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北海道日本ハムファイターズ 記事まとめ

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2022年5月の記事一覧

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/31 負けに不思議の負けなし

 あまり振り返る気にもならない、ほとんど見せ場も、収穫もない敗戦。相手先発が良かったことは確かですが、野村・清宮・アルカンタラ・宇佐見とレギュラーが一気に4人スタメン落ちで、四番に上川畑が入るというお試し打線では、最初から勝ち目も薄かったというのが正直なところです。疲れている選手をどこかで休ませることが必要としても、一気に4人も休ませるのはやりすぎでは(それでいて最後に野村も清宮も代打に出すんだから一貫してない)。長打を期待できるのが万波だけというピストル打線相手だから相手投

スカウトを追いかけている。

私はかつて、ある「野球選手」のファンだった。 過去形にしたのは、もう彼は現役の選手ではないからだ。 ずっと歳上の人だったから、今でいうところのガチ恋とかリアコなんて対象ではなく、純粋に選手として好きだった。 彼に限らず、選手に対してファン以上の感情になったことはないが。 ファンサはきちんとしてくれるけど、愛想のよい人ではなかった。 いわゆる強面。 当時のチームには結構イケメンが多かったから、わざわざ好んで彼を推す女子はいなかったと記憶している。 かくいう私ももう1人の推しは

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/29 祝・根本悠楓プロ初勝利

 勝っても負けても今日の試合の鍵を握るのは先発の根本だと思っていましたが、なんとかプロ初勝利を挙げることができました。立ち上がりはとにかく制球が不安定で球が高めに浮きまくり、3回も持ちそうにない感じでしたが、徐々に立ち直って5回93球被安打5与四球2失点2という内容。6回を投げきれなかったのでQSとはいきませんでしたが、まずまず合格点と言えるでしょう。あまりの荒れ球に巨人打線が的を絞れない感じもありましたが、打線の援護と、なにより宇佐見のリードが大きかったと思います。前回の先

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/28 若手起用の是非

 最終回、先頭の万波が内野安打で出て、なんとかここから繋いで一矢報いてほしいと思っていたら、なんとアルカンタラに代打杉谷。しかも登場曲がハム時代の中田の登場曲。これを「素敵なファンサービス」「気の利いた演出」と思った人もいたかもしれませんが、私は馬鹿にされたような気がして、非常に不快でした。4点差あるとは言え、まだ試合が決まったわけでもない。勝つために最後の1球まで全力を尽くすのがお客さんからお金をもらうプロとしての最低限の責務だと私は思いますが、4点差でアルカンタラに代打杉

スコアラーという仕事をする人のこと。

プロ野球のベンチ入りのメンバー表には、監督、コーチ、選手、トレーナー、通訳、マネージャーの他にスコアラーという項目がある。 本来の意味は記録員だが、日本の球界においては、対戦チームを分析したり自軍を客観的に判断したりする役目を持つチームスタッフを指す場合がほとんどだ。 ベンチにいるのは後者。 自軍を客観的に判断する役目であるチーム付きスコアラーということになる。 対戦チームを分析する先乗りスコアラーからのデータをまとめ、自軍に伝え、作戦などのベースを作っていく立場だ。 試合

さよなら、僕らのヒーロー

忘れもしない去年の8月、チームに、ファンに、野球界に激震が走ったあの事件からおよそ10か月ぶりの再会だった。 事件直後はじくじくと痛みなにかの拍子に血を吹き出していた心の穴もこの期間で随分と塞がっている、はずだった。それが全く大丈夫じゃなかった。 思ってたのと違うよ、だってその後にあったノンテンダー、同じくらい身を切られるような思いをしたあの移籍騒動に関係した2選手、大田と西川と対戦したときは大丈夫だったんだ。普通に「移籍した元ファイターズの選手」として受け入れられたんだ。

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/26 石川直の9球、北山の23球

 3連戦の3試合目。今日も生観戦の予定でチケットも確保していましたが、直前に仕事が入ってしまい、チケットはヤクルトファンの友人に譲って私は自宅で仕事の準備。途中までは合間にテレビ観戦してましたが、伊藤が逆転を許したあたりで仕事モードに。なのでそのあとの展開はネットの速報でしか確認してませんし、以下に書くのは録画を見ての感想です。  8回表にやっとのことで1点を返し1点差に詰め寄った直後、相手に1点を追加され再び2点差に突き放されて9回表のハムの攻撃を迎えた時は、ヤクルトファ

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/27 上沢、エースの投球

 今日はもう上沢の投球に尽きます。9回123球の完投勝ち。失点2ですがエラー絡みなので実質完封みたいなものです。2点とられた5回にリズムを崩し40球を要したものの、それ以外は1安打1四球で二死一二塁となった3回のみがピンチらしいピンチで、特に同点に追いつかれたあとは、丸の四球のみで一人のランナーも出さず相手にマトモにバッティングをさせない気迫のピッチング。このままズルズルと終わるわけにはいかないというエースの意地を感じましたね。もちろんヤクルト3連戦でブルペンを総動員し、また

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/25 連夜のサヨナラ負け

 神宮球場からの帰り道です。友人と反省会してきました。 うーん、さすがに今日は勝てるかと思ったんですがね。二日続けて生観戦でサヨナラ負けはこたえます。 9回表に2点とって勝ち越したあとの一死一、三塁でダブルスチールをやって失敗。結局追加点を取れず2点リードのまま9回裏に突入したところが、最大の分岐点だった気がします。いい流れを奇策失敗で断ち切って、なんかイヤな予感がしたんですよね。もう1点どうしても欲しかったのはたしかですが、その策がダブルスチールで本当によかったのか。そ

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]5/21 祝・宮西800試合登板

 宮西の節目の800試合登板は4点リードした9回表と、お膳立ては完璧。最後の打者がパリーグ最強のスラッガー・山川というのも良かったですね。投げるたびに記録を更新するような大投手ですが、ヒーローインタビューを見ても全然枯れた様子はないし、まだまだやってくれそうな気配。左のセットアッパーとしての地位は堀に譲った形になってますが、もちろん堀がダメならいつでも自分が投げてやる、という気概はまだまだ持っているはず。次の目標は15年連続50試合登板で岩瀬の記録に並ぶこと、その次は16年連

日ハム吉田はバトンを繋ぐか

北海道日本ハムファイターズの4年目吉田輝星がブルペンで輝きを放ち始めました。 球団も本人も高校生の当たり年のドライチだったため、先発ローテーションに入り将来のエースに、と言う目論見があったと思いますが、如何せんスライダーの精度、切れともに1軍でスターターをやるには物足りなかったため、なかなか1軍定置ができませんでした。

¥100

【病みつきになる】きつねダンスまとめ【ファイターズガール】

こんにちは。 遠藤弘隆です。 最近ハマっているダンスというか音楽があります。 それは、『きつねダンス』です。 きつねダンスとはきつねダンスはポロ野球北海道日本ハムファイターズのホームゲームでのイニング間に行われているダンスです。 北海道日本ハムファイターズのオフィシャルリアチームであるファイターズガールが踊っていて一部で話題になっているダンスです。 実は選手間でもハマる人が続出し、福岡ソフトバンクホークスの松田選手など他球団の選手に前影響を及ぼしています。 ファイターズ

スターへの登竜門【F】

 これまで打順に流動性を持たせ、様々なパターンの打線を組んできたBIGBOSSが、5月10日から当面の間、ファイターズの近未来の核を担うプロスペクトトリオ 3番・清宮幸太郎(22歳) 4番・野村佑希(21歳) 5番・万波中正(22歳) を固定して起用することを明言した。  "スター"候補筆頭の3人について、データから成長と課題を見ていこう。 1 清宮幸太郎、5年目の進化 開幕前から理想のスイングデザインを追求し、打撃改造に取り組んできた清宮。打率こそプロ入り後の過去4年と同

今季初の四連勝! 新庄さんの厳しい叱咤が効いたのか?チームが整ってきたからなのか? さまざまな気持ちと言葉が交錯するファイターズは。

5/10(火)久しぶりに札幌ドームに出かけて見た試合は、ひどいものでした。エラー連発、ランナー3塁のチャンスでことごとく失敗。走塁ミス…。 負けるべくして負けたゲーム。 「なんでバット振れないんだろう?」 と清宮幸太郎、その日最後の打席を見て。球場でぼやいていたけれど。 翌日のネット記事に 「1軍に残りたいという姿勢が全く見えない。バットを出さない限り一生結果は出ない」 という新庄剛志監督のコメントが出ていました。 それまで選手について擁護する発言が続いていた監督