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第三話  続き

三人は、パフェの部屋で、トランプをしています。

「とるよ・・・?」

パフェは、おそるおそる言いました。

「本当にいいの?」

れもんは、小さな声で言いました。

「じゃあ・・・こっち!・・・・・あっ!!」

「バレバレじゃん!」

いちごは、おもしろおかしく、言いました。れもんはあがり、パフェといちごの頂上決戦です!

「あ・・・うっ・・!あっ!!」

「う~ん・・・じゃあ、これ!・・・やったあ~!あがり!」

「もう・・・みんな強いよぉー・・・」

部屋中に、笑い声が広がりました。

**********

トランプが終わると、パフェは、冷凍庫を確認しに行きました。

「よしっ!しっかり固まってる!みんなで食べよう!」

「やったあ~!アイスだ!おいしそう~!」

れもんとアイスクリーム

レモンアイス、出来上がり!!

みんなは、声を合わせて、言いました。

「いただきまーすっ!!」

パクッ、

「おっ・・・おいしい!!」

少し甘い、バニラの味がしたかと思うと、さわやかで、すっきりしたレモンの味が、鼻から抜けていきました。

「おいしくできてよかったぁ~!」

そして、あっという間に食べ終わりました。

**********

「パフェお姉ちゃん、こんなおいしいアイス食べさせてくれて、ありがとう!」

「どういたしまして。私のアイスで、幸せになれたかな?」

「うんっ!!とっても幸せ!私、パフェお姉ちゃんのアイス大好き!」

れもんは、満面の笑みで、そう言いました。

「パフェ、私にも、こんなにおいしいアイス食べさせてくれて、ありがとね。」

いちごもそう言いました。

「うん!また二人でおいでね!」

「ばいば~い!」


(すごいなあ、パフェ、お菓子だけで人を幸せにできるなんて・・・・・・私も、そんなスター・パティシエールになりたいな・・・!)

帰り道の途中、いちごは密かにこんなことを思っていました・・・


〈終わり〉四話へ続く!!!


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