無趣味のすすめ

かなり間が空いてしまった
この2ヶ月ほど、職場環境と業務内容とプレッシャーから仕事を辞めたい欲が過去最高まで高まってしまい、
残業中内線に出ては度々「おはようございます」と言い間違え、頻繁に寝言でわあああ!!と叫んでは隣の夫を慄かせ、生理は2週間終わらず、まあなんかとにかく限界ぎりぎりだった。

そんなだったので(もう辞めたいかもって言おう…)と胸に秘めて臨んだ上司との面談
で、伝えられた、今年度の基本給

かなり昇給していた。
特に評価が良かったわけではない。初任給にテコ入れしたことと物価上昇による調整の結果だったのだが

ふむ………

まあ…ひとまず続けてやってもいいか……

…………………………


おかげで今日も楽しくひとりトリキで飲んでいる。喉元過ぎれば熱さ忘れるとは、よく言ったもので…(がめつさをことわざでごまかすな)



中学生頃からずっとうっすら抱えている悩みがある。
これといった趣味がないことである。

小学生まではなんだかんだ習い事もあったし多趣味だった気がするが

中学生:中二病を活かした小説もどきを量産し(私って天才)とほくそ笑むが、ほくそ笑むだけ
高校生:毎日まっすぐ帰宅し、プロ野球中継を見て、文句を言う
大学生:ただ、飲む
社会人:ただ、飲む

強いて言うならここ数年は、ヒトカラに行くのが趣味といえば趣味だが
それも別に歌うのが大好き!とかではなく
職場があまりに沈黙すぎるので鬱屈エネルギーを発散しに行っているだけである。
(ほぼ毎週通っているのでどの部屋にどの機種が置いてあるかちょっとわかるようになってきてしまった)


趣味がなくて悩んでいる人にぜひ伝えたいのだが
無趣味人間というのは社会人3~5年目から輝き始める。

基本人は趣味の話を避けて通れない。
出会いの場でも、就活でも、新卒時の自己紹介でも、人は趣味によって共通点を探したり人間性を測ったりする。
そういうシチュエーションでこれと言って語れることが無いと、どうしても自分って面白みのない人間だな…と思ったりするものだ。

しかし社会人になり忙しくなり始めると、趣味の時間はなかなかとれない。
日々業務に終われ残業も当たり前、全然趣味に時間が割けない、あ~あ……

とこれが趣味がある人

特段趣味のない我々は違う。

本来何かしらお金を払わないと潰せない、何もしないにしても最低限家賃と光熱費はないと消化できない膨大な時間を
仕事があれば種々の感情を味わえる上に8時間以上も潰せてさらに、何十万単位のお金までもらえる。

こんなおいしい話があるだろうか。

不健全な考えではあるが
何がしかお金を稼がないと生きていけない世の中にいて、無趣味は意外と生きやすい要件なのだ。

もちろん仕事を乗り切るための楽しみがあるに越したことはないので、全員趣味を辞めた方がいいとかそんなことは全く思わんが

無趣味で悩んでる人、意外と最強の未来が待ってるぜ。ということだけ伝えておきたい。


そして定年退職し、仕事だけしかしてきてないから話も面白くなく仲間もおらず、打ち込める趣味もない……となったその時は

私の中二小説を送るので笑ってください。

犯罪とか故意に人を傷つけることさえしなけりゃどんな生き方だっていい、強く生きていきましょう


 🍷🍷🍷








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