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北海道日本ハムファイターズ 記事まとめ

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#パリーグ

夏はやっぱりド派手にいきたい!日本ハム・万波選手がプロ初の満塁アーチ。延長での値千金弾。高校時代はハマスタで2度のバックスクリーン弾。まさに「夏男」だ!

夏はやっぱりド派手にいきたい!日本ハムのスラッガー、万波中世選手(24)がプロ初となる満塁ホームランをかっ飛ばした。延長にもつれる厳しい展開で、チームに勝利をもたらす値千金のアーチだ。高校時代もプロ使用の横浜スタジアムで2度のバックスクリーン弾を放っている。これぞ「夏男」!万波選手が夏の主人公に躍り出そうだ。 6日に仙台で行われた楽天との3連戦の初戦。パリーグ3位の日本ハムにとって、このカードで3連敗を喫すれば、4位楽天に追い抜かれるタフなめぐり合わせだった。 試合は五回

プロ野球「夏の通信簿」。日本ハムに「たいへんよくできました」。2年連続最下位チームが前半戦Aクラスでターン。57本塁打はパリーグトップ。地元での球宴に一発を期待!

プロ野球は前半戦が終了。「夏の通信簿」が各チームに手渡されるとしたら、日本ハムには「たいへんよくできました」とハンコが押されるだろう。2年連続最下位チームが今季3位とAクラスでターン。チーム本塁打57本はパリーグトップを走っている。23日には地元北海道でオールスターが行われる。ハム戦士に一発が出るか楽しみだ。 日本ハムは2年連続パリーグ最下位だった。就任3年目の新庄剛志監督にとって、今季は勝負の年だ。 開幕ダッシュに成功し波に乗る。交流戦は7勝10敗1分けと勢いに陰りが見

弟は偉大な兄を越えられるか。秋田の金足農が6年ぶり夏の甲子園。エースは2年生吉田大輝投手。兄は6年前の全国準Ⅴ右腕、現在プロで活躍する輝星投手

6年前の夏を思い出す。高校野球は全国選手権100回目の節目だった。秋田の金足農業高が「カナノウ旋風」の快進撃で甲子園決勝まで勝ち進んだ。そして今年、あの年以来となる夏切符をつかんだ。エースは2年生右腕吉田大輝投手。6年前のエースは兄の輝星投手(現オリックス)だった。弟は兄を越えることができるだろうか。夏の楽しみが一つ増えた。 今夏の金足農はノーシードからの勝ち上がりだった。初戦で第1シードの明桜を下して波に乗る。次の3回戦、準々決勝まで、エースの大輝投手が完投。2年生が3試

ポジティブ思考が明るい未来を生む。今季折り返し地点の日本ハム。「2度目の開幕戦」。5連敗中のチームが息を吹き返し、再び貯金生活に。球宴もあり今月は「ファイターズ月間」

ポジティブ思考が明るい未来を生み出す。今季折り返し地点を迎えた日本ハム。5連敗中と苦境にいたチームだが、新庄剛志監督は前向きだ。「2度目の開幕戦」と位置付けた72試合目。日本ハムが逆転勝利を収めて、再び貯金生活に入った。「開幕勝利」と喜ぶ指揮官。今月は本拠でオールスターも行われる。「ファイターズ月間」へ新たな一歩を踏み出した。 前半戦好調だった日本ハム。貯金は最大「9」あった。しかし、6月終盤に5連敗を喫するなどして「ゼロ」に。それでも新庄監督は下を向かない。「2度目の開幕

大漁だ!勢いと勢いがぶつかる「潮目」では大量得点が生まれる。交流戦Vの楽天と今季復活の日本ハムが激戦。満塁本塁打が飛び交い、壮絶なドロー決着に

勢いと勢いがぶつかる「潮目」には好ゲームが生まれる。チーム創設20年目で初めて交流戦を制した楽天。そして2季連続最下位だったが復活途上の日本ハム。同じリーグ同士の戦いに戻った一戦で激闘が生まれた。互いに満塁本塁打が飛び交う空中戦。最後は延長十二回でも決着がつかず壮絶なドロー決着。パリーグの「潮目」には熱いドラマがある。 漁業の言葉で使われる「潮目」。海流同士がぶつかりあう場所は好漁場となる。日本の場合、太平洋側で千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)のぶつかる東北地方が漁業の好

意地を見せれば、必ず得るものがある。日本ハムのドラ1、2バッテリーが1軍初出場。チームは負けても大きな収穫があった。黄金ルーキーの今後に注目!

意地を見せれば、必ず得るものがある。日本ハムが交流戦最終戦で、ドラフト1位と2位のバッテリーを抜擢した。今季の交流戦はすでに負け越しが決まっている。それでも1試合1試合に全力で臨む。黄金バッテリーは1軍初出場。ゲームをしっかり作った。チームは延長戦の末にサヨナラ負けを喫したが、今後の戦いに向けて、大きな収穫を得た。 18日に甲子園で行われた阪神戦。交流戦は楽天の優勝が決まっていたが、日本ハム、阪神共に各リーグの2位につけている。ペナントレースの長い戦いの中で、1試合もおろそ

20回目のセ・パ交流戦、見所満載

 球界再編から20年ということは、すなわち交流戦も20回目ということだ。毎年青葉美しき季節に、セ・パの両雄が対決するのはおなじみになった。今回は、そんな交流戦の見どころを独断で選定したので、是非皆様と共有させて頂きたく思う。 【Bs-S】奥川恭伸、涙の5回79球 奥川という男のプロデビューは鮮烈だった。北陸の古豪・星稜高の天才エースがドラフト1位で鳴り物入りの入団しそのまま9勝を挙げる活躍。特に巨人戦にはめっぽう強く、日本シリーズ進出を競ったクライマックスシリーズでは巨人打

【パリーグ/編成】各球団の今季ブレイク候補を予想しよう。

ご無沙汰しております。 どうも、ふじです。 NPBも開幕から50試合程度を消化し、各チームの状況なども少しずつわかってきました。 好調な選手もいれば、不調な選手もいます。 そんな中で、チーム力をさらに上げるためにも「若手の台頭」は欠かせません。 ということで今回は、だいぶ遅いような気もしますが各球団のブレイク候補をあげていこうと思います。 (1)西武 山村 崇嘉(東海大相模高/左内野/21歳) 山村は、東海大相模高から2020年にドラフト3位で指名された左の内野手。

オールスター、僕の投票内容とその理由

※文中の成績は全て令和6年6月8日時点のものです。  今夏のオールスター開催地はセパで好対照。セ・リーグは戦前から野球のメッカとして多くの名試合を繰り広げてきた神宮球場で、パ・リーグは会場2年目のエスコンフィールドと新旧の名球場の共演である。今回は、そんなオールスターにふさわしいと思った25人を選定したので、その選手たちと選定した理由を拙文でお伝えすることとしよう。 先発投手才木浩人(T)、山﨑福也(F)  まずセ・リーグの先発投手は阪神の才木に投票した。右肘靭帯損傷の

オールスターのファン投票。日本ハムが「独占」状態。指揮する監督もファン投票で選べばいいのに。新庄監督のサイン「ホームスチール」が見たい!

オールスターのファン投票が続いている。3日の中間発表では、日本ハムの選手が10部門中9部門でトップを占めている。そのうち内野全8部門は日本ハム勢が「独占」状態。現在パリーグで3位につけるなどAクラスにつけていることなどが投票の好結果につながっている。私は指揮する監督もファン投票で選べるようにすればいいのにと思うのだ。 日本ハムは3日段階で、28勝20敗2分けでパリーグ3位につけている。ポストシーズンのクライマックスシリーズ(CS)出場圏内だ。昨季まで2年連続リーグ最下位だっ

ふりむけば千葉ロッテマリーンズ~11連勝を記録~

いま、プロ野球ファンがざわついている。 それは、 ロッテが11連勝中ということ。 この連勝は誰か予想していただろうか。 なお、筆者はロッテのファンではない。 しかしながら、この事実を見逃すわけにはいかない。 (一体、どこのファンなんだ) 気づいたのは10連勝したときもっと世間よ、騒いでくれ。 わたしが気づいたときにはロッテは10連勝していた。 パリーグは日ハムが2位になったという記事を わたしが書いた以降、 ずっと「ソフバと日ハムの2強状態」が続いていた。 日ハムの調

日本シリーズの「前哨戦」。きょうからセ・パ交流戦。各リーグの上位勢がいきなり激突。3週間各18試合の戦いが開幕

日本シリーズの「前哨戦」。きょう28日からプロ野球のセ・パ交流戦が3週間にわたって行われる。開幕カードには、いきなり各リーグの上位勢がぶつかる対戦も。序盤からギア全開でないと、チームの失速につながりかねない。各チーム18試合ずつ。ペナントレースに勢いを生むチャンスでもある。苦境にいるチームにとっては反転攻勢への起爆剤だ。 セリーグでトップを走る阪神は、開幕カードでパリーグ2位の日本ハムと対戦する。昨季38年ぶりに日本一となった阪神。一方の日本ハムは2年連続リーグ最下位。対照

【検証】バットに当てるのが上手い選手ほど打撃成績悪くなりやすい説

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。 昨年のドラゴンズの選手の成績をまとめている中で、興味深い事実がありました。それは、打撃が課題とさんざん言われていた龍空が、実はストライクゾーンのボールに対してコンタクトする能力は非常に高かったことです。 この辺から自分は、「実はコンタクト能力の高い選手は、本来打つべきではないボールまでフェアゾーンに飛ばしてしまい凡打になりやすい(=打撃成績が悪くなりやすい)」のでは?という

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野球の勝負は金次第なのか。平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走。一方で、2021年には年俸最下位チームがパリーグを制したことも

金持ちがますます豊かになる格差社会。プロ野球の勝負も金次第なのか。今季の平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走している。セリーグでも平均年俸3位の阪神がリーグ首位、年俸2位の巨人がリーグ2位で追いかけている。一方で2021年には12球団で平均年俸最下位だったチームがパリーグを制したこともある。これでこそ野球は面白い。 労組日本プロ野球選手会が、今季の日本人選手の平均年俸調査を行い、結果を発表した。これによると、球団別で平均年俸のトップはソフトバンクの6806万円だ