797.「はい!」ってね、愛の言葉、魔法の言葉。人生を幸せにすることばなんだよ。
"Yes!", words of love, words of magic. These are the words that make life happy.【お馬鹿なoucouさんのホスピタリティ論⑲】
1.「はいの心」"Heart of Yes"
ねえ、
Hey,
みんな~
everyone
「はい!」って、言ってごらん。
Say yes!
どんな嫌なこと、
what a disgust,
どんな嫌な人と話しても、
No matter what kind of person you hate,
「はい!」って、言ってごらん。
Say yes!
小さな子どもたちが、
little children
「はい!」って、いう。"
Yes!"
若い人たちが、
young people
「はい!」って、いう。
"Yes!"
どんな大人でも、
Any adult
どんなお年寄りでも、
Any old age
「はい!」って、いう。
"Yes!"
「はい!」ってね、
"Yes!"
魔法の言葉なんだよ。
It's a magic word.
「はい!」ってね、
"Yes!"
すべてを受け入れて、
accept all
すべてを肯定する、
affirm all
愛の言葉なんだ。
It's a word of love
「はい!」ってね、
"Yes!"
すべての人に対して、
to all,
すべての優しさのような気がする。
I feel like all kindness.
「はい!」って、
"Yes!"
素直なこころ、
honest heart,
優しいこころ、
kind heart,
愛するこころ。
Loving heart.
「はい!」って、
"Yes!"
人の心を和ませる。
soothe people's hearts.
「はい!」って、
"Yes!"
安心を与える。
give reassurance.
「はい!」って、"
Yes!"
イエス~
yes
「はい!」って、
"Yes!"
すべてを肯定する。
affirm all,
魔法の言葉。
Magic spell.
みんなが、
everyone is,
「はい!」って、いったらね、
"Yes!"
争いごとなんて、なくなるかもしれない。
Conflicts may disappear.
「はい!」はね、
"Yes!"
ホスピタリティの大切な言葉なんだ。
It's an important word in hospitality.
Ⓒcoucouさんのホスピタリティ
Ⓒcoucou's hospitality
2.ありがとうございました、では何がありがたいのかわからないI don't know what to thank you for
お互いが肯定し合う方法があるんだ
最近、ありがとうって言葉が当たり前になってきているね。
まるで合言葉か挨拶言葉みたい、でも違うんだよね。
「ありがとう…」この言葉を伝える時には、自分は何をありがたいと思っているのかがわからなければ、伝わらない、だから自問自答することだよね。
わざわざ自分と平等につき合ってくれているという嬉しさからなのか、いつも考えてもらっていて、とても嬉しかったからのか、「感謝」の定義をもう一度再検討する必要がある気がする。
だって、ありがとうって言葉が、あまりにも当たり前になっているんだもの。
文章が苦手な人は、行動で表現する。
行動が苦手な人は文章で表現する。
どちらにしろ態度で示すことだよね。
自分の気持ちを伝えるってことって、とても値打ちのあるもの。
「○○さん、ここのところ、こうした方が良いと思うんだけど…」
「○○さん、そろそろまとめないと…みんなが待っているよ…」
「○○さん、こうすると、わかりやすいと思うのだが…」
と、親切に助言してくれた人がいる。
でもね、人の好意を否定する人って、
そのせっかくの助言に対して、
「ええ、今考えている途中なんですよ…」
「そうですねえ…」
「どうしましょうかねえ…」
「あまり言われるとやりたくなくなってしまうんですよ…」
「忙しくてねえ…」
「無理だよね…」と答える人たちがいる。
それがもしね本当に無理なことだったとしても、助言してくれている相手は、好意しかない。
だから、
そんなことを言うまえに、
まず、ありがとうがフィード・バックの技術なんだ。
せっかく、心配してくれたり、好意で言ってくれたり、思っていてくれたりしてくれているんだものね。
どう?
「人の好意を否定する」人の共通点がわかる?
わたしたちは、いつのまにか「belief(ビリーフ)」(固定観念)に自分の心を支配されている。
人のアドバイス(提案・意見)って、自分で気づかない部分が意外と多いもの。お医者さんでさえ、自分の身体や自分の家族の診断を正しく判断することはできないといわれいる。それは、自分のこととなると冷静さを失ってしまうからなんだ。
ビリーフって、自分の心を固定観念で、支配させてしまう。
では、このビリーフ(固定観念)を具体的にいうと次の3つにあてはまる。
⑴自分の真意を表現しなくても、人はわかってくれているはずだ。
⑵好意・敬意を表現すると点数かせぎとかゴマをすっていると誤解されると思う。
⑶相手が具体的にしてくれただけで、自分が頼んでやってもらったわけではない。
だから恩に感ずる必要はない、と否定してしまう。
この3つの場合は、誤りのビリーフ。
自分がしっかり真意を表現しなくても人はわかっているはずだという固定観念は、今の時代は古い産物かもしれない。
人の好意を否定する人たちの共通点は、このビリーフに問題がある気がする。
3.ホスピタリティ・ライツの六つの好意・敬意の伝え方6 Ways to Convey Goodwill and Respect for Hospitality Rights
人の言動に対してフィード・バックを返すことが、「好意」・「敬意」の伝え方のひとつであることがこれでわかるよね。
このフィード・バックをさらに前進したものに、「Advanced courset(アドバンスト・コース)」の伝え方があり、それは相手の言動を待って反応するのではなく、相手の言動前に、先手を取り、積極的・能動的に好意・敬意を伝えていく方法がある。
これはね、初めての人、大切だと思う人と会う場合の考え方なんだ。
⑴『事前調査』preliminary survey
初対面の人と会う時に、事前に相手に関する情報を少しでも知っておくことって大事たよね。coucouさんがよく講演をするときに、担当者が何を著書で書いているのか? 何を伝えようとしているのかわからない人がいる。せめて、coucouさんの本の一部でも目を通し、どんな相手か知る必要があるよね。
これがフアースト・マンタクトで大切な好意・敬意の念の表現になる。
別に著書のことだけではなく、年齢や仕事内容ぐらいは知っておくのもマナーのひとつ。
⑵『会う場所』place to meet
会う場所をお互いがきめる時、意外とそのお互いの人間性や好意・敬意がわかる。例えば、駅から歩いて3分とか、駅にはエレベーターがなく階段があるとか、下車駅までの時間、下車してからバスに乗り換える場合の時間、もし迷った場合の対処とか、このプロセスは好意・敬意が表現されるもの。
⑶『時間観念』concept of time
時間は自分だけのものじゃあないよね。相手の時間を大切にする行為は、好意・敬意の表現になる。
たとえば、「10分ほど時間をいただけますか?」「30分間だけよろしいでしょうか」と相手の都合をきいてから会話に入るとか、「お約束の時間になりましたので…」と会話を切り上げる。時間に遅れそうなときは、たとえ1分でも、2、3分でも必ず連絡を入れるといった時間観念のことをいう。
よく、一方的に長電話をかけたり、相手に話す余裕を与えない人が数多くいる。携帯電話では、よほどの内容でない限り5分以上はなすことは相手に負担をかけてしまう怖れがある。
⑷『環境設定』Environmental setting
これは有名な山種証券社長の提唱アイデアで、「報告」「連絡」「相談」の三つの確認方法を「報連相」という。実は、この報と連と相の3つを大切にすることは相手に対する好意・敬意の表現に欠かせないもの。
よく、こんな人がいますね。
それは、好意・敬意の不足している人たちです。
⑴ 報告はしたがその後の連絡がない
⑵ 連絡したが、その後の報告がない
⑶ 相談したが、その後の連絡・報告がない
つまり、(1)(2)(3)には「確認」が一切ない。
この3つが欠けてしまうと、自分の意志、気持ち、想いは一切伝わらなくなる。伝わらないどころか、信用、信頼まで失いかねないもの。
「あの…相談したいことがあるのですが…」、
そう言われれば嫌じゃあない限り話でも相談にのるよね。
大概は相談された場合、親身になって答えて、アドバイスする。
でも、その後何も連絡が来ない。
よくいう「なしのつぶて」。
これは相談者に対する好意・敬意なんてないよね。自分の勝手な都合だけなんだもの。むしろ相手を馬鹿にしていると思われてしまう。
たとえ相談したことが自分にとって都合の悪い、嫌なことであっても、わざわざ相談にのってくれた相手に対する配慮が欠けている。
「あの時ちゃんと連絡したのに…」という人も多い。
連絡は連絡したから終わり、言ったら終わりではなくて、不安があれば再度連絡する、大切なことであれば再度念を押すという考え方が不足している気がする。
「あの時ああいったのに…」「こう言ったのに…」といつも腹を立てている人がいるよね。いつも同じセリフで怒っている人に、もしかすると連絡方法に問題がある場合もある気がする。
相手に「好意」・「敬意」を表現する方法は、
「相談したら、その結果を相談者に必ず報告をする」
「アドバイスを受けたら、そのアドバイス通り行なわなかったとしても、報告する」
「連絡したら物事は終わりではなく、もし連絡したにもかかわらず、約束を守ってもらえなかったとしたら、自分の伝え方にも問題があると考える。大切な連絡ならば、再度確認も必要」
「報告されたら、必ずその後の連絡が必要」
好意・敬意はすべて確認作業の中にある
わたしたちの身の回りの社会(生活や仕事環境)の中では、この「好意」・「敬意」は不足し、むしろ、「敵意」・「不信」・「不安」が先立ち、コミュニケーションを妨げている気がする。
また、自分中心主義が蔓延しているため、相手に対する優しさやちょっとした配慮に欠けてしまい、そのため相手の考えていることがまったく分析できない、わからないといった複雑なコミュニケーションが展開されている。
これじゃあ、お互いにわかり合うなんてむずかしい。
もしかすると、それだから、何よりも自分の心を伝えることができないのかもしれない。自分の意志や思いさえも伝えることができない、理解されないといった「伝えるココロ」をみな失っているような気がしている。
本来は「伝えるココロ」って、シンプルなんだよね。
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
この間、スーパーで小学一年生ぐらいの男の子がレジの前にいて、店員さんとなにやらお話をしていた。
なにやら、買おうとしていたお菓子のことを訪ねていたようだった。
店員さんがいろいろ優しく説明しているとき、その子の返事は「はい!」「はい!」と答え続けていた。
coucouさんはね、こんな小さな子が、「はい!」という言葉を使うことも驚いたんだけれど、何よりもとっても愛おしく、気持ちがいい。
そこにお母さんが駆け付けてきて定員さんと同じ話をしていた。
coucouさんの後ろのお客は少しばかりイライラしていた。
でも、そのお母さんも、定員さんに「はい!」、「はい!」と返事をしていた。ああ~「はい!」ってなんて素敵な言葉なんだろうね。
素敵だなあ、心地よいなあ~
店員さんも、その子どもさんやお母さんに「はい!」と答える。
なんという素晴らしい場面なんだろう…。
coucouさんは静かに眺めていた。
「はい!」、あたたかい言葉だよね。
もし、年下の人、年上の人でもいい、「はい!」って答えたら、多分、ほとんどの人たちは嫌な顔をしたりしない気がする。
coucouさんの94歳の父も88歳の母も、生前はいつも他人さまには「はい!」と答えていたことを思い出す。
coucouさんも事務所のスタッフ、娘、お客さん、友だちたちにも「はい!」というようになった。
例えば、相手に対して違う、言いたいことがあったとしても、まずは、「はい!」と受け入れる。
決して、最初から、それは違うよ、なんて否定はしない。
だから「はい!」は、最初に相手を受け入れる優しき魔法の言葉。
「はい!」って、相手に対して、「好意」「敬意」を払う言葉なんだもの。
武道の世界には、「押忍」「オス」の精神がある。
これは日本だけなのかもしれない。
coucouさんは沖縄空手を少しばかりしていた時代がある。
今でも、格闘技は大好き~
その世界は、とても厳しい~
例えば、先輩が間違えていても「押忍」をいう。
先輩が教えてくれているのだから。
闘いが始まり、蹴られても殴られても「押忍」、すべての返事は「押忍」以外にしてはならない。
例えば、
「君は上手いなあ~」、押忍~
「全然だめだよ~」、押忍~と、何を言われても服従、逆らってはならない、すべてを受け入れる。
そう、全肯定の世界。
それ以外は「言い訳」になる。
それが武道の世界。
でも、どうしてそんなに厳しいのか、というと。必ず、怪我をする、可能性が高い。だから、先輩の言葉は疑問があっても、間違いかもしれない、と思っても経験豊かな先輩たちの発言の発言は自分の身を守る、命を守ることになる。だから「押忍」の精神が必要となる。
この「押忍」と「はい!」は似ている気がする。
それはね、お互いに受け入れる肯定することなんだもの。
ねえ、
みんな~
嫌いな人にも、好きな人にも「はい!」って言ってあげて見ない。
そのときにね、「はい!」といった後にその人の顔を見て見ない~
どんな顔するんだろうね~
「はい!」ってね、愛の言葉なんだもの~
ここまで読んでくれて、ありがとう~
また、あしたね~
はい~
文字数6,066文字
“私が私じゃないみたい”【和訳】What Was I Made For? - Billie Eilish
coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~
coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~
coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~
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