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京都サンガF.C. まとめ記事

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2023年5月の記事一覧

新米サポーター スタジアムへゆく③ 2022年5月29日 京都サンガVS川崎(J1第16節 ホーム)

 サッカーをしたことも観たこともなかった記者が、熱烈な京都サンガF.C.サポーターである職場の先輩に連れられて観戦に行きました。すると、自分でもびっくり、とても楽しくてはまってしまいました。いまだにルールはほとんど分かりませんが、昨シーズンのサンガ観戦を振り返り、観戦にはまっていく過程を絵と文でお届けします。 前回の記事はこちら この日の相手は王者・川崎!  今日の相手は川崎。試合前、フードコートで早速ビールを飲んでいるきっすい先輩から「川崎はすごく強いチーム」と教えて

2023明治安田生命J1リーグ第13節 京都サンガF.C. vs セレッソ大阪 マッチプレビュー

こんにちは、Masyuです。 GW3連戦を1勝2敗で終え、ダービーこそ勝利したものの、内容・結果ともに乗り切れない結果となりました。 しかし、鹿島戦の翌日に行われた神戸とのTMは控え組中心で9-0で快勝!来週の試合以降が楽しみになりました。 さて、その楽しみな試合がやってきます。 今季既に2回負けている京都との一戦です。 ◆対戦相手:今季の京都サンガ■絶好調・豊川雄太 2020年から21年にかけて2年間セレッソに在籍した豊川雄太。 京都に移籍し、昨年の大勝負となったJ

ストライカーという生物【5月3日(水・祝) 京都サンガFC×川崎フロンターレ観戦記】

 5月3日(水・祝)14:00~、サンガスタジアムby京セラで行われた、京都サンガFC×川崎フロンターレを現地観戦した。  個人的には今季初のJ1観戦であり、初のサンガスタジアム参戦。昨年も好ゲームを繰り広げたカードという事もあり、非常に楽しみな一戦となった。  大阪駅からJR京都線新快速に乗り込むと、約30分で京都駅に到着。そこから京都駅のホームの端へ移動し嵯峨野線に乗換える。  二条、太秦、嵐山を通り、川下りで有名な保津川を眺めながら山道を越えると、亀岡駅に到着。遮蔽

「第ゼロ感」 (リーグ第11節・京都サンガF.C.戦:1-0)

小林悠は知っていた。 あの瞬間、大島僚太が自分を見ていないことを。 自分を「見ていた」ことを知っていたのではない。 自分を「見ていない」ことを知っていたのである。 「俺のことを見ていなかったんですよ。でも出てくるなと思って動いていました。あいつ、すごいっすね、やっぱり」 試合後のミックスゾーンで、小林悠はそう笑っていた。 この言葉を読み解けば、大島僚太が自分を見ていないことはわかっていたにもかかわらず、小林はゴールを狙う駆け引きを行っていたことになる。 実際、得

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個人スキルと予算規模の差 J1第11節vs川崎フロンターレ マッチレビュー

試合サマリー前半 サンガはいつもと同じ入り方。 攻撃ではシンプルに、CFめがけたハイボールとこぼれ球の回収。隙を見て繋げるようなら繋いでサイドへ展開し白井・佐藤のクロス。 守備では前3枚を起点にハイプレス。サイドバックに入ったところで刈り取りのスイッチを入れて奪取を狙います。 フロンターレの狙いどころはサンガのサイドバックでした。 佐藤に対しては家長の空中戦で、白井に対しては遠野の裏抜けで圧力をかけられます。サンガの数少ない攻め手である白井の攻撃参加を抑えたい狙いもあった

夏が来る(20230503vs京都)

2023年5月3日 J1リーグ第10節京都サンガF.C.対川崎フロンターレ@サンガスタジアム by KYOCERA 0-0で迎えた後半アディショナルタイム 決めたのはフロンターレのエースだった 今年のことを書く前に去年のことを思い出したい。 (・・・忘れたことなぞないが) 2022年5月29日、負けると2年ぶり?の連敗となる中での昇格組との試合。 湘南にボコボコにされ、この時点ですでに確か3敗。ACLも負けてチームの調子が良くないことはわかっていても、2020年以降の

積み上げた7年vs無駄にした7年 J1第12節vs横浜・F・マリノス マッチレビュー

試合サマリー前半 サンガは珍しく頭から3バックを採用。前年王者相手に3-4ー3へシステム変更し、大きくメンバーを変えて挑むチャレンジを試みます。 前線から積極的にハイプレスで襲い掛かり、パトリックへのロングボールを軸に組み立てる狙いはいつもどおり。 「何をやるか」はいつもと同じでも、並びが違えば「どうやるか」は変わります。一例としてプレスのチャレンジ&カバーの役割。 普段はCHがチャレンジ・SBがカバーでしたが、この日はSBがチャレンジ・CHがカバーと役割が変わります。