マガジンのカバー画像

高校・大学・社会人野球 記事まとめ

1,900
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

甥っ子と甲子園に行った話(当日編)

こちらが前日までのお話です。 当日早朝、私は新幹線のホームで球児くんと水島さんと合流しました。 2人はそこまで一緒に来ており、球児くんは早速自分で新幹線のこどもチケットを購入したとのことで、水島さんが感心しておりました。 これは、私と母である妹との中で、話していたことでした。 できるだけたくさんの、小さな「初めて自分でやる」を経験させたかったのです。 水島さんの力も借りて、ミッションをクリアしたようでした。 新幹線には慣れている球児くんは、ここでははしゃぐことはありませ

あえて言おう、野球は日本人の「文化」だ

 先日、栗山英樹監督が指揮を執った侍ジャパンがWBCで2大会ぶりの覇権を奪取したことで日本全体が「野球」というスポーツの1種に釘付けとなっているが、日本人は毎春夏に「甲子園」に釘付けとなる民族である。それでは、なぜ日本人がWBC、そして高校野球に夢中になるのか、僕の意見を書いていくこととしよう。 野球は「地域コミュニティ」だ 野球人気の根底にあるものはやはり「地域対抗戦」であるということだろう。高校野球、NPBの間にある大学野球は人気が乏しい理由は地域の中でリーグを作り、そ

第95回選抜記念大会《準々決勝を終えて》

第一試合 作新学院vs山梨学院      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計作新学院 0 0 0 1 0 1 0 1 0 3山梨学院 0 1 7 2 0 0 0 2 × 12 関東大会ばりに躍動した山梨学院がベスト4! 先発は作新学院・川又、山梨学院・林。 林は初戦から中5日、中2日、中1日で4試合目の先発、吉田監督は林と心中か? 山梨学院は序盤からグランドが関東大会のように長打・盗塁・エンドランと伸び伸び野球を展開し、リードを広げていく。 作新学院エース川又は上

#09. プロ野球開幕を迎える前日に

みなさんこんにちは 野球だいすき福良美恵です。 3月の後半 日中はあたたかく、朝晩は冷え込む そんな日々が続いていますね。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 1年に1度 3月のこの時期 私は特にドキドキしています。 プロ野球がいよいよ開幕しますね。 昔から、 我が家でも野球が大好きな父と共に テレビの前で過ごすのが当たり前になっています。 子どものころから、 この時期はできるだけ 野球以外の予定を入れたくない そんな野球少女でした。 大学生になると、 球場

センバツとWBCに見る「日程優位」か「チームの勢い」か。「関東対決」の準々決勝は山梨学院が春夏3度Ⅴの作新学院を下し初の4強入り

春の甲子園は4強が決まった。日本が3大会ぶりに「世界一」となったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と重ねて、「日程優位」か「チームの勢い」か、どちらが優位かを考えたが、「チームの勢い」に勝るものなしと思う試合があった。 29日にあった選抜高校野球の準々決勝。第1試合では「関東対決」が行われた。山梨学院が春夏3度Ⅴの作新学院(栃木)を下して、初の4強入りをつかんだゲームのことだ。 山梨学院は春6回目の出場。夏の10回出場と合わせて計16度の甲子園出場がある。しかし

春のセンバツ高校野球、キーワードは平常心と徹底的にと

昨日は春の高校野球、センバツ大会にてベスト8準々決勝の4試合が行われました。 第3試合では、大阪桐蔭と東海大菅生戦、 大阪桐蔭のエースで今年はキャプテンにも 任命された前田君が先発をしました。 昨年の夏の甲子園では準々決勝で下関国際に 9回表で逆転をされ、そのまま敗戦。 あの試合、いつものポーカーフェイスな 投球の前田君らしからぬ? 何かに飲まれ込まれたような、 平常心とはなれない、焦る前田君を 初めて目の当たりにしました。 その悔しい敗戦を経験したことで、 とても

選抜4強は、どんなタイプのチーム?データ分析してみた

選抜高校野球も、ベスト4が出揃いました😃 4校とも、強いのはわかっています。 ただ、どういう強さなのか? どんなタイプのチームなのか? 甲子園での3、4試合のデータからわかる、4校の比較をグラフにしてみました! まとめ有利に見えるのは、広陵と報徳学園。この2校が勝ち上がるか?! 山梨学院と大阪桐蔭は、特定の投手への依存率が高過ぎる。。。 攻撃陣が好調の報徳学園、エラーの少ない山梨学院という特徴がある バント、盗塁など、サイン系で果敢に挑んでくるチームスタイルは

第95回選抜記念大会《準決勝の展望》

第一試合 山梨学院vs広陵 関東か?中国か?地区王者対決! 1回戦  山梨学院3-1東北 2回戦  山梨学院4-1氷見 3回戦  山梨学院7-1光 準々決勝 山梨学院10-3作新学院 2回戦  広陵5-0二松学舎 3回戦  広陵3-2海星 準々決勝 広陵9-2専大松戸 他の地区王者と戦わず勝ち上がってきた、関東と中国の地区王者。 山梨学院エース林はここまで4試合全てに先発し、33.2回、436球、与四死球はなんと2個。球速は130km前半ながらも内外へ投げ込み、しっ

東北地区社会人・大学野球対抗戦の記事に入りきらなかった振り返り&取材中に感じたほんの少しの”寂しさ”について

2023年初のnote更新が3月末になってしまいました。 今回は、3月25日に取材した東北地区社会人・大学野球対抗戦の記事で取り上げられなかったものの、個人的に印象に残った選手を紹介します。 試合を観ている最中、試合後に取材したい選手を頭の中で何人かリストアップするのですが、もちろん時間の都合などで全員に話を聞くことはできません。記事で取り上げた選手以外にもこんな選手の活躍が光っていたよ、というのをほんの一部ですがお伝えできればと思います。 ちなみに記事は↓です。もしよ

¥100

第152回九州地区高等学校野球長崎県大会2回戦 大崎vs瓊浦高校❤️‍🔥

2023年3月28日(火) 9時28分~11時29 分(中断10分) 佐世保市総合グランド野球場 2回戦 大 崎 7-5 瓊 浦 シード校として2回戦から登場した大崎は、1回戦で「西彼杵・佐世保西 合同チーム」に10-0(5回コールド)で勝利した「瓊浦高校」と対戦しました。 試合は、瓊浦高校の先攻で始まりました。瓊浦は 1回 緊張から固くなった大崎先発の大橋(3年)から、先頭打者が四球で出塁し無死一塁、盗塁、2番打者の犠打で、一死3塁とし3番打者が一二塁間を抜ける右前先制

2023/3/30 浅草マンキースで初心に帰る

昨日分の日記にも書いた通り、昨日と今日の境があいまいである。 日記を書き終えたのが3:30頃。そこから横になったのだが寝付けず、気づけば5:30を過ぎた。 ここまで起きているとお腹もぺこちゃんになってくる。思い切って朝ごはんを食べてから寝るという判断ををする。 いつも通りカレーを食べる。7:00ころにようやく眠たくなってくる。 今日は草野球の日だが、昨日の夜の雨の影響で中止となる可能性があった。8:30にグループラインでご連絡をいただけるとのことで、そこまでは寝ることができ

【応援団】団内の認識は一致させよう

こんにちは、サク来です。 先日、西武・山川選手の応援歌の歌い方を巡ってあれこれと話題になっていることはご存知でしょうか。 完結に言うと、今までの歌い方が間違いであり、この歌い方こそが正しいということでした。 これに関して様々な賛否の意見が飛び交っておりますが、2017年に発表された応援歌が何故今になってこのような事態になったのか。 若獅子会はその原因のひとつに応援団内での団員の認識の不一致があったことを認め、改善策を講じました。 誤りを認め、対策を示すことは素晴らし

開幕直前!どこよりも詳しく東京六大学野球2023年春季リーグの見どころ伝えます!

こんにちは、シュバルベです✌︎('ω'✌︎ ) 早いもので2023年ももう三月が終わろうとしています。4月になったら始まるもの、それは東京六大学野球ですね?開幕まであと1週間ちょっととなりました。今年もこの春の東京六大学野球の見どころを綴っていこうと思います。 コロナも収束の気配を見せ、この春からついに応援席が復活。観客も一体となった熱い応援も見どころで、選手たちも最初はびっくりするかもしれません笑。 このnoteでは大学別に、①昨年の振り返り ②今年の投手 ③今年の野

第95回選抜記念大会《9日目の展望》

26日(日)雨天順延の影響を大きく受ける8校が登場。 決勝戦までの日程が28日、29日の連戦、30日休養日、31日、1日の連戦と5日間で4試合の強行スケジュール。 1週間500球の球数制限を設けたり、延長10回からのタイブレークを導入し、選手の負担軽減と謳っているが、建前だけの高野連。 雨天順延しても休養日をカットせずに運営する方法を導入すべき。ますます選手層の薄い公立校の優勝が無くなってしまう。 こうなったら1日朝から土砂降りで順延させ強制的に2日(日)決勝戦になる事を祈