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今日のまーし #16 窓

2ヶ月前くらいから続いていた「強制自宅待機措置」は今週から緩和されることになった。
今までは週に2回の外出許可だったのが、週に3回出られるようになった。
来週の6月からはまともな経済活動も再開する予定だそうだ。
ニュースを見ていると、ヨーロッパや日本でもとりあえず収束しているから、それぞれの国の判断で緩和されている。
コロンビアもその中の一つらしい。
でもこの国、未だに収束にもなっていないし、そんな兆しも感じられない。
おそらく、おそらくだけど、経済的に我慢できないところまで来ているんだと思う。
まもなくクラスターが多発するのだろう。



当然ウチは、更に警戒が必要になってくるんだろう。
いつもボク達は「やりすぎじゃない?」というぐらいに警戒をしている。
例えば外出した時なんかは帰ってくるとまず服を脱いでシャワー室に直行だ。
食事も無駄に距離を置いている。
たぶんコロンビア国内でも有数のハイレベルな対策をしていると思う。たぶんね。
車で帰ってきたときなんかは全部のドアを全開にして数時間換気している。
必要なのかもしれないし、あんまり意味のないことかもしれない。
でも、これ場面を見るとき、いつもなぜか「自分の心の窓も開けなくちゃなあ~」と思うのだ。



はっきりいって、今の生活は「閉じこもってる」。
週3回は外に出れると言ったところで、誰も出やしない。
「マスクをつけましょうね」とか「距離置きましょうね」とか、そういうマナーをみんなが守らないからだ。
それと、自分がもし感染したら、自分の責任で一緒に住んでるみんなに迷惑がかかるからっていうのもある。
一人暮らしだったらまた話が変わってくるんだろうけど。



まあとにかくいろいろ制限がかかるとストレスも溜まっていくし、その分、心のリフレッシュするのは至難の業と言ってもいいだろう。
でも、どうにかしてこの心の窓を開けなければ、埃が溜まったり、カビが生えるようになってしまうのだ。
イライラしたり、退屈するのだろう。



とにかく新しい空気を入れないと。閉じこもっていては腐った気持ちになってしまう。
なにか繰り返し新しいことを頭に入れ続けられれば、心は退屈してしまう。
最近ではKindleで読書始めました。



何気ないことだけど、おんなじ仲間でも、同じような会話を毎日しているとほんとうにおもしろくない。
いつもなんか変わった話題を出さないとだめだな。
生活の中で何か少し変えるだけで、心の向きも少し変わる。


今日も読んで下さってありがとうございます。
あ、特に病んでいるわけではありませんからね。いたって健全。
あんまり頭はよくないけど、活字に触れないとだめらしい。

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