでおしゃべりや対話をしながら、LEGO®︎ブロックを使っていわきでの思い出、いわきのすばらしいところをカタチにしていきます。それをピッチ

【ファジサポ日誌】71.個の力で跳ね返す~第33節いわきFCvsファジアーノ岡山~

よく勝てたな…一言で表すならそんなゲームであったと思います。 今シーズンは試合内容が良くても、ワンプレーで勝利を逃すことも多かったファジアーノ岡山でしたが、このアウェイいわき戦は逆にワンチャンスを活かして勝利することが出来ました。 逆転プレーオフ進出に向けては、もう試合内容にこだわる必要もそこまではなく、これまで積み重ねてきたものをしっかり出していくことがより大事になります。 今シーズン初の3連勝を飾った一戦を振り返ります。 1.試合内容&スタートメンバー「時間帯別攻勢・守

【レビュー】『執念で掴んだ3連勝』~第33節いわきFC VS ファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポート『ムークが土壇場で決勝点。競り勝った岡山が今季初の3連勝を達成』 岡山は初めて乗り込んだいわきグリーンフィールドで、いきなり仕掛けた。5分、仙波のスルーパスに反応した坂本が倒されてPKを獲得する。得点を渇望してキッカーを志願した坂本のシュートは左ポストに当たり、同コースに飛んだGK高木和にも当たって先制とはならなかった。ただ、岡山は気落ちすることなく相手陣内でのプレーを増やしてゴールに迫っていく。17分のFKではチアゴ・アウベスの地を這うシュー

I.G.U.P 金澤裕子の「グラレポ委員会」vol.3

I.G.U.P 金澤裕子の「グラレポ委員会」! このコーナーは、いわきFCの新スタジアムを議論する「IWAKI GROWING UP PROJECT」のメンバー、わたくし金澤裕子が、グラフィックレポートで、検討委員会の議論の様子をお伝えするコーナーです。 今回は、7月29日にドームいわきベースで行なわれた「第2回分科会1」の様子をグラフィックで振り返っていきます。テキスト版はこちらからご覧になれますので合わせてご覧ください。それではグラレポ、スタートです! 今回は、お二方

I.G.U.P 検討委員会レポート vol.4 高岡敦史さん講演

I.G.U.P第2回委員会後半のリポートでは、今回委員会のメインとなる岡山大学学術研究院教育学域准教授、高岡敦史さんによる「スポーツまちづくりの視点でスタジアムを考える」と題した講話の様子を、委員の北澤卓が紹介させていただきます。電車の遅延により、予定よりも短く駆け足となった講話でしたが、非常に濃密で気づきに溢れた講話となりました。 高岡先生の話は、これまで検討委員会がインプットしてきた様々な要素をきっちりと定着化させるような内容でした。スポーツ、まちづくり、社会課題…これ

I.G.U.P 検討委員会レポート vol.1 キックオフイベント振り返り

いわきFCの新たなスタジアムの整備に向け、2023年6月、スタジアム検討委員会、その名も「IWAKI GROWING UP PROJECT」が誕生しました。いわきに必要とされ、地域のレガシーとして残るスタジアムとはいかなるものかを、サッカー目線ではなく「地域の目線」で検討していくのが、このプロジェクトのミッションです。 この「検討」の現状を、広く市民、サポーターの皆さんに共有するため、いわきFC公式noteのスペースをお借りし、議論の進捗をお伝えするレポートを掲載していくこ

I.G.U.P 検討委員会レポート vol.2 第1回検討会が開催されました

いわきFCの新たなスタジアムの整備に向けて立ち上げられた「IWAKI GROWING UP PROJECT」。いわきに必要とされ、地域のレガシーとして残るスタジアムとはいかなるものかを「地域の目線」で検討していくのが、このプロジェクトのミッションです。 6月に初顔合わせが行われてから3週間。メンバーが一堂に会し、初めてとなる検討会が開催されました。会場は、いわき湯本温泉にあるゲストハウス「Hace」。ワークショップなども開かれ大変盛り上がりました。そこで今日は、プロジェクト

【レビュー】『変化と継続の激突』~第7節ファジアーノ岡山VSいわきFC~

試合結果スタメンマッチレポート変化と継続の対決は岡山が土壇場で追いついてドロー決着 前節から変化を加えた岡山と積み重ねてきたものを継続するいわきの一戦は、1-1の引き分けに終わった。 3試合ぶりの勝利を目指す岡山は、前節から先発6選手を入れ替え、システムを[4-4-2]から[3-4-3]に変更。ボールを中心に人数を掛けて守備を行う相手に対し、幅を取るWBの本山と高木を起点にしつつ、今季初出場のGK堀田も含めて後方から前線の櫻川へロングボールを送りながら縦に早く攻めた。

【プレビュー】『現状打破』~第7節ファジアーノ岡山VSいわきFC~

マッチプレビュー 難しい時を過ごす岡山。現状を打破できるか 岡山は難しい時間を過ごしている。 前節の千葉戦は1-1で引き分けた。リーグ戦で未勝利の“鬼門”フクアリと言え、終始、苦しい時間を強いられる。攻守両面で自分たちの意図したプレーをうまく出せず、相手コートでサッカーをすることを標榜するチームは、自陣でのプレーを余儀なくされた。 それでも、システムを[4-4-2]から[3-4-3(5-4-1)]に変更することで流れを引き寄せた。相手を捕まえることで1対1の局面を意図

クラブ別戦力評価#23 いわきFC

記事編集日:2023年2月8日 みなさん、こんにちは。 2023シーズン開幕に先立ちまして、昨年も行いました戦力評価を行っていきたいと思います。 すでに、2023年に入り、各クラブが開幕に向けてキャンプをおえるなどという状態になってきました。 「クラブ別戦力評価」の第23回は、いわきFC編です。 評価軸としては、「GK」から「FW」の各ポジション、そして「その他」として監督などのスタッフや継続性を「SS」「S」「A」「B」「C」「D」「E」の7段階評価をしていきたいと思いま