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東京ヴェルディ 記事まとめ

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2021年12月の記事一覧

2021年総括 ヴェルディを振り返る  ~さらばレジェンド!ヨミウリよ永遠なれ!~

別れはあまり突然だった 監督として常々プロ意識を口にしてきた永井秀樹。だが、その別れは昇格未達という評価でもなく、あるいはJ3降格、いやJ2残留確定ですらなく、ただ「成績不振のため」という曖昧な理由での離別となった。週刊誌によるパワハラ報道が引き金となったとも言えるが、それだけが原因ともいえない。6月快進撃の後の失速がやはり最大の原因であろう。 緑の遺伝子を受け継ぐ天才少年たちの羽ばたきを最後まで見届けることは出来ず、その職務を離れることとなった永井だが、3年余りの期間で

さらば、はじめての「推し」選手

 今日は残業して、仕事を頑張ろうと思っていた。15時までは。  「ましゃロス」「ガッキーロス」などを鼻で笑っていたが、今ならその気持ちがわかる。鼻で笑ったみなさん、すみません。「ぎわロス」で仕事になりませんでした。すみません。   気がそぞろになったので、さっさと家に帰ることにした。  「よくわからないが、すみやかにこの気持ちをまとめておきたい」。  その思いからか、冬の強風のせいだろうか、自転車で帰っている時間が、今日はいつもより5分も短かった。ありがとう、冬将軍。

勝手に振り返る 2021年シーズン東京ヴェルディ~監督、選手編~

 例年以上に波乱万丈なシーズンでしたね、まさか文春砲を喰らう日が来るとは思ってもみませんでしたね。ピッチ外でいろんなことがあったこの一年は成績も波が激しくどうなることかと心配しつつも終わってみたら今季も安定の中位フィニッシュでしたね。そろそろ上位に食い込みたい。 12位 【42試合 勝ち点58 16勝10分16敗 62得点66失点 得失点差-4】  ではでは、恒例になりつつある勝手に振り返りシリーズを今年もやっていきましょう。 監督永井秀樹 勝ち点37 10勝7分10敗

「大学サッカー 完」 四年 大森渚生

今回noteを担当させていただきます、経済学部4年の大森渚生です。 日本大学サッカー部の選手として発信する機会は最後になります。 まとまりのない文章ですが嘘偽りのない想いを綴ったので最後まで読んでいただけたら幸いです。 この4年間、本当にたくさん苦労しました。 特に最後の1年間はうまくいかないことばかりで、文章では表せないほどたくさん悩み、苦しみました。 チームは下級生時から試合に出ているメンバーが多く、昇格を期待されながらも残留争いに終始し、最終節にようやく残留が決

スタジアムを夢を与える場所へ#3 【㏌東京ヴェルディ】

こんばんは。 第3回となる今回は、東京ヴェルディのスタジアムの1つである「味の素スタジアム」に行ってきました。個人的にSNSを通じて、スタジアムでのイベントや取り組みをよく見かけていて、学ぶことが多くあったチームで行きたいと思っていたので今回お邪魔させて頂きました。 J2リーグ最終戦・ホーム最終戦ということもあり、多くのイベントやホスピタリティについて感じたことがあり充実した時間となりました。 ではここから今回学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。 1.来場者の

【雑感】2021年J2リーグ 第42節 対SC相模原~新たな時代の予感漂う~

東京ヴェルディ 3-0 SC相模原  相模原の残留がかかった大一番であったが、ここ数試合の良い流れを継続出来たヴェルディが終わってみれば快勝した。試合中に相模原が何度か戦い方を変えて変化をつけてくるも上手くいなして掴み取った勝利を振り返りたい。 スタメン 前節・秋田に4-1で快勝したヴェルディ。契約満了が発表された柴崎と福村がスタメン起用され、ベンチには同じく富澤が入った。基本メンバーは前節同様で14123で臨む。  対する相模原は前節・松本に痛恨の引き分けでJ2残留には

『Jリーグジャッジリプレイ #38』感想【DAZN配信番組】

名古屋-浦和 71分のアレ日本代表のベトナム戦のアレなど最近よく取り上げられている機会が多い気がする「オフサイドポジションの選手が相手選手に影響を与えたかどうか」問題。当該シーンではオフサイドポジションに居た小泉(浦和)が相手ゴールキーパーのランゲラック(名古屋)に影響を与えたのどうか。「影響を与えたか」という言葉を厳密に受け止めれば、確かに小泉の存在によりランゲラックのプレーの選択肢を増やした可能性は高いだろう。よって、小泉がランゲラックに全く影響を与えていないとは言えない

来季の陣容は?part2(2022/1/15更新)

J2リーグもシーズンを終え、東京ヴェルディは16勝16敗10分け(勝ち点58)、62得点66失点で12位という結果となりました。昨季と比較すると勝ち点はやや伸ばし、得点力は大幅に向上したものの、リーグワースト3位タイという失点の多さ(昨季比+18)が足を引っ張ったシーズンとなりました。 既に一部選手の契約満了のリリースもありましたが、現時点での来季考えられうる陣容について、私見を挟みつつまとめてみました。  ※各選手の契約期間については、Transfermarktを参考にして