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「生き方」のコンパス Vol.42
最高の理解者。
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
まずは、みなさんにお礼申し上げます。「うれしいお知らせです!」をいただきました。いつもいつも、みなさんにご支援いただいているおかげです。ありがとうございました!
今年最後の投稿になる今回は、(私の、自分自身の)最高の理解者は誰なのか?、というお話です。
人が生きていくうえで、辛いこと、悲しいこと、嫌なことなどといったネガティブな場面に出会うことは避けられないでしょう。
ちなみにこのようなネガティブなことは、決して「悪いもの」ではなかったりします。
身の周りに起きる出来事、すべてがハッピーなことだらけだったら、いかがでしょうか?それはもはや、ハッピーがハッピーではなく「当たり前」になっているかもしれませんね。(何度か、「当たり前への感謝」ということをお伝えしてきましたが、これと同じこと)
ネガティブな出来事があるからこそ、ポジティブなことだと感じられるのですね。黒い紙の上に、黒いペンで文字を書いても分かりません。白い紙だからこそ、黒い文字が認識できるのと同じように、相反するものが必要なのです。
だから、幸せを感じるためには、一般的に言われている不幸な出来事が必要なのかもしれませんね。
また、砂漠でさまよい続けて水が欲しい時、コップ一杯の水は10万円出しても欲しいと思うかもしれません。しかし日常生活で10万円出す人はいないでしょう。同じものでも、状況によっては価値が大きく変わります。
ちょっと話が脱線してきたようですので、元に戻しますね。(汗)
生きていくうえで、ネガティブな出来事からは避けられない、ということをお伝えしました。
例えば、こういった場面では、どう感じるでしょうか?
あなたの尊敬する人、お世話になっている人、大好きな人を1人思い浮かべてください。それを、Aさんとします。
あなたの大好きなAさんが、感じの悪い人たち数人に理不尽なことで責められてしまいました。その後、あなたはAさんに対し、どのような接し方をするでしょうか?
多くの方は、大好きなAさんに対して、慰めたり、励ましたり、勇気づけたり、といったことをするのではないでしょうか?
「Aさんがそんな態度だからだよ!」とか、「やっぱりAさんはダメなヤツだな!」、「Aさんのそんなところが嫌いなんだよ!」なんてひどいことを言ったりはしませんよね。
そんなことをしてしまったら、Aさんはとても傷つくし、立ち直れなくなってしまうかもしれません。あなたの人間性も疑われてしまいますよね。
多くの人がとるであろう態度、慰める、励ます、勇気づける、といったことをした場合、Aさんは、あなたのことをとてもありがたく感じるのではないでしょうか。
あのね、あなたに何か嫌なことがあった時、あなた自身にもこれと同じことをしてあげるんだよ。例えば、仕事で大きな失敗をしたとしようか。
あなたは自分に対して「やっぱり自分はダメなんだよな」「私って、結局この程度だ」なんて思ったりしていないかな?
大好きなAさんには、励ましたり慰めたりしてあげるのに、どうして自分自身には辛く当たるのかな?自分自身はより一層、傷つかないのかな?立ち直るどころが、さらに落ち込むことになるんじゃないのかな?
これって、自分をいじめているのじゃないのかな?虐待と言っていいのかもしれないよね。
あなたは、あなたのことが嫌いなんかじゃないんだよ。失敗したことにいら立ってるだけかもしれないね。本当は自分のことが大好きなはずなんだよね。
考えてもごらん。たとえが悪いけど、臨時収入で10万円が手に入ったら何に使うかな?多くの人は「自分のため」に使うんじゃないかな?それって、自分が可愛いからじゃないのかな?
だからね。嫌なことがあったら、まず素直な気持ちになって、自分で自分を慰めたり、励ましたり、勇気づけたりしてあげてもいいんじゃないのかな?大好きなAさんにかけてあげる言葉を、自分自身にかけるんだよ。
嫌なことがあった時だけじゃない。日頃から、自分を責めたりせずに「よく頑張っているよね」って褒めてあげる。もっと頑張らなくては、という時もあるんだけど、できる時には休むことも考えてあげる。〇〇しなければ、とばかり言ってるんじゃなくて、好きなこともしてみる。怒る、悲しむ、悔やむということに囚われるんじゃなくて、感謝や愛や幸せに包まれることを考えて心を満たす。こんなことをやってみた方が、自分に優しいよね。
一般的には、自分が自分のことをよく知っていると言われているよね。だったら自分の最高の理解者になりえるのは、自分自身じゃないのかな。その理解者は、自分を責めたり、嫌だと思ったりしていないかな?自分の心に寄り添ってあげて、辛かったら心を抱きしめてあげて、せめて一言「大丈夫だからね」と心の中でつぶやいてごらん。
それをね、日常のちょっとした場面でやっているとね、自分の心が温かくなってくるからね。セルフコンパッションっていうのかな・・・。騙されたと思って、やってみるといいよ。自分自身を「最高の理解者」にしよう。間違っても「最低の批判者」にしないように、ね。
今回は、最高の理解者についてのお話でした。
2021年も終わりを告げようとしていますね。私は今年、noteデビューしましたが、本当にたくさんのご縁と愛をいただいたことに感謝いたします。おかげさまで、とってもいい1年でした!みなさんにとって2022年が、さらに充実した年になりますように!
よいお年をお迎えください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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