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個人練習で気がついたことの巻

昨日と今日はカラオケ店でみっちり練習しました。

みっちり練習できるのは週末だけなので、土曜日はいつも、悲しくも一週間前より退化しているのを取り戻すところから始める感じです。

それがイヤで、平日は、

⚫︎できるだけ早く仕事を終えて帰宅して15分でも30分でもチェロを弾く。
(運動不足なのでテレワークを減らしました)

⚫︎弾けないときは、弓を持って指の屈伸練習。

を自分に課して迎えたこの週末でしたが…。

やはり最後の日曜日の感じを取り戻すのに土曜日を丸ごと使った気がします。

で、タイトルの話ですが、一つには鏡の使い方です。

家ではいつも鏡を正面に置いて練習しているのですが、今日はカラオケ店でテーブルの上に楽譜とチューナーと鏡を真っ直ぐ置ききれず、しかたなく鏡を斜め左前方に置きました。

(ヘッダーの写真。楽譜が落ちそう💦)

すると、
・弦に対する弓の角度
・手首の角度
・指の屈伸の状態
が一目でわかるようになりました。

最初に気づいたのは、基本中の基本、A線に当てる弓の角度です。

意外にも思ったより下を向いていました。

習い直して3年も経つのに、こんな基本が身についていないことに正直がっくり↓。

これをしっかり垂直に当てて弾くと、綺麗に太い音が出ます。

そこに手首の角度がついているのを確認しながら、リラックスして曲を弾くと、それまでとは比較にならない程しっかり大きな音が出ます。

力を入れなくても、重さを乗せられるのはこの感覚ではないか。

A線だけでなく、低音弦から4本ともいい感じで発音するようになりました。

これには伏線があって、前回のレッスンで先生から弓の持ち方を指摘されました。

これも、できているつもりが、実はちゃんとできていなかったことが判り、今一度確認しながら練習したので、弓を軽く持っても安定させられるようになってきたようです。

気づきとしては、

①弓の持ち方を毎回チェックする
②弦に当たる弓の角度を毎回チェックする
③手首の角度をチェックする

この当たり前の基本中の基本を、「そんなのできている」とナメることなく、しっかり身につけることが最低限必要。気をつけている「つもり」でも、ちゃんとチェックしないとダメなんですね。

鏡は左斜め前の他、各弦に対して平行にしてチェックするのがオススメです!
(↑フォローしていただいている方に、G線とC線、C線とG線、A線とD線に対して平行の3方向でチェックするのがいいとアドバイスをいただき、訂正しました)

それから、これは先日相互にフォローしている方から教えていただいた練習方法。

左手は何もせずに、右手は開放弦をひたすら弾きつつ、声を出して歌う練習。

ドッツァウアーの27番で試したのですが、これはすぐに効果が出ました。

ボウイングに集中できるので、直後に左手を付けても、いい感じが保たれるのです。

ただ問題は、楽譜を目で追ってもなかなか歌うのが難しいこと。

そもそも私が音痴なのと、キーが合わないのと、頭が混乱してるのと…😅。

もう少し慣れるまで試してみます。

このドッツァウアー27番では、他にも自分で見つけた練習方法が功を奏しました。

スラー+移弦のためのエチュードで、指の屈伸を使った移弦を身につけるために練習しているのですが、弦に対して薬指や小指をどの程度曲げたり伸ばしたりするのか、一音ずつ音を止めてチェックするのです。

これをしてから楽譜通りにスラーを付けて弾くと、指が屈伸の具合を再現しようとするので、スラー+移弦がスムーズになりました。

もう一つ。
ドッツァウアーには、弓のどこで弾くか指示する以下の6つの記号がありますが、なんたることか、私は先生に言われるまでそれほど気にしていませんでした😅。

G、M、OH、UH、Fr.、Sp.

この記号に確実に従えるように、弓の重心にマスキングテープを細めに切って貼りました。

わかりにくいけど、チューナー上方の白いテープです。

家では薄いプラスチック?の付箋を貼っていたのですが、剥がれやすいので。

これを意識して指示通りに弾くと、曲想と相まって弾きやすくなります。

意識してないと、Gなのに全弓に足らなかったり、UHなのに弓先の方まで弾いてしまったり。

少し無理矢理では?と思える指示もありますが、おそらく概ね理に適っているのでしょう。

何せ歴史あるエチュードなので。

最後におまけです。
少し前の記事で、カラオケ店の料金が実はもっと安くできたのに、と書きましたが、安くなったのはその日のアルバイトの女の子の間違いで、土日祝日の1人使用では、割安のコースは使えないということがわかりました。

あー、ぬか喜び😅。

いや、その日に限って安く済んで良かったとプラスに考えましょう。

ではまた。

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