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794.大切なことはね、いつまでも、憎んだり、恨んじゃあいけないってことだよね。

The important thing is that you can't hate or hold a grudge forever.
【お馬鹿なcoucouさんのホスピタリティ論⑯】


©NPО japan copyright association Hiroaki

1.裏切りってね、本当は、素敵なメッセージだとしたら、
Betrayal, if it's really a nice message,


世の中、
world,

裏切っただの、
I betrayed you

裏切られただの、って、
I was betrayed,

声を上げる。
Raise your voice.

あんなに面倒を見てあげたのに、
Even though I took care of you like that,

あんなに支えてあげたのに、
Even though I supported you so much,

あんなに優しくしてあげたのに、
Even though you were so kind to me,

裏切られた。
Betrayed.


裏切るつもりはなかったけれど、
I didn't mean to betray you, but

結果、裏切ってしまった。
As a result, I was betrayed.

裏切りたくないのに、
I don't want to betray you,

裏切らざる得なかった。
I had to betray him.


そう、
yes,

そんなときもある。
Sometimes it's like that.


あんなに仲が良かったのに、
Even though we were such good friends,

あんなに信じていたのに、
I believed so much,

裏切られた。
Betrayed.


だけど、
However,

どうしてだろうね?
Why?

coucouさんもたくさん裏切られたことがある。
Mr. coucou has also been betrayed a lot.

coucouさんもたくさん裏切ったことがある。
Mr. coucou has also betrayed many times.

相手の思い通りにならないことも、
Sometimes things don't go your way

裏切り。
betrayal.

自分の思い通りにならないことも、
Sometimes things don't go my way,

裏切り。
betrayal.


裏切るって、
to betray

何かしら、意味がある気がする。
I feel like it means something.

わたしは、あなたが嫌い、
i hate you

大っ嫌い…。
I hate it...

そんな意味もある気がする。
I think it has that kind of meaning.


だって、
Because

好きな人は裏切れないもんね。
You can't betray someone you love.


裏切っていないのに、
Even though I haven't betrayed you

裏切ったと言われる。
betrayed.

裏切る気持ちなんてないのに、
I don't feel betrayed,

疑われる。
Suspected.


裏切った覚えはないのに、
I don't remember betraying you,

裏切ったような罪悪感が残る。
The guilt of betrayal remains.


誰も、裏切っていないのに、
Even though no one betrayed me,

裏切られたと感じてしまう。
I feel betrayed.

人って、よほどでない限り、
As long as people aren't too big

人を騙そうなんて思わない限り、
As long as you don't want to deceive people,

裏切りなんて存在していない、
betrayal does not exist,


裏切りって、
betrayal,

もしかして、
Maybe

人間が、作り上げた、
made by humans,

勝手な心の産物だとしたら、
If it's a product of a selfish mind,

どう、思う?
What do you think?


©NPО japan copyright association Hiroaki


こんな裏切りもあるね。
There is also this kind of betrayal.



期待していた以上り裏切り、
More betrayal than expected,

予想以上の裏切り、
more betrayal than expected,

考えていた以上の裏切り、
More betrayal than I thought,

こんなに、愛されているなんて、
I can't believe I'm loved like this

こんなことまでしてくれるなんて、
I can't believe you're going to do something like this

こんなに、大切にしてくれるなんて、
I can't believe you cherish me so much

こんなに素晴らしい人だったなんて、
that you were such a wonderful person

裏切られた気がする。
I feel betrayed.


裏切りってね、
betrayal,

本当は、素敵なメッセージだとしたら、
If it's a good message,

どう、思う?
What do you think?


裏切られて、良かった。
I'm glad I was betrayed.

裏切ってくれて良かった。
I'm glad you betrayed me.

裏切って、良かった。
Good thing I betrayed him.

どう、思う?
What do you think?


大切なことはね、憎んだり、
The important thing is to hate,

恨んじゃあいけないってことだよね。
It means you can't hold a grudge.


Ⓒcoucouさんのホスピタリティ
Ⓒcoucou's hospitality


©NPО japan copyright association Hiroaki

2.裏切るのも間違いならば、裏気られるのも間違いのように思える。If it's wrong to betray you, it seems like it's wrong to be cheated on.


人を信じる。
人を信じて裏切られる。

裏切る人って、裏切ろうとして裏切る者もいれば、
裏切りざる得なくて裏切る者もあるよね。
最終的には同じことかもしれないけれど、裏切るにも理由があり、原因がある気がする。

それはね、「裏切られて困るようなことが原因」って、こと。

人を信じることは正しいことだよね。
でも、人を信じて裏切られる理由がそこにある気もする。
自分がその人を信じていても、相手が自分と同じように信じていてくれるかどうかだよね。
自分がその人を信じる力が100であっても、相手が自分を50しか信じていなければ、その差は50ある。

もし、その人が自分と同じ100だったら、よほどでない限り裏切られる訳はないよね。でも、自分が100信じているから、相手から100信じてもらえているという錯角、勘違いが裏切られたと思う理由と原因でもある気がする。

自分の信じる100の根っ子とは一体何だろうね? 
お互いが信じあえる100の状況とはどんな時なのかなあ? 

それって、つき合いの深さかもしれないね。
お互いが知り合って数カ月だったら、たとえ友達同志であろうが、恋人同志であろうが?よほどのことがない限り信じ合うことはできないよね、だって、お互いのことを知らないんだもの。

だから、信じ合うためにはお互いの実績が必要。
心を許し合うのも、努力と時間という実績が必要になる。

また、この努力と時間という実績がなかったら、なぜ人を信じることができるのかな? もし、裏切られたらと感じるなら、その原因は信じすぎた結果かもしれないし、自分は信じられているという偏った、自信から生まれているのかもしれない気もする。

環境や立場、状況が、仕事関係だけでなく左右していることも事実だと思うけれど、好意が裏目に出て、人から裏切られることもよくある話だよね。

でもね、裏切る相手にすべての問題があるかどうかじゃあなくて、これも自分の信じる偏った自信から起っている気がする。

人は、単なる自信、偏った自信による判断がトラブルを招いていても、実際には、なかなか気が付かない。

結果、その自信によって裏切られ、相手から責められ、文句を言われ、苦情をいわれてしまう場合もある。せっかくの努力であっても報われず、むしろ恨みにまで発展する場合もあるよね。人を恨む側にも当然問題があるけれど、恨みを買うのも困ったもんだよね。

裏切るのも間違いならば、裏気られるのも間違いのように思える。


©NPО japan copyright association Hiroaki

3.正しいと主張すると争いに変わるんだねIf you insist on being right, it turns into a fight


ホスピタリティ・ライツは、すべての組織、すべての団体、友人関係、恋人同志、同僚、すべての生活に密接に関係しているものなんだ。

なにやら言葉だけを耳にすると、むずかしく、今の自分の生活や仕事にはまったく関係ないと考えてしまうかもしれないね。でもね、すべての人生に深くかかわる人間真理がここにある気がしているんだよ。

わたし達の身の回りに、こんなことはよくあるよね?

どうしても自分の考えが伝わらない。
なかなか相手に自分を伝えるのはむずかしい…。

あーあ。人間関係って嫌だなあ…面倒くさいなあ…。
そう思っている人は数多くいる。

何十年も一緒に暮らしている夫婦だって同じ。
親子関係も同じ。当たり前かなあ~
そう、年数や、つき合いの深さだけでじゃあないもんね。
長ければ伝わるものでもない。
それだけ、コミュニテケーションって、はむずかしいことかもしれないね。


ある会社で、こんなことがあった。
どうしても同僚と考えが合わない。

話せば、お互いが正しいと主張しはじめるんだ。
よく聞いてみれば、お互いに仕事熱心で、お互いの内容はおかしくはなく、二人とも正しいことを言っていた。

そして、互いが正しいと譲り合わない。

こんなこともよく耳に、目にしない? 
論争なんていうのも、それに似ている。

「正しさ」って、状況によって変わったするし、考え方によっても、立場によっても変わる。本当は「絶対的な正さ」などというものはあり得ない、でも、人は人に自分が正しいと主張しあう。

これって、戦争も同じだよね。
つまり、状況によって、どちらにも正しさがある気がする。

4.正しい病というウイルス症感染拡大The spread of viral infection called right disease


これはね、わたしたちのすべての人たちの身近で起っている現象のひとつだよね。これを、coucouさん流に考えると『正しい病のウイルス症感染拡大』と名付けて見た。

この『正しい病のウイルス症感染拡大』は、他の考えや意見をまったく受け入れない。

なぜって、自分がすべて正しいからなんだもの。

「正しさ」って、別に言い争いになる必要もないものなんだけど。

どうかな? 
『正しい病』にかかっている人は、いつもプンプンしていたり、怒っていない? その腹立たしさは、「自分のことをわかってくれない…」「あいつは誤っているのに…」という、次は『わかってもらいたい』病に変わってしまう。

「正しさ」って、別に主張しなくても、正しいのなら、それでもかまわないことで、相手に強制することではない気がする。これらの原因はすべて相手を否定することから起りる。
「正しさ」を強引に押しつければ、それは否定になる。
正しさには強引さは似合わない。
「正しさ」を通して、お互いが否定しあうことで争いになってしまう。

でも、どうしても「自分が正しいんだ」という欲求が押さえられない人もいるよね。結果、その人は「正しいこと」を言っているのにかかわらず、孤立してしまう。

©NPО japan copyright association Hiroaki

5.正しさって、すべて肯定から始まるRightness starts with affirmation


わたしは、誤っていない、間違ってはいない。
否はすべて相手にある…。

わたしは正しいことをいっているのに…。
しているのに…。
どうして人は理解してくれないのだろう……。

こうなると相手も、自分さえも見失ってしまうよね。
それが発展すると、理解という波から外れてしまう。

「こんなに良い企画なのに、こんな素晴らしいアイデアなのに、こんなに世の中に役に立つアイデアなのに……」。
このように嘆いている人は五万と、わたしたちの身近にいる気がするね。


このように、正しい事なのに、否定し合う。
正しいことを伝えているのに否定されてしまう。

でもね、間違えていても、正しくても一度肯定してあげること。
肯定してあげると、より正しさが伝わりやすい気がする。

世の中って、何でもかんでも否定だらけ、認めない、受け入れない、信じない、疑いばかり。そんな中では信じあうことができないし、簡単にウイルスに感染してしまう気がする。


どうだろうね、
どんなことでも、最初は受け入れてあげたら。
もしかすると、お互いのコミュニケーションによってこの病を防げるかもしれない。

©NPО japan copyright association Hiroaki

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

本日で一技(ひとえ)さんの朗読作品が全104作品となりました。一応終了するけれど、一技さんの作品がまた増えましたら再開させてくださいね~
ご協力に心から感謝申し上げます。

104作品目は、【こころ穏やかになる童話】
「幸福の王子」(原作:オスカー・ワイルド 翻訳:結城浩)の作品。

coucouさんはね、オスカーワイルドが子どもの頃から大好きなんだけれど、どうしても納得できないことがある。

それはね、幸せの王子のために命を落としたツバメさんのことなんだ。子どものときからこのツバメさんの献身的な命を懸けた行動が最終的にはハッピーエンドなんだけれど、どうしても悲しすぎる…。

だからね、coucouさんは幸せの王子を「幸せな猫王子」にして「かわいそうなツバメさん」をネズミさんにして「174.この世で、一番尊いものを二つ持ってきなさい!」というタイトルと内容で作り直したんだ。

もちろん、尊敬するオスカーさんに迷惑をかけない範囲でまとめた物語なんだ。

オスカーワイルドの「幸せの王子」の朗読も聞いて、お時間があれば読んでくれると嬉しい~coucouさんがnoteデビュー174日目、約5週間目くらいかな~合わせて読んでね~


じゃあ、またあしたね~
まだまだ、暑い~567よりも怖い熱中症~
みんな水分補給を忘れずに、夏風邪も気をつけてくださいね。
日々、暑さと冷やしすぎ、みんな体調を崩している~

お大事にね~


文字数6,742文字


【和訳】人は不思議な形で恋に落ちるって Thinking Out Loud - Ed Sheeran


coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru

104.【癒しの朗読】

【癒しの朗読】幸福の王子(原作:オスカー・ワイルド 翻訳:結城浩)【こころ穏やかになる童話】

Ⓒ一技(ひとえ)YouTubeチャンネル~仕事やご自宅、眠る前にスマホでもお聞きくださいね。


Ⓒ一技(ひとえ)【癒しの朗読】

【癒しの朗読】幸福の王子(原作:オスカー・ワイルド 翻訳:結城浩)【こころ穏やかになる童話】




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