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【コーセー、一時7%安 化粧品市場への懸念強まる】

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20201030&c=DM1&ng=DGKKZO6561782029102020EN1000

今日の日経朝刊,マーケット総合1面です.

~今日のポイント~
・29日の東京株式市場でコーセーの株価が一時前日比7%安となった

~背景~
・同業の花王の3Qの決算が28日に出され,花王の2020年1~9月期決算では、化粧品事業の売上高が前年同期比で25%減った。

※背景の裏どり
花王の決算短信(スライド7頁左下)
https://www.kao.com/content/dam/sites/kao/www-kao-com/jp/ja/corporate/investor-relations/pdf/presentations-fy2020-q3-01.pdf

~考察・学び~
・いつ頃コーセーの株価が大幅に下落したかを考えてみる.28日に花王が決算を出してその翌日にコーセーの株価が一時的に下落したとのこと.加えて東証が開いてのは9時~15時.そこから考えられることは28日の15時以降に花王が決算を出して翌29日の寄付き(東証が開く9時のこと)で大幅に下落したのではないか.この仮説を持ってコーセーの株価チャートを調べてみるとやはり28日後場の引け(午後の取引が終わる15時のこと)と翌29日の前場の寄り付きで7%の開きがあった.
・今回の学びは株価に影響する要因の一つとして,同業他社の決算があるということ.少し考えれば分かりそうなことだが,意外と考えていなかった.


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