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第二話  続き

「よし、お菓子作りを始めよう!!!」

パフェといちごとスピカは、あめづくりを始めました!!

「ちょっと待って。」

パフェは、部屋に入り、『あめ大図鑑』という本を持ってきました。

「まずね、あめにはいろいろな種類があるんだ。」

パフェはそう言って、スピカにその本を見せました。

「えっ、こんな棒についてるのなんかあるの⁉」

「それは、ロリポップって言ったりするよ!」

いちごも言いました。

「ええっ、全部可愛い!!」

そして、スピカは言ったのでした。

「早く、友達にこれをあげたいな・・・!」

**********

「スピカ!!もう、勇気出てるでしょ!?」

いちごは言いました。

「あっ・・・た、確かに!!お菓子って、ほんとにすごいね!!人に勇気を与えることまでできるんだから!!」

あめとスピカ

「・・・うんっ」

三人は一緒に言いました。


三人は一緒に作っていきます。

スピカが、仲直り出来ることを願って。

心を・・・込めて。

そうすれば、きっと、何とかなる。仲直りできる!!

三人は、そう思ったのでした ―――

**********

次の日。

スピカは、勇気を出しました。

「ねえ・・・」

「・・・な、何?」

「あの・・・ごめんっっ!!!」

「・・・えっ・・・?」

「私、あんなこと言っちゃって・・・お詫びにこれを受け取って欲しいの!!」

「何?これ・・・」

「”あめ”だよ。美味しいんだ。すっごく・・・だから食べてほしいの!!」

「・・・・・!!」

――――――――――

パフェといちごは、スピカと友達が、仲直りできることを願っていました。

そして午後三時。スピカはスイートツリーハウスにやって来ました。

「・・・」

「スピカ、どうだったの?」

二人は、スピカに聞きました。

「それは・・・・・・許してくれたよ!!」

「!!よかった・・・!!」

「その友達ね、私のあめを食べたら、おいしい、て言ってくれて、すごくうれしかったの!!」
「お菓子ってすごいよ!!仲直りできる、幸せになれる、そして、美味しい!!」

そして、パフェが言いました。

「私たち、そんなお菓子を作れるようなパティシエになりたいね・・・!」

「「さんっせい!!!」」

いちごもスピカも言いました。

「よーし、私たち、これからパティシエになるために頑張ろう!!」

「「「おー!!」」」


〈終わり〉 三話へ続く!!


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