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北海道日本ハムファイターズ 記事まとめ

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#パリーグ

意地を見せれば、必ず得るものがある。日本ハムのドラ1、2バッテリーが1軍初出場。チームは負けても大きな収穫があった。黄金ルーキーの今後に注目!

意地を見せれば、必ず得るものがある。日本ハムが交流戦最終戦で、ドラフト1位と2位のバッテリーを抜擢した。今季の交流戦はすでに負け越しが決まっている。それでも1試合1試合に全力で臨む。黄金バッテリーは1軍初出場。ゲームをしっかり作った。チームは延長戦の末にサヨナラ負けを喫したが、今後の戦いに向けて、大きな収穫を得た。 18日に甲子園で行われた阪神戦。交流戦は楽天の優勝が決まっていたが、日本ハム、阪神共に各リーグの2位につけている。ペナントレースの長い戦いの中で、1試合もおろそ

20回目のセ・パ交流戦、見所満載

 球界再編から20年ということは、すなわち交流戦も20回目ということだ。毎年青葉美しき季節に、セ・パの両雄が対決するのはおなじみになった。今回は、そんな交流戦の見どころを独断で選定したので、是非皆様と共有させて頂きたく思う。 【Bs-S】奥川恭伸、涙の5回79球 奥川という男のプロデビューは鮮烈だった。北陸の古豪・星稜高の天才エースがドラフト1位で鳴り物入りの入団しそのまま9勝を挙げる活躍。特に巨人戦にはめっぽう強く、日本シリーズ進出を競ったクライマックスシリーズでは巨人打

【パリーグ/編成】各球団の今季ブレイク候補を予想しよう。

ご無沙汰しております。 どうも、ふじです。 NPBも開幕から50試合程度を消化し、各チームの状況なども少しずつわかってきました。 好調な選手もいれば、不調な選手もいます。 そんな中で、チーム力をさらに上げるためにも「若手の台頭」は欠かせません。 ということで今回は、だいぶ遅いような気もしますが各球団のブレイク候補をあげていこうと思います。 (1)西武 山村 崇嘉(東海大相模高/左内野/21歳) 山村は、東海大相模高から2020年にドラフト3位で指名された左の内野手。

オールスター、僕の投票内容とその理由

※文中の成績は全て令和6年6月8日時点のものです。  今夏のオールスター開催地はセパで好対照。セ・リーグは戦前から野球のメッカとして多くの名試合を繰り広げてきた神宮球場で、パ・リーグは会場2年目のエスコンフィールドと新旧の名球場の共演である。今回は、そんなオールスターにふさわしいと思った25人を選定したので、その選手たちと選定した理由を拙文でお伝えすることとしよう。 先発投手才木浩人(T)、山﨑福也(F)  まずセ・リーグの先発投手は阪神の才木に投票した。右肘靭帯損傷の

オールスターのファン投票。日本ハムが「独占」状態。指揮する監督もファン投票で選べばいいのに。新庄監督のサイン「ホームスチール」が見たい!

オールスターのファン投票が続いている。3日の中間発表では、日本ハムの選手が10部門中9部門でトップを占めている。そのうち内野全8部門は日本ハム勢が「独占」状態。現在パリーグで3位につけるなどAクラスにつけていることなどが投票の好結果につながっている。私は指揮する監督もファン投票で選べるようにすればいいのにと思うのだ。 日本ハムは3日段階で、28勝20敗2分けでパリーグ3位につけている。ポストシーズンのクライマックスシリーズ(CS)出場圏内だ。昨季まで2年連続リーグ最下位だっ

ふりむけば千葉ロッテマリーンズ~11連勝を記録~

いま、プロ野球ファンがざわついている。 それは、 ロッテが11連勝中ということ。 この連勝は誰か予想していただろうか。 なお、筆者はロッテのファンではない。 しかしながら、この事実を見逃すわけにはいかない。 (一体、どこのファンなんだ) 気づいたのは10連勝したときもっと世間よ、騒いでくれ。 わたしが気づいたときにはロッテは10連勝していた。 パリーグは日ハムが2位になったという記事を わたしが書いた以降、 ずっと「ソフバと日ハムの2強状態」が続いていた。 日ハムの調

日本シリーズの「前哨戦」。きょうからセ・パ交流戦。各リーグの上位勢がいきなり激突。3週間各18試合の戦いが開幕

日本シリーズの「前哨戦」。きょう28日からプロ野球のセ・パ交流戦が3週間にわたって行われる。開幕カードには、いきなり各リーグの上位勢がぶつかる対戦も。序盤からギア全開でないと、チームの失速につながりかねない。各チーム18試合ずつ。ペナントレースに勢いを生むチャンスでもある。苦境にいるチームにとっては反転攻勢への起爆剤だ。 セリーグでトップを走る阪神は、開幕カードでパリーグ2位の日本ハムと対戦する。昨季38年ぶりに日本一となった阪神。一方の日本ハムは2年連続リーグ最下位。対照

【検証】バットに当てるのが上手い選手ほど打撃成績悪くなりやすい説

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。 昨年のドラゴンズの選手の成績をまとめている中で、興味深い事実がありました。それは、打撃が課題とさんざん言われていた龍空が、実はストライクゾーンのボールに対してコンタクトする能力は非常に高かったことです。 この辺から自分は、「実はコンタクト能力の高い選手は、本来打つべきではないボールまでフェアゾーンに飛ばしてしまい凡打になりやすい(=打撃成績が悪くなりやすい)」のでは?という

野球の勝負は金次第なのか。平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走。一方で、2021年には年俸最下位チームがパリーグを制したことも

金持ちがますます豊かになる格差社会。プロ野球の勝負も金次第なのか。今季の平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走している。セリーグでも平均年俸3位の阪神がリーグ首位、年俸2位の巨人がリーグ2位で追いかけている。一方で2021年には12球団で平均年俸最下位だったチームがパリーグを制したこともある。これでこそ野球は面白い。 労組日本プロ野球選手会が、今季の日本人選手の平均年俸調査を行い、結果を発表した。これによると、球団別で平均年俸のトップはソフトバンクの6806万円だ

弱者は粘って天下を取りに行く。2年連続最下位の日本ハム。ロッテ「完全試合男」朗希投手を待球策で攻略。六回に一挙5得点のビッグイニングで逆転勝ち

弱者は粘って天下を取りに行く。その意気込みが伝わってくる試合だった。2年連続最下位に終わっている日本ハム。ロッテの「完全試合男」佐々木朗希投手に相対した。日本ハム打線は粘って粘っての待球策を貫く。徐々に相手の体力を奪っていき、六回にビッグイニングを作って逆転勝ち。弱くても勝てます。そのためには、あきらめず粘ることが重要なのだ。 日本ハムは5年連続Bクラスに終わっている。しかも、ここ2シーズンは最下位止まり。今季の日本人平均年俸も12球団で最下位の3483万円。パリーグ首位を

日ハムが2位ということ

いま、プロ野球ファンがざわついている。 それは、 日ハムが2位ということ このスタートダッシュは誰か予想していただろうか。 なお、筆者は日ハムのファンではない。 しかしながら、この事実を見逃すわけにはいかない。 日ハムの監督はあの人12球団の監督は誰でしょう と一般人に聞いたとき、 間違いなく回答率が高いのは日ハム 日ハムの監督は新庄監督。 就任会見を開いたのは2021年11月。 このとき、野球ファンはざわついた。 「指揮を執るだと??」 就任初年が単年(1年)契約聞

最後まであきらめない。何が起こるか分からないから。2点を追う延長十一回2死走者なし。日本ハムが2連打で九死に一生を得る同点劇。ソフトバンクは白星するり

最後まで絶対にあきらめないことだ。何が起こるか分からないから。2点を追う日本ハムは延長十一回2死走者なしと絶体絶命のピンチに陥っていた。もう無理。そう考えてしまうものだが、ここから2連打で同点に追いついた。九死に一生を得る同点劇となった。一方のソフトバンクは白星がするりと逃げていった。「野球は2死から」。格言通りの熱戦だった。 17日に北海道で行われた日本ハム対ソフトバンク。上位チーム同士の戦いとあって、試合は九回を終えて2-2と決着がつかず、延長戦にもつれこんだ。 十一

格差社会が固定化するのは寂しすぎる。プロ野球のパリーグ。昨年のAクラス組が今季も上位3位を占める。セリーグは昨季最下位の中日が今季トップなのに

格差社会が固定化するのは、あまりに寂しすぎる。プロ野球は各チームが今季13~15試合を終えている。シーズンの10分の1を終えた計算だ。その中で、昨季のパリーグAクラス組が、今季も上位3位を占めている。格差社会が固定化しているようにも思われる。一方でセリーグでは昨季最下位の中日が、今季首位に立つ健闘ぶりだ。パの下位組よ、奮起せよ! 昨シーズンのパリーグは、オリックスがリーグ3連覇を達成した。86勝53敗4分けで勝率6割1分9厘と圧倒的な強さを見せつけた。15.5ゲーム離されて

【プロ野球】2024年度 パ・リーグ戦力比較・勝利数予想

1.はじめに 先日開幕したプロ野球のレギュラーシーズンだが、パ・リーグは、昨年までオリックスが3連覇して独走状態だった。今季4連覇を果たすには山本投手が抜けた穴を誰が埋めるのか、他球団が新戦力を補い雪辱を晴らすのか、各球団の7つのカテゴリー(総合力・先発力・救援力・打撃力・守備力・機動力・精神力)を、昨年スコアラーとして各球団を調べ尽くしたデータを基に、今季の戦力と比較してシーズンの勝利数を予想してみた。 2.昨季の順位2023年度 順位表(カッコ内は首位とのゲーム差) 1

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