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「生き方」のコンパス Vol.90

自己受容。


みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。

さて今回は、自己受容についてのお話となります。

自己受容とは、自分で自分のことを受け入れることなのですが、とても大切なことなのです。
とても大切なのですが、難しい一面もあり、正面から向き合うことを避けてしまう人もいたりします。

それはなぜか・・・。

自分で自分の嫌いな面も認めないといけないからではないでしょうか。
良い面は、誰でもすんなりと受け入れることができるでしょう。
しかしながら、自分の嫌いと感じている面を素直に受け入れる・・・。
これはやはり、心に抵抗が生まれて当然です。

そういったこともあり、「見て見ぬふり」をしたくなるのが人情というものではないでしょうか。

あのね、確かにそうだよね。誰でも自分の短所や嫌な面って、見たくないよね。私もそうなの。(笑)

そうだったんだけどね、自己受容できるとラクになったの。
人の嫌だと思える面も、随分と緩和されてきたのかなぁ。

ちなみに私の嫌な面は、つい背伸びをしていい顔をしたがるところ。
もしかしたら幼少期に親から離れて育ったことがあるので、いい子にしていれば親の関心を得られると思っていたことが原因かもしれないし、あるいは劣等感を補完するための言動なのかもしれないの。

私の場合は、そんな嫌な自分の弱みに向き合う時にね。
「いい子でなくてもいいんだよ。いい子じゃなくていい。それから劣等感があるのも当たり前。劣等感をプラスにするにはどうしたらいいかを考えてみよう。どちらにも共通することは、自分が愛を持って接していたら、相手も同じように接してくれるからね」って、自分に言い聞かせたのかな。

人生を歩んで行く中で、色んな人とのやりとりがあるけど、相手の嫌いな点は自分の嫌いだと思っている点だったり、相手を許せないって思うことは、自分に許せないと思っていることだったりするの。
心理学では「投影」って言うよね。

それからね。自分に向き合うことから顔を背けているとね。色んな事に不安を感じることにつながることもあるの。
そんな不安をね、金銭物品で紛らわそうとしても、心の底からは満たされることはないんじゃないのかなぁ。

しっかりと自分に向き合って、確かにこんな短所があるんだけど、別のこういった長所もあるんだよなぁ。色んな点でデコボコしているけど、長所で誰かにプラスになることを貢献できたら、その短所は小さく感じるのかもしれないよね。

それが本当に実感できた時、自分のことが許せたりするんじゃないのかな。
自分のことが許せると、相手の嫌な面にも寛容になれたりするのかな。

厳しい表現かもしれないけど、そんな自己受容っていうものは、人によっては激痛を伴うかもしれないの。その激痛を乗り越えた時に見えてくるものって、激痛以上に大きかったりするのかな。

あなたの、そんな自分に向き合うための勇気、決断、気力、覚悟、決心といったものが、より大きくなるといいよね。

今回は、自己受容についてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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