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24歳からのキャンパスライフ。遅咲きの大学生活(多浪の大学生活編#1)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

高校卒業後、3年半フリーターをしている途中に大学進学を志し受験勉強を開始。2回の不合格を経て…実質6浪目にしてようやく志望校に合格できました。

多浪の受験勉強編のエピソードはこちら。

当時24歳。6年遅れた大学生活のスタートでした。


不格好なスーツで入学式に向かう

24歳になったばかりの4月。

スーツを着て大学の入学式に向かいました。

このスーツは4年前の成人式で着たものです。多浪生活でガリガリに痩せてしまいスーツはダボダボ。全く合っていませんでした。

念願叶った大学進学。しかし周りから6年遅れた大学入学。

「大学で同級生と上手くやっていけるのだろうか…。」

多浪コンプレックスに押しつぶされそうになります。
当時は期待よりも不安の方が遥かに大きかったです。

フリーター時代はアルバイトを転々としWeb制作のアルバイトでようやく2年間定着。その後アルバイトを辞め2年半受験勉強に専念していました。

24歳にしては極端に社会性に乏しかったのが当時の私です。
そのためコミュニケーションには自信がなく、不安が膨らんでいきました。

大学の入学式とクラスのオリエンテーション

私が入学したのは、文系私大MARCHの会計学科です。

6浪目の途中、「公認会計士をになる!」という壮大な目標を掲げ、無事志望校に合格することができました。

受験勉強期間は、2年半。

人より長く受験勉強したことと失敗と挫折を繰り返した成果もあり、会計学科の上位クラスに合格することができました。

このクラスでは会計に特化した授業で単位を取得できます。より専門性の高い学問を履修できるクラスでした。

大学の大きなホールで入学式が執り行われます。

「自分は24歳…。浮いて見えたらどうしよう…。」

挙動不審になりながら入学式に出席します。

中学・高校時代。このような学校の式典は退屈で仕方なく感じていましたが、24歳になり目標を持って入学すると感慨深いものがあります。

スピーチの一言一言を嚙みしめ話を聞いていました。

入学式が終了し指定のクラスに移動します。

教室に向かうと、同じクラスになる学生が集められていました。1クラス40人程です。

毎日このクラスのメンバーで授業を受けるわけではないのですが、1年生の終わりにもう一度顔合わせする機会があるとのこと。

周囲の全員が頭が良さそうに見え、委縮します。

オリエンテーション中に近くの同級生と少し会話し、2~3人友人を作ることができホッとしたのを覚えています。

私が多浪であることをカミングアウトしましたが驚くような様子もありませんでした。この友人とは卒業時まで交友が続くことになります。

大学入学後に決めていくこと

気負って挑んだ入学式とオリエンテーション。

拍子抜けするほど穏やかに終わりました。前日は緊張のあまり眠れませんでしたが…杞憂でした。

インターネットで調べたところ、大学生活では一年生時の単位取得が重要とのこと…。
私は6年遅れという大きなハンデがあるため失敗は許されません。留年などもってのほかです。

大学生活を将来につなげるため、以下を決める必要がありました。

  • 一年生時に履修する授業を決める

  • 公認会計士の勉強をする

  • ゼミサークルに入るか決める

いずれも私の大学生活を充実させ、「公認会計士になる!」という目標を達成するために重要なものです。

できたばかりの友人と一緒に情報を集め、会計学に特化した科目履修で固めることにします。

また友人に話を聞くと、
どうやらこの大学には公認会計士試験に特化した大学内の専門学校があるとのこと…。

私は6年遅れというハンデを払拭し人生の大逆転を狙うべく、
公認会計士試験の学内専門学校に入学し、全力投球することにしました。

そのため、自身がキャパオーバーになることを懸念しゼミとサークルには入らない決断をします。

これは私の完全な誤解・偏見だったのですが、ゼミ・サークルは「遊び」というイメージがありました。

「俺は勉強するために大学に入った!遊んでいる学生とは違うんだ…!」

愚かにも、内から謎なプライドが自ずと生れ出てきました…。

しかし…後になって、ゼミ・サークルに入らなかったことを後悔することになります。

公認会計士になるべく学ぶ意欲に情熱を燃やし、学内専門学校の門を叩きます。

続く。

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