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(業務としての)物品購入について

業務として物品を購入する場合
ポイントは以下となります。

・どこから物品を購入するか
・配送日時の指定はできるか
・購入のフローはどうなるか
・検収(納品確認)のフローはどうなるか
・失敗しないための注意事項は何か

今回はネットワーク機器以外の
オフィス機器一般を想定して説明します。

[物品購入]
今回はこちら→・什器(椅子・机・ラック等備品)
・ネットワーク機器(ルータ・スイッチ)

・どこから物品を購入するか

インターネットでオフィス機器や一般的な備品を
購入できるサイトはいくつかあります。
アスクルやモノタロウが候補として挙がります。
ここで気をつけなければいけないのは
会社で(案件用・社内用に関わらず)業務として
物品を購入する場合、自分の好きなサイトで
購入できるわけではないということです。
その理由を説明していきます。

会社の購買システムの中で購入先を検討

まず、会社の購買システムにアクセスして
物品購入を選択すると、所定の購買先しか
選べないことが分かります。
加えて、普段の生活では見慣れないキーワードを
目にすることになります。

パンチアウト

企業向けにカスタマイズされた購入サイトは
パンチアウトサイトと呼ばれ、
そのカタログ(商品リスト)は
パンチアウトカタログと呼ばれています。
パンチアウトカタログは以下の特徴を持ちます。

・一般(消費者向け)サイトに比べて、
 商品数が少ない。
・企業向けサイトのため、所定の割引が
 実施された後の値段になっている。

基本的に、購買システムで選択できる購買先から
しか購入できないと考えた方が良いでしょう。
会社として取引実績の無い会社との取引を
検討する場合については別記事で紹介します。

・配送日時の指定はできるか

購買システムによるところもあると思いますが
著者のグループ会社では
日付は指定できるが
時間帯は指定できない
という状況です。
これは購買システムの更新などで
改善する可能性はあります。
経験上、日中(9:00ー17:30)の
時間帯に届くため、朝早くや夜遅くまで
配送先で人を待機させるスケジュールを
立てる必要はありません。

・購入フローはどうなるか

パンチサイトカタログで欲しいものを選び、
購入手続きを進めるのですが、
先に書いたように商品数が少ないため
無い製品をどう手配するか疑問に思った方も
いらっしゃるでしょう。
その答えは
該当の購入先の一般サイトで物品を選定する
です。
アスクルパンチアウトサイトに無い商品は
アスクル一般サイトで探し、
購入手続きを進めることができます。
一般サイトで商品を選定後、所定の
フォーマット(エクセルなどのファイル)に
商品情報や購入個数を記入して
サイトのサポートセンターに送付します。
在庫切れの商品を除き(購入できる商品のみ)、
企業向け割引を実施した金額で見積書が
送られてきますので
それで購買手続きを進めることができます。

・検収(納品確認)のフローはどうなるか

納品書とともに商品が届くため、内容に
不足が無いか確認します。基本的に
注文した全ての商品の注文書が検収で必要です。
納品書を写真撮影して
購買システムにアップロードするようなことが
求められます。
ただし、配送業者の対応も完璧ではなく
一部の商品の納品書が
納品されないことがあります。
その場合、会社の購買部門担当者に
事情を説明する必要があります。

・失敗しないための注意事項は何か

これは商品の種類によりますが、
いくつもありますので
次の記事で説明したいと思います。

次の記事はこちら

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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