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774.未来って、素敵だよね。だって、過ぎてしまった過去じゃあないし、これから作られる未来なんだもの。

The future is wonderful, isn't it? Because it's not the past that has passed, it's the future that will be created from now on.
【お馬鹿なoucouさんの逆さま論61.】


©NPО japan copyright association Hiroaki


世の中には、

in the world,

変えられるものとね、
something that can be changed

変えられないものがあるよね。
There are things you can't change.


世の中には、
in the world,

変えてもいいものとね、
It's something you can change,

変えちゃあいけないものもある。
There are some things that cannot be changed.


ほとんどの人は、
most people

世の中も、
in the world too

自分も、
myself too

人も変えたいと思う。
I want to change people too.

だから怒りが生まれる気がする。
That's why I feel angry.



だけど、どうしても変えられないものなのに、
But even though it's something I can't change,

変えようとするのも、
Trying to change

人間の悲しい性なのかも知れない。
Maybe it's the sad nature of human beings.


でもね、
But you know,

変わらないもの、
Those that do not change,

変えちゃあいけないものを、
things that cannot be changed,

無理して変える必要はないよね。
You don't have to force yourself to change it.

だって、
Because

無理なんだもの。
Because it's impossible.


©NPО japan copyright association Hiroaki


だから、

that's why,

そんなことよりも
than that

過ぎたことよりも、
than the past


数分後、
A few minutes later

数時間後、
After several hours,

数日後。
A few days later.

そう、明日はこうしょうかな、
Yes, how about tomorrow

明後日はこうしてみようかな、
Let's try this the day after tomorrow

来週は、こうするんだ。
I'll do this next week.

今度、あの人に会ったらこんな話をしてみたい。
Next time I meet him, I want to talk about this.

こんなことを一緒にしてみたい。
I would love to do something like this with you.

そうだ、あそこに行ってみよう。
Yes, let's go over there.

そう、まだ見ぬ、明日を考えて見るんだ。
Yes, I haven't seen it yet, I'm thinking about tomorrow.

できたら、メモ用紙やスケジュールノートに書きこむのもいいね。
If possible, write it down on memo paper or a schedule notebook.

ボールペンでは修正したり、消したりするのは面倒だから、
Because it is troublesome to correct or erase with a ballpoint pen,

鉛筆と消しゴムがあればいい。
All you need is a pencil and an eraser.



そう、未来なんだもの、
Yes, what is the future,

自由に書き変えたり、書き足したり、変更は自由。
Feel free to rewrite, add, and change freely.

こんな素敵な未来はないよね。
There is no better future than this.

だって、過ぎてしまった過去じゃあないし、
'Cause it's not the past that's gone,

これから作られる未来なんだもの。
It's the future that will be made.

だからね、
So I,

毎日、毎日、終わりのない未来を描き続けるのさ。
Every day, every day, I will continue to draw an endless future.


Ⓒお馬鹿なcoucouさんの逆さま論
ⒸThe upside-down theory of stupid coucou


©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

coucouさんはね、病院は、個室が大嫌い。それは人の気配がなくて機械音だけなんだもの。前回は567のために1病棟全体がクラスターで閉鎖となり、個室に移動となった。

今回の病棟8階に入る©NPО japan copyright association coucou

だけど、すぐさま相部屋に変えてもらった。
6人部屋でも構わないんだけれど、今回は4人部屋。
小学生の頃の病室は12部屋と物凄い広さだった。
当時はカーテンの仕切りなどないため広いワンフロワー。
今はほとんどがカーテンで仕切られている。

でもね、みんな重傷者~
隣の人は肝臓がん、すい臓がん、前立腺がんに大腸がん。
みんな立場は違うけれど、緩和ケアと呼ばれる医師たちが数人で病棟を回り、患者の傷み具合の相談をする。

もちろん、coucouさんの所にも何度も来てくれた。
でも、現実は痛み止めが効かない…。

その理由は、昨日も話したけれど、手術の部位の痛みではなくて、ほとんどが首、背中、腰、股関節の痛みなんだ。
これは2日間、鎖だらけで寝返りも打てず同じ状態(上向き)のまま身体全体が固まってしまう。
もちろん、血液のすべては背中に集中してしまう。

だから、とても苦しかった…。

病院の窓から手術の朝、何だろう?このグリーンの玉は?©NPО japan copyright association coucou


病院の窓からユーミンの歌の中央フリーウェイ(新宿方面)©NPО japan copyright association coucou

でも、動けないため顔を見ることも挨拶することもできないけれど、医師や看護師さんたちと患者さんの声はお互いに筒抜け状態。そう、coucouさんの話だってみんなも耳ダンボだよね。

痛みって、最大のストレスだよね。

手術を終えた31日の夜、隣の人が声を出して苦しみ続けていた。ピンポン、ピンポンとけたたましく鳴るベルの音。何度も痛み止めを入れるがそれでも苦しんでいた。coucouさんもベッドにしがみついて時が過ぎるのを待ち続けていた…。

隣の患者さんは肝臓がん、お腹や背中の激痛で叫び声をあげていた。結局、朝まで看護師さんが数人で付きっ切り。そしてさらに強い薬を投薬。ただ1時間おきに点滴により身体全体に痛み止めを流す。同時に眠り薬を飲む。

ここで考えて見れは、coucouさんも痛み止めよりも眠らせてもらった方が楽だと思ったのだけど、それは認められなかった…。

そして、翌朝のこと。
二人の医師と緩和ケア医師と看護師さんたち6人が隣で相談し合う。
聞きたくなくても筒抜け…。
「まず、家族の方に連絡したい、相手先を教えて欲しい…」

「え、そんなに酷いの?これ以上心配かけたくないので伝えてもらいたくない…」
「では、お父さまやお母さまはどうですか?」
「言えるわけがない…」
医師たちはこれからの方針を踏まえて家族の方に話をしたいと言い続けた。

「先生、はっきりと教えてくれ!駄目なら、駄目と…。仕事先にだってそれによっては連絡したいし、誰にも迷惑や心配をかけたくない…」

すべて筒抜け…。

この言葉はcoucouさんの言葉でもある、思いはみんな同じ…。
すると、医師は、
「はい、肝臓から腎臓にまでも転移は広がり、今のままでは無理だと思います…」
え~なんて言葉、全部聞こえているんだよ~
「じゃあ、どうすればいい…」

「まず、できるだけのことをします。
自分で血液が作れない状態なので輸血をはじめます。そして痛みが移動しているようなので1時間おきに投与しながら状況を判断します。それでも痛みが治まらない場合は、少しずつ強くしていきます」

「先生、どうせ死ぬんなら、何もしなくていいよ、痛みだけ取れれば何もしなくていいよ、駄目ならばね。ああ~運がないなあ…だけど、女房や子どもには言えない…、どうしても…。まあ、父親だけには伝えてもいいかなあ…」

医師は電話番号を聞き取り、彼のお父さんに連絡を済ませた…。
お父さんは高齢のため病院には自力で来れない…。


そして、彼の父から連絡があったのだろう、すぐさま奥さまと子どもたち二人が面会に来た…。

彼は一言も話さない…。

医師はcoucouさんの隣で奥さまと子どもたちに説明を始めた。
今後の治療方法についてだった。

そして、最後に奥さんが口を開いた…。
「あんた、死ぬんじゃあないよ。ここに、二人の子どもと私がいるんだよ~簡単に諦めんなよ~生きて見せろよ、私たちのために…。」

隣にいたcoucouさんは痛みどころか涙が止まらない…。
なんて凄い奥さんなんだ~

医師も看護師さんたちも泣いている。

なんだよ、この空間は…。


彼はようやく重い口を開いた。
「先生、先生に任せた、なんでも言うことを聞くし、我慢もする、文句なんて言わない。生かしてほしい~」

「では、任せてもらいましたよ!」
この先生の言葉がとても明るく感じた。

ああ、もしかすると、彼は生きれるかもしれない…
自分の命を任せたんだもの。

なんだよ、ドラマじゃあないんだよ、リアルな現実なんだよ。

彼は嫌がっていた、苦しいという輸血を始めた。
隣のカーテン越しには面会禁止なのに奥さんが傍に寄り添っていた。
それはcoucouさんが退院してもそばにい続けていた。

ああ、一緒に生きてきたんだね…。

隣なのにお互いが顔も知らない、でも、coucouさんの心の中には深く刻まれている。彼の姿はcoucouさんなんだもの。


そう、未来なんて誰にもわからない、
誰にも決めることなんてできないけれど、未来は自分が作るもの。
彼は奥様と子どもたちと未来を作ろうとしている。

きっと、大丈夫だと感じている。
それはね、先生の明るい、力強い、優しい言葉にあるんだもの。

病院の窓から©NPО japan copyright association coucou
病院の窓から©NPО japan copyright association coucou
病院の窓から©NPО japan copyright association coucou


ここまでおつきあい、ありがとうございます~
昨日の不足分を掲載しました。

さて、本日からゆるゆる仕事はじめ開始~
身体を少しばかり動かすリハビリを兼ねてね。
でも、世の中はこれから夏休みなんだね~
coucouさんは逆さまだから、本格的な仕事モードにしたい~
そしてね、ゆっくりと、note三昧だね~

トイレが辛い日々だけれど、自由の方が勝っている。

また、あしたね~



文字数5,310文字


The Beatles - A Day in the Life【和訳】ア・デイ・イン・ザ・ライフ | カバー:The Analogues


※後半に、Ⓒひとえさんコラボ作品~【ちょっぴり悲しい癒しの童話】聞いてくださいね~



coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


©NPО japan copyright association 

84.【癒しの朗読】

【癒しの朗読】彗星の話(豊島与志雄・作)【こころ穏やかになる童話】

Ⓒ一技(ひとえ)YouTubeチャンネル~仕事やご自宅、眠る前にスマホでもお聞きくださいね。


Ⓒ一技(ひとえ)【癒しの朗読】

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