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実質5浪に向けアルバイトを辞める(フリーター編#18)

こんにちは。実質多浪のロクです。

フリーター生活から3年半経って決意した大学受験。しかし結果は不合格。

その後、実質5浪での大学受験を決意します。

前回の話はこちら。

実質5浪での大学受験を志す

高校を卒業してから丸4年となる3月。

フリーター期間は3年半、これまでの受験勉強期間は4カ月。

今回大学に合格しても実質4浪での進学でした。

しかし、結果は不合格

自分自身で再受験を決断し、次の1年間を勉強に打ち込み、
実質5浪での大学受験を目指します。

私の友人は、まもなく大学を卒業し、翌月には内定が決まった企業に入社します。

私はすでに周囲と比べ、4年遅れてしまっています。

次の受験で合格した頃には、友人達は社会人2年目。

しかし、確固たる意思で再受験を志す私に焦りはありませんでした。

最後まであきらめずにやり通す強い意思がありました。

受験を踏まえた反省

今回の受験で足りなかったもの。それは学力です。

合格点までの点数が圧倒的に足りませんでした。

そもそも、高校時代までほぼ無勉。私に学力の基礎などはなく、4カ月の付け焼刃で勉強しても、全くお話にならなかったのだと思います。

周りの学生は真剣で勉強し臨んでいます。

数学の教科書と英単語・英熟語を憶えるだけで、太刀打ちできるわけがありません。

当時の私は大学受験というものをあまりに侮り過ぎていました。

当時の私をゲームのRPGで例えると…
「こん棒だけを携えて、スタート地点周辺のスライムを数匹倒し、そのままラスボスに挑む」くらい無謀なレベルでした。

考えた末の決断。アルバイトを辞める

受験を甘く考えていたことを猛省し、次の1年は大学受験に全てを注ぐことを誓いました。

当時アルバイトを週3で続けていました。

アルバイトと両立しながら勉強を続けることもできましたが、どちらも中途半端になってしまい、来年も落ちてしまう未来が見えます。

私は両立できるほど器用な人間ではありません。

「次の春にこそは合格したい!」
もう退路はありません。

私は2年以上お世話になったアルバイトを辞めることを決断しました。

翌日の出勤日、私は社長に話をする時間をもらい、
3月をもってアルバイトを辞めることを伝えました。

社長は穏やかで優しい表情のまま。
承諾してくれました。

「残念だけど、、大学受験頑張ってね!」
「大学生になったら戻っておいで。」

最後まで優しく、人格者の社長でした。

私のようなコミュニケーションが苦手、社会不適合、軸がブレブレの当時20歳だった私を採用してくれたのは感謝しかありません。

2年前、アルバイトに採用された時、私のアルバイト経歴と熱意が効いたと思い込んでいました。しかし、実際はそうではなかったと思います。

過去、社長は芸大を志すも叶わず、フリーターを経験。その後、デザインの道を志し、デザイナーとして独立。

苦労を知る社長は、当時の私と過去の社長を重ね、共感してくれたのだと思いました。

面接・採用というものは、「縁」だと思います。
(これは新卒入社編、転職編で詳しく語ります)

フリーター編は、今回の#18で最終回です。

「フリーター編」はマガジンでもまとめています。
ぜひご覧いただければと思います。


次回から「大学受験編」を書いていきます。
想定以上に続く長い戦いが始まります。

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