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「生き方」のコンパス Vol.43

自分を守ってくれたもの。

みなさん、新年あけましておめでとうございます。2022年がみなさんにとって充実した良い年になりますよう、また私の記事が少しでも誰かのお役に立てますように投稿して参ります。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、この「生き方」のコンパス、ネーミングを決める時は色々と考えたものです。「人生の羅針盤」、う~ん、ちょっと重すぎるな。ネットで検索したら、何か同じようなものが出てくるし。「生き方の豆知識」(笑)。ちょっと、いや、かなり頼りないぞ。とかなんとか考えて、検索しても同じようなものがない、「生き方」のコンパスに決まりました。ネーミングに恥じない記事になるよう精進いたします。

本題に入る前に、ちょっと一言。みなさんのご支援に感謝いたします。去年の最後の投稿でも「うれしいお知らせです」をいただきました。いつもいつも、ありがとうございます!

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前置きが長くなりました。(汗)2022年最初のお話は、「自分を守ってくれたもの」についてとなります。

「自分を守ってくれたものって、親や親友(その他、家族や配偶者、先生や恩師、上司などもあるかもしれません)かな?」と思いますよね?

あなたが辛い状況に出くわした時、誰かが守ってくれた、そういった体験をされた方も多いでしょう。そういった方々には、しっかりと感謝の気持ちを伝えると、いつまでも良い関係でいられることでしょうね。

さて、実は見逃してしまいがちな「自分を守ってくれたもの」があります。見逃してしまいがち、と言うよりも、そんなものが?と思われるかもしれません。それは身近にあります。身近にあるというよりも、自分自身の中にあるものです。

あのね、その答えはね、あなたのネガティブな感情や考え方だったりするんだよね。信じられないかもしれないけれど、あなたが嫌だと思っている自分の思考ぐせだったり、ほぼ自動的にマイナス思考に偏って考えてしまう「認知の歪み」、これはあなたを守ってくれたものなんだよ。

信じられないかもしれないよね。あなたが好きではない自分の感情や思考なんだから。仕方ないかもしれないよね。

でもね、こんな例もあったりするんだよ。引っ込み思案で大勢の人前では発言するのが嫌だったとするよね。それはね、もしかしたら子供の頃に人前で何か発言した時に、誰かから否定されたり、嫌なことを言われたのかもしれないんだよね。そんな体験があって、「人前で発言すると傷つくから、喋らないようにしよう」と、無意識のうちに引っ込み思案になってしまうの。

だけどね、これってあなた自身を守ろうとして、そうなったんだよね。この例だけじゃない。他の色んな事もだいたいはそうなんだよ。自分を守ろうとした結果、そうなった、だけど社会に出てからは自分の嫌いな面と思われてしまう・・・。

それをね、嫌だとか、嫌いとか思ってフタをするとどうなるんだろうね。抑え込まれた感情は、その時はどうにかなるかもしれないんだけど、ふとしたタイミングで暴れ出したりするんだよ。いわゆるキレたり、抑えが効かない状態。

「自分を守ってくれたもの」を人に当てはめてごらん。過去に自分が嫌な思いをした時に守ってくれた人がいるとするよね。その守ってくれた人に対して、嫌だとか、嫌いとか言ってると、その人はどう思うだろうね。自分の無意識に対しても同じこと。「あの時、一生懸命守ってあげたのに、こんな仕打ちをうけるなんて、ひどい!」と思うよね。

だからね、あなたが今、嫌だと思っている自分のネガティブな面があるとしたら、しっかりそれに向き合って、「今まで守ってくれてありがとう。でも、もう大丈夫だからね」って言ってあげてごらん。それで暴れ出すことはなくなるんだから。

上手くいくと、自分の存在価値を自分で認められるようになるからね。そうした時、周りの人たちに対しても思いやりのある行動ができるようになるの。これが心のフタが外れた状態。

心のフタが外れるとね、もっと素直になれたり、仕事が楽しく感じるようになってきたり、自分の意見をもっと言えるようになったり、色んなことにチャレンジできるようになったり、人を大切にするようになったりと、いい面がたくさん出てくるからね。

「自分が嫌い」って思っている人は、やってみるといいよ。そのネガティブな面をきちんと浄化させることが大事だからね。

今回は、「自分を守ってくれたもの」についてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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