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お店やECサイトを経営する、小売業にかかわるみなさんに向けて、note活用事例やアイデアをまとめました

インターネットを通しお買い物をする機会が、ますます増えているいま。noteでは、小売業にかかわるクリエイターたちが、商品を届けるために、さまざまな取り組みをしています。

この記事では、お店やECサイトを経営するみなさんの、noteの使い方のアイデアをまとめました。それぞれのアイデアごとに、参考になりそうな記事も紹介しています。

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1. お店の声をとどける

お客さんや周囲の人に向けて、まずは自分の近況を伝えてみましょう。自粛生活で変わったこと、今やっていることやこれからの展望。言葉にして表明すると、周りの人が支えやすくなります。

【SOS!】コロナによる休業で大切な食品たちを廃棄させたくない
倉敷の美観地区で、地域の食品やグッズを販売する『美観堂』さん。百貨店の休業にともない、売り先がなくなってしまった商品を、お得なセットにしてECサイト上で発売したことをnoteにつづっています。

皆さまへお願い お仕事の現状について

ファッションブランド、ritsuko karitaデザイナーの梨都子さんが、仕事の現状を語っているnoteです。読者に向けて、商品の先行受注のお願いと、その理由、買う側にとってのメリットなどをていねいに伝えています。

2. noteで商品を販売する

noteではさまざまな手段で自分の商品を販売することができます。

■ ストア機能
自分の商品を一覧で並べることができます。
■ note for shopping
自分のnoteのなかにECサイトの商品情報を埋め込むことができます。
■ 有料note
noteの記事自体も有料で販売することが可能です。

これらの機能を使ってnote上にお店を出し、今までになかった販路を生み出せます。また、BASESTORESなど、各ECプラットフォームサイトからも、お知らせが出ています。これらのサービスもnoteと合わせてご利用してみてください。

3.  自分の商品について紹介記事を書く

アピールポイントや、込めている想い、どんな人に買ってほしいかなど、自分の商品をより深く理解してもらうための紹介記事を書いてみるのはいかがでしょうか。記事を通じて、単なる売り買い以上の関係をお客さんとむすぶことができます。

紹介記事には、ぜひ商品のURLを埋め込んでみてください。

文化を纏うマスクができました
ファッションブランドのrenacnattaのデザイナー・ディレクターをつとめる、大河内愛加さん。伝統工芸西陣織をつかった「文化を纏う」マスクをnoteで紹介しています。商品をつくった背景や、こだわりをくわしくつづっています。

まゆみ31歳、いつもの週末。
「パンと日用品の店わざわざ」を運営する平田はる香さんが、IT企業に勤める女性・マユミとしてお店の商品を紹介しているnoteです。商品を購入したときのたのしみを、追体験させてくれるような内容です。

4. noteクリエイターと一緒に商品を広める

商品に興味を持ってくれているクリエイターをみつけて、商品の魅力を一緒に広めましょう。直接声をかけたり、募集したりと、みつけかたはさまざまです。

山口祐加さんと届けたい、新たな海苔のひと時。《初摘み海苔のうまみフレーク・ばらぼしじゃこ》
合羽橋の老舗海苔店・ぬま田海苔は、自炊料理家・山口祐加さんとコラボし、新商品を開発。オンライン上でやりとりを重ねたようすや、できあがった商品を使ったレシピなどを紹介しています。

【募集終了致しました】私たちと一緒に日本のいいものづくりを伝える「語りべ」になりませんか?
中川政七商店が主宰する展示会・「大日本市」は、出展商品を紹介する「カタリベ」をnoteで募集しました。選ばれた10名のカタリベたちは、商品をつかった感想をnoteに投稿。投稿をまとめたマガジンには、30本以上の記事があつまっています。

5. 価値観が合うお店と協力して思いを広める

共感するお店と集まり、思いや考えを発信しましょう。他のお店や、ファンとのつながりのきっかけになります。

“ためしてみたい暮らし”を提案・共有しあうオンライン市場「新・夜市朝市」
果物や食品の販売店が集まって開催するオンライン市場、「夜市・朝市」のnoteです。プレゼンテーション形式で、つくり手が商品に込めた思いを伝える、オンラインならではの市場です。2021年5月のイベントには100人近くが集まり、7月に第2回目が開催されました。

街のチーズ屋がnoteを続けて一年
自社とかかわりのあるひとたちへの取材を続けてきたCHEESE STANDさん。1年間の成果を振り返ったnoteでは、記事づくりが関係者とのつながりを振り返るきっかけになったことをつづっています。

小売店経営者のみなさんに読んでほしいnote

最後に、小売店経営者のみなさんに向けて、情報をシェアしてくれているnoteをまとめました。

■ ピンチの時、飲食店、クリエイターがネットで売れるものはこんなにある | VSコロナ
インターネットサービスの仕事を長くされていた出川光さんが、「ネットで売れるもの」を例と一緒に紹介してくれているnoteです。

■ 「緊急事態」の今、お店の発信で取り組んで欲しいこと
Retail Futuristでnoteプロデューサーの最所あさみさんが、これから発信体制を整えたいお店向けに「オンラインで取り組んでほしいこと」をまとめたnoteです。

■ ハンドメイド作家さん向け「おうちで出来るスキルアップ」BOOK
ハンドメイド作家さん向けに、物撮りや写真の世界観づくり、SNS(特にTwitter、Instagram)の使い方などがまとめられたnoteです。

サポート機能ご利用にあたってのお願い

サポートは、読者の方からの応援をあつめるのにとても便利な機能です。しかし、あくまでこれは「記事の対価としてお金を支払う」機能です。

そのため、クリエイター個人に対する「寄付」や「投げ銭」としてではなく、かならず記事の対価として、機能のご利用を考えていただくようにお願いいたします。

具体的なOK/NGのケースは、以下のとおりです。

OK:
・内容のある無料記事を書いて、「記事を評価してくれた方はサポートもお願いします」と呼びかける
・内容のある有料記事や画像を販売して、「より高い値段で買ってくれる場合は、サポートも合わせてお願いします」と呼びかける

NG:
・内容のない記事でサポートだけを募る
・サポート機能をつかった「寄付」や「投げ銭」を記事内で呼びかける

noteのはじめかたを知りたい方はこちら

この記事を読んで、「これからnoteをはじめる」というかたは、以下のガイドを参考にしていただくと、noteをスムーズに開始できます。

はじめてのnoteガイド
定期購読マガジン/サークルをご検討いただいているクリエイターのみなさまへ

みなさんの参考になれば幸いです

ここまで、noteで行われているさまざまな事例やアイデアをご紹介しました。みなさんの参考になれば幸いです。

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また、他に参考になりそうな事例がありましたら、ぜひこちらのフォームから教えてください。随時、この記事に追記させていただきます。

noteではほかにも、フリーランス、タレント、エンタメ、飲食業に関係するみなさんの「note活用事例まとめ」記事を公開しています。こちらも合わせてごらんください。

noteでは、新型コロナウイルス拡大を受け、ほかにもさまざまな取り組みをおこなっています。くわしい内容はこちらの記事もご覧ください。


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