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#5 イギリスの好きな習慣・考え方

久しぶりの投稿です。ロンドン(イギリス)は、晩秋か初冬という感じです。15時台から暗く、先週から今週にかけて一気に寒くなりました。

さて、画像の写真は、先日ロンドン近郊にお散歩に行った際のもの。うろこ雲が面白く、お気に入りの一枚です。場所が分かったあなたはかなりのイギリス通。

今日の投稿は、イギリスの好きなところというテーマ。もうすぐ日本に帰国しますし、終の住処はやはり日本です。でも、イギリスはとても好きな場所。まだ帰りたくないなぁ、という悲しい気持ちになることが最近あります。

イギリス、何がいいんでしょう。色々ありますが、今日は主に、こちらの習慣や考え方で素晴らしいなと思うことを、ちょっと整理してみました。

1.目を見て笑顔で挨拶

こちらでは、知り合いはもちろん、店員やイミグレ笑に対しても、目を合わせ、Hiと言って笑顔で挨拶するのが基本です。

それがマナーというか、文化というか。

日本では、目を直接みることはあまりせず、頭を軽く下げる感じですよね。挨拶は声に出す場合も出さない場合もあり。

少なくとも私が勤めていた前の会社はそんな感じでした笑。

なので、人と目を合わせて笑顔で挨拶するというのは、とても人間的で健康的でいい文化だと思うんです。

2.なんでもほどほどに、自分や家族を大事にする働き方

これはいい面でも悪い面でもあったりします。

よく日本が好きという外国人がいます。ご飯が美味しい、最高レベルのサービス、製品。でも、彼らが口をそろえるのは、「日本で労働者にはなりたくない」こと。

質の高いサービスが提供されるのは、それだけ日本の労働者への要求が高いということではないかと思うんです。日本人は働きすぎ。Karoshiは英語にもなっていることはご存じかと。。

イギリスに住む人々は、適当な感じの接客が多いです。製品もよく故障するし(故障したら後で直せばいいじゃん精神)。

自分の身を削ってまで、完璧なサービスや製品を提供するという発想があまりないかもですね。ビジネスマンも、皆自分や家族とのプライベートの時間を大事にする、サービス残業はしない、付き合いの飲みもしない、すぐ帰るそうで。

帰国後ブラック企業に戻るわが身としては笑、この自分や家族を大切にするなんでもほどほど精神は素晴らしいな、と。

以前、ラテンの国に旅行した時、日本人だと言うと、「日本も日本人も好きだけど、日本人が好きじゃないことが一つだけがある。それはとてもstrict (厳しい)なこと。もっとリラックスしてほしいな」と言われて、夫と苦笑いした記憶があります。

そのあと、「いや日本人は真面目だから日本はあんなに経済発展してるんだよ。失業率の高いラテンの国と一緒にしないでほしいよな」等と夫婦で笑ってましたが、労働者としては辛い、その見解は二人一致しました。。

3.他人の目をそこまで気にしない

イギリスで生活していると面白いと思うことがあり、それは電車の中や道で人とすれ違う時、あまり人と目が合わないということ。

1で述べたとおり、知り合いや店員などは目を合わせますが、まったく知らない人(赤の他人)には、全く興味がないのかも。

一方で、日本ではよく人と目が合ったような気がするんだよね。自分も人の目をすごく気にしていたし。

(また、この件とはちょっと矛盾するかもですが、こっちの人は建前はしっかりするということは意識しているようで、これについてはまた別の機会に書きたいと思います。)

人の目を気にしなくていい、イギリスの人みたいに生きればいいじゃないか!、とか心の中では唱えてみるんだけども、日本という集団主義の国で実施することは難しいことなんですかね。

日本が悪いとか、そういう意味では決してなく、

いいところを取り入れて、もっといい国になってほしいなという意味で。

以上でした。








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