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2023年6月レッスン① 結果発表の巻

ついにあと3週間

今日は発表会までラストツーのレッスン。
次の本番1週間前のレッスンは娘と一緒に合わせたところをみてもらうことになっているので、1人でみてもらうのは最後。

エンドピンストッパーを選ぶために先生にお願いして、ご自宅のホールでのレッスンです。

レッスンの前にカラオケ店で2時間練習したのですが、ここ2週間の練習はなんだったのか、という酷い出来。

昨日できてたはずの速弾きのフレーズが、今日は全く左右バラバラで合わないのです。

ゆっくりやってからやり直しても、

「なんじゃこりゃ…劣化してる💦」

これじゃあ、娘にも赤っ恥をかかせるし、教えていただいた先生にも申し訳ないし、いっそのこと今から先生にお詫びして参加費だけお支払いして、参加を見送らせてもらった方がいいんじゃないか💧

…という思いがよぎりました。

先生宅でのレッスン

そんな気の重さを感じながら向かった先生のご自宅。
1年半前の発表会前に伺った以来です。

以前記事にも書きましたが、先生のお母様は、ピアノの先生で、お母様から指導を受けて小さい頃からピアノに真剣に取り組まれていて、小学生高学年の頃には、お母様から(他の生徒さんのために)「お手本に弾いて」と言われてその役割をしていたそうですので、その後チェロに出会わなければピアニストになっていたことでしょう。

話が逸れましたが、そういうわけで、先生宅にはグランドピアノやチェンバロがある広い防音・床張りのフラットなホールがあるのです。

エンドピンストッパー選び

楽器を出すと共に、シン・アイテムを色々取り揃えて並べたところ、初めてお見せするものも含めていっぱいあるので先生も苦笑い😅。

結果発表!

試したのは先生の普通のゴムのストッパーを含めて4種(と床に直刺し)。

私が弾いて先生の感想を聞いて、先生が弾いて私が聴いて、よくよく相談の結果、それぞれの個性があるが、これがいいのではないか、と決まったのは、画像のドイツ製の黒檀のエンドピンストッパーでした。

色々試している間に、先生に

「試しに、床の板目の隙間に直接刺して弾いてみて」

と言われ、恥ずかしながら、生まれて初めて木の床にエンドピンを刺したのですが、一番音がいいし、一番自然で弾きやすかったのですが、それを先生に言うと、

「そうなの。
チェロだって昔はエンドピンなんかなかったし、弓だって削り出しで火で炙って曲げるなんて技法はなかった。

でも、作曲家の作る曲や、弾く場所がどんどん変化するのに合わせて、今のスタイルに変わってきた。

弦だってスチール弦が開発されたり、ピッチも442に上がったり、そうして変わってきたのだから、エンドピンも新しいものに変わっていくのは自然なことだし、全く否定しないんです。

…けれど、やっぱり、チェロは地に足のついた音が私はいいと思うかな。

そうすると、穴の空いたのと新しい素材の2つは、弾きやすくなるのも音が大きくなるのもわかるけど、自分の感覚より早くスルッと音が出る感じとか、音が宙に浮いてる感じが、私には違和感がある。

木(黒檀)のはやっぱり、ホールの内装が木でできていると、いい響きになるのと一緒で、楽器との親和性が高い感じがする。

ゴムでもいいし、他の2つじゃなくていいんじゃないかと思いますよ。」

「側鳴りとか、届く感じはどうですか?」

「やっぱりこの程度の広さではわからないですね。
それに、発表会もそんなに大きなホールじゃないし、普通の音量で全然大丈夫だから。」

散々弾いて、聴かせてもらって、最も信頼している先生に相談して決めたので、私も納得です。

今回、黒檀のエンドピンストッパー(当日の様子によっては使い回しのゴムかも)に決めましたが、私も先生も、他の2つを決して否定しているわけではありません。

むしろ、今エンドピンストッパーがそういう流れで変わり始めているということを実感できたのは、先生も私も収穫でした。

通販サイトのカスタマーレビューやメーカーの説明にも嘘偽りはないと感じましたし。

気になる方は是非お試しくださいね。


レッスン本題

肝心のレッスン!
長文になってきたので端折りますが(笑)、先生のピアノ伴奏で通し、合わせるポイントなどをご教示いただき、仕上げはフレーズの歌い方、今後の練習の仕方をしっかり懇切丁寧に、且つレッスン時間大幅オーバーで教えていただきました。

「大丈夫。今は皆んな焦ってるタイミングだから。長い曲をここまでよく通せるようになりましたよ」

と励まして頂き、俄然やる気になって帰ってまいりました。


明日に向けて

そういえば、カラオケ店で弾けなかったところは、レッスンの通しのときには普通に弾けて、そうでないところで落ちたりしましたが、家に帰ってから、ミュートして小さめな音で練習していて、それが何故かわかった気がします。

大きい音を出そうとして、脱力しているつもりが、左右のバランスが崩れていて、結局脱力できず、無駄な力が入っていたのだと思われます。

大きい音を出さないように、でも弦には最低限の重さを載せて弾くと、左右のバランスが整ってくる感じがします。

それでも速いパッセージでスラーと移弦と弓の返しが混ざると、8分裏から入る右手が若干遅れるのですが、これは明日から毎日練習して本番までに間に合わせようと思います。

左右のバランスが合って、音程を合わせて弓の重さをしっかり載せられれば、私の楽器でももう少し鳴ってくれるはず。

今夜はゆっくり休んで、明日の朝から今日のレッスンの録音を聴いてノートを付けて、やるべきことを整理して、最近恒例の松本記念音楽迎賓館の広い部屋でしっかり練習する予定です。

発表会で練習代の元をとらないと!(笑)

明日はチェロの神様が降りてきますように。

今日も長い独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。


それではまた。


(6/11  6:20   明らかに日本語がおかしい箇所がいくつもあったので、修正して上げ直しました🙇‍♀️)

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