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経済 記事まとめ

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2022年11月の記事一覧

ドイツのクリーン・エネルギー政策の大失敗による経済失速 〜エネルギー消費者協会が、料金支払い拒否へ〜

EUのインフレ率は、10%を超えています。 ドイツの電気・ガス価格はわずか2カ月で2倍余りに上昇。 欧州の指標である1年先の電力価格はメガワット時当たり540ユーロ(約7万4000円)を超えた。 2年前の同価格は40ユーロに過ぎなかった。 深刻なエネルギー価格高騰に、立ち上がった組織があります。(以下記事より) エネルギー消費者協会が支払い拒否を呼びかける ドイツ 「電気・ガス料金の高騰を受け、エネルギー消費者協会は、自治体電力会社などエネルギー供給事業者が意図的に

ワンファクターモデル経済学:国の生産性は大体時間によって決まることから分かること。国の政策、企業の戦略、格差の原因、社会問題の多くをこのモデルは説明できる!!

生産性は労働時間によって決まるワンファクターモデルだ 国の生産性は労働時間だけで大半が決まるワンファクターモデルだ。つまりこのモデルでいえば働き方改革(労働時間削減)だけが、ほぼ唯一の成長政策になる。 図を見ると縦軸の時間当たり生産性は、横軸の労働時間に対してかなり直線的に決定さていることがわかる。 労働時間が1600時間を下回るあたりで時間当たり生産性と一人当たり生産性は急上昇する。これを1600時間の壁と呼ぶ。これは高いパフォーマンスを出す男性の年間労働時間が年間1

科学的に行動を変える

コーチングセッションのあやしさ 「未来のビジョンを描いてみましょう」 「未来の自分を想像して、実際に体感してみましょう!」 「何を感じますか?」 え、、、、。 今プロコーチをしている私も、自分がコーチングをうけたとき、この非日常の問いかけに違和感がありました。 コーチングはこういうものだ、と言われればそうなのかもしれないけど。 最近ではかなりビジネス領域にも浸透してきているコーチングですが、こういうことろがコーチングの怪しさを作り出している気がします。 人の人生

製造業は「安い日本」に戻るのか~国内回帰論への淡い期待~

日本企業の国内回帰について ドル/円相場は政府・日銀の円売り・ドル買い為替介入などを挟んで乱高下しています。もっとも通貨当局の思惑を想像しても真実は分かりようもなく詮無きことではあります。。重要なことは、史上最大規模の介入規模にもかかわらず、その効果が短期のうちに搔き消されてしまうという現実をどう理解するか、でしょう。もちろん、介入実施前と比較して安価でドルを調達できた輸入企業にとってはメリットですが、やはりファンダメンタルズに逆らう為替介入の寿命は長くないということが改めて

LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step4

概要今回はLBOモデルの核となる、プロフォーマBSの作成とDebt周りのスケジュールを記載していく。 Pro-forma BSの作成LBOモデルを作成する際に重要なポイントは、買収後のPro-forma BSの作成である。そこまで難解ではないものの、Sources / Usesで作成した数字が連結BS上どのように取り込まれて、Pro-forma BSにがどのようになるかは理解しておく必要がある。 まずは今回のケースでUses/Sourcesをどのように仮定しているかを確

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