キャパオーバーの1年目を乗り越えて。大学2年生の新たなスタート(多浪の大学生活編#4)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
フリーター後、2年半の受験勉強期間を経て実質6浪で大学に入学しました。入学直後、学内専門学校で公認会計士試験合格を目指し勉強を始めましたが、たったの一ヵ月で挫折。
その後は大学講義のスケジュールをこなすのにも精一杯でした。
前回の話はこちら。
キャパオーバーだった大学一年目を振り返る
大学一年の時。少人数制の講義を避け大教室での講義ばかりを受講していました。ゼミ・サークルに入らなかったことで大学の友人もほとんどおらず孤独の毎日でした。
大教室で行われる会計系の講義は、概念的でアカデミックな内容でした。私の頭では理解が追いつかず…前期には単位を3つ落としてしまいました。
「このままでは留年してしまう…」
不安に苛まれていましたが、後期は挽回しやっとのことで単位を落とさず取得。単位を取るだけでも精一杯でした。孤独と戦いながら大学生活を過ごしていました。
大学一年の時は、必修科目として「体育」の授業がありました。
体育で受講するスポーツの種目は選択制。
前期は「インラインスケート」、後期は「スノースポーツ」を受けました。
「インラインスケート」は「ローラースケート」のようなスポーツです。
私はこのスポーツの経験は全くありませんでしたが、経験がないのは他の学生も同じ。毎週出席さえしていれば単位は何とかなりました。
苦労したのは「スノースポーツ」でした。
これは冬休み中に一週間ほど雪山に合宿に行く授業でした。
参加する学生たちは今で言う「陽キャ」、「パリピ」です。
さらに私より6歳年下です。
コミュニケーションが苦手な私はこの合宿が苦痛でした。陽気な学生たちのノリに全くついていけませんでした。
何とか静かに耐え抜き…無事に単位取得することができました。
なぜ私は「インラインスケート」とこの「スノースポーツ」を選択したのか。
体育の授業は選択制ではありますが、サッカーやゴルフ等の授業は人気が高く受講希望が集中するため、くじ引きで決まります。
私はいずれもくじ引きで外れてしまい、人気のなかった2つのスポーツを選択せざるを得ませんでした。
大学二年目の変化
大学2年生になりました。
前回同様、単位を落とすわけにはいきません。
2年目の講義は入学式のクラスで知り合った私の数少ない唯一の友人の誘いもあり、少人数の演習形式の講義を受けることにしました。
コミュニケーションが苦手だったため抵抗はあったのですが、オリエンテーションに参加してみるとビジネスに近い講義が多く興味を引きました。
受けた講義は以下です。
ビジネスプレゼンテーション
データベース
Eコマース
情報ネットワーク
外国書購読
フリーター時代。私は情報ネットワーク系の学部を志望していたのですが、数学につまずいてしまったことから諦めていました。
しかし、文系・会計学科のこの大学でも情報ネットワーク系の講義を受講できることが分かり心が躍りました。
二年目の講義はこの少人数制・演習形式の講義で固めることにしました。
少人数制・演習形式の講義のメリットを得る
少人数制・演習形式の講義を受けたのは正解でした。
良かったことは以下の通りです。
テストがなく、毎週出席し課題を提出すれば単位を取得できる
ビジネスの第一線で働いていた人が講師。講義が面白い
ワード、エクセル、パワポ、アクセス等のPCスキルが身に付く
少人数のため課題を通じて友人ができやすい
2年生になり、ようやく大学の楽しさ・醍醐味を実感し始めました。
授業では毎週パワーポイントでスライドを作ってプレゼンをしたり、ECサイトを作成したり、ブログを立ち上げアフィリエイトを組み込んだり、どれも実践的な授業ばかりでした。
以来、大学の講義はできる限り少人数制の講義を受講すべきだと思いました。
私は一年生の時、ゼミを避けてしまったことを後悔しました。
簿記・語学の勉強に励む
少人数形式の大学の授業をメインで受けながら、講義の隙間時間を使って資格の勉強を続けていました。
学内専門学校のビデオ講座を活用し、オンデマンド形式で簿記2級を勉強。
半年ほどして、無事に簿記2級を取得できました。
ここでもビデオ講座が私に上手くハマり、講義と板書したノートだけでほとんど苦労なく合格できました。(これはビデオ講義のおかげです。簿記の取得はやはり専門学校の講座がオススメです)
TOEICもリスニングを中心に勉強を続けます。
一年生の頃はようやくスコアが400いったところでしたが、二年生なってようやくスコアは500を超えました。
スコアを上げるペースは遅いのですが、要領の悪く不器用な私でも少しずつですがTOEICのスコアを伸ばしていきました。
また単位外で、外国人講師による英会話の講座も週2で受講します。
TOEICのリスニングを強化する目的で受講しました。
リスニングが苦手な私は、外国人講師の英語をほとんど聞き取れず、何を言っているのかさっぱりわからないまま一年が終わりました。
しかし、語学への興味だけでは強くなっていきました。
この経験が社会人になってから意外な場面で活きることになります。
大学での学びの本質が見え始めた二年目。
一年間の大学の学費は高額です。
大学一年目は学費をペイできるほど学問を修めていた実感は全くありませんでしたが、二年目は学費をペイ…とまではいかないまでも充実した日々を過していました。
日々が過ぎるのは早く、あっという間に大学二年目を終えます。
続く。
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