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23年12月レッスン① ヘタなりに楽しい!の巻

画像は出来るだけ自分が撮った写真にしたいという思いがありまして、無理矢理撮りました。
特に意味はありません(笑)。


さて、今日は先日気に入ったチェロを買って3回目のレッスン日。

せっかく鳴るように調整してもらったのに、家で練習するにはバスタオルやら厚めのフェルトやらでぐるぐる巻きして完全ミュート状態で練習するしかなく、それでも練習できないより100万倍いいと思って2週間。

土日にカラオケで楽器を鳴らしてあげるのですが、

「ええ?こんなに鳴らなかったっけ?
高い金払って不要な楽器買っちゃった??」

いや、これは楽器をわざと鳴らないようにしてたんだから無理もない、と頭ではわかっているのですが、戻らなかったらどうしよう…、という不安がよぎり…。

レッスン前の昨日の土曜日は、
1時間弾いても鳴らない😅
2時間弾いて、ようやく鳴ってきたかな??
…でもこんな音だっけ?
響きが少なくないか??

と焦るばかり。

昨夜は家でミュートせず、弓を使わないで左手だけ曲の中で正しい音程を取る練習だけにして、レッスンまでにしっかり鳴る楽器に戻すことに専念しました。

その甲斐あって、ようやく今日のレッスン前のカラオケ店での個人練習では楽器が鳴ってきたのですが、先生が言っていた通り、弓の張り具合で全然鳴り方が変わります。

松脂の塗り方でも全然変わるし。

なるほど、こうやって松脂を塗って、右手の重さの掛け方も弓を無駄な力を抜くようにして、弓の張り具合を微妙に変えるとよく鳴るようになるんだな、と勉強になりました。

おかげで、レッスン時にはよく鳴る楽器に戻ってくれまして、ヘタなりに気分良く先生の教えを受けました。

ところで、先生の予告通り、楽器を変えてから、先生の教え方が変わりました。

今までなら、そこそこ弾けたら「次にいきましょう」と進んだのに、そのエチュードや曲のキモとなる弾き方をしっかりマスターするまで、細かく指導していただけます。

とはいえ、ヘタっぴな私は先生の仰ることは頭では充分理解しつつも、思ったように右手左手が私の意思をそのまま反映してくれない。

いや、私の意思と脳の指令がリンクしていないんですね、きっと。

先生はどうしたら、先生の仰るように弾けるようになるか、練習方法をその場で考えてくれます。

それをやってみると、なぜ自分が思ったように弾けないのか、先生が原因を発見してくれます。

それをまた試して、何回も繰り返し。

なかなか出来ないのですが、先生は何故かいつもよりニコニコしているように見える。

いや、これまでずっとマスクしてたのに、今日は外してたのか(笑)。

出来の悪い生徒にイライラしても仕方ないはずが、先生はニコニコしながら、しかしキモとなる指摘は外しません。

ヘタな自分がイヤになるけれど、先生が求めるものが以前より音楽的でまさにツボというべきものなので、高みを目指したい私は楽しくて堪りません。

というわけで、今日の進展はスケールのみ。
次はEs durです。

ドッツァウアーもヴィヴァルディも、課題を頂いたので、もう一度です。

進展はしてないけど、次の目標が明確だし、先生の言う通り弾けたらとても音楽的になることが見えてきたので、嬉しくて武者震い。

再来週のレッスン直前には、また楽器を鳴るようにミュート無しで弾きまくることを心に決めつつ、家練用にバスタオルとフェルトでチェロをぐるぐる巻にする私なのでした。

頑張ります!

ではまたです。

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