【新潟 佐渡】晴耕雨読の佐渡島旅
佐渡島をのんびり旅してきました。
個人的な感想を場所ごとに記録しています。
佐渡島到着前
カーフェリー
自由席と指定席がある、ジェットフォイルよりも到着遅い、寝転んだりベッドに寝れたりデッキに出れたりする。
2等は予約不要で乗船できる。入船前の先頭には年始の百貨店で開店を待つ人と同じ熱を感じた。2等はカーペットで陣地の取り合い。防カビ対応の記載はあったものの歴史を感じる黒ずみはあった。過ごし方はイビキをかいて寝ている人もいれば壁にもたれかかって本を読む人がいた。荷物は棚に置くこともできるし、コインロッカーに預けることもできる。
雨の日や疲れている場合、1等など予約席でしっかり休むかな。次の予定にリセットして入れたし。もちろん1等席でもイビキかいて寝ている人や共有テレビで声を出して一喜一憂している人もいたけど。
晴れていればデッキに出てウミネコと触れ合ったり船内以外に時間を潰すことはできるんですが、なんにせよ移動に2時間30分もあるんですから。
ジェットフォイル
全席指定席、カーフェリーより到着早い、座りっぱなし。
佐渡島到着後
移動手段
佐渡島は東京23区よりも広いよ〜、と謳うほど広かった。
いろいろな手段を用いて移動した結果、迷う余地なく"レンタカー"推し。
徒歩
メインの移動手段には不向き。でも、歩くことで感じる風が運ぶ、町の香りや地元の方の話し声は非日常を全身で感じることができたのでよかった。
また、佐渡島の人は車で移動するため、歩いている人がいると心配するらしい「あの人何かあったのかしら」って。なぜか、たびたびドライバーが見てくるなあ???と思っていたので納得。嘘みたいな話なんですが。
バス
バスの時間に合わせた旅が苦ではなければ可能。間隔1時間に1本や1日数本の路線もある。時刻表と観光先の滞在時間を、前もって調べることオススメ。支払いは現金のみ。数日バスで移動する場合、バスステーションなどで乗り放題のdayパスを購入すれば小銭の心配もいらないので便利。モバイル版。
タクシー
全く空車状態で走っていない。フェリー乗り場のみ多少駐在してはいるが、離れると予約車しか走っていない。ふらっと拾う選択肢は無し。あと、急遽連絡してもピックアップからの送る時間を天秤に掛けて断る可能性もある、とドライバーさんに言われた…危ない。
自転車
サイクリングを推している島でもあるので走りやすいんだとおもいます。
たらい舟(はんぎり)
あなたにおすすめのたらい舟体験スポットをまとめています。
佐渡金山
事前に「きらりうむ佐渡」に行くこと、おすすめ。30分〜1時間でビデオやプロジェクションマッピングを用いて佐渡金山の歴史を説明してくれるので佐渡金山前に訪れてみてはどうでしょうか。
いざ、学んだあとは本命佐渡金山へ。入り口にコインロッカーあって、坑道は通年10~13度のため、季節に合わせた服装で見学を。わたしは江戸コースと明治コースの2つを見学しました。
江戸コース(宗太夫坑 江戸金山絵巻コース)は、人形が当時の動きを再現して苦労を共有してくれる。坑道内は階段が多い。滞在35分。
明治コース(道遊坑 明治官営鉱山コース)は、トロッコ道や山道をひたすら歩き、当時を知る。雨が降った場合のみ公開しているルートもあるらしいので、雨が降ってもラッキー。まあ雨降らず越したことはないけど。道遊の割戸を間近に見られるんですから。滞在1時間。
背合バス停
バス停が映えるスポット。また近くにあるカフェも人気。愛媛県今灘駅のバス停Verと思ってもらえればOK。
大野亀・二ツ亀
トビシマカンゾウ(オレンジの花)が綺麗に咲いたり透明度の高い海水浴として知名度が高い。以前まではここでしか咲かないと言われていたが、佐渡の別エリアでも最近ちらほら見られるようになっている。実際に見た。
田んぼアート・岩首昇竜棚田
農道にある撮影スポットなので、くれぐれも周囲に配慮する必要あるし満足する写真を撮るには季節・天候に左右されすぎる。
尖閣湾
映画「君の名は」のロケ地であり、北欧のフィヨルドにも匹敵される景勝地。岩から松が生えているのを目視で確認できたりと、自然を目一杯感じることができる場所。
しかし、遊覧船に乗船の際に注意することがありまして、各停船スポットでの案内は音声のため、騒がしいと「こちら右手に見えます〜〜〜」が聞き取りづらかった。船長さんは主に運転のみ。遊覧船は15分ごとに出るのであまり待ち時間は少ない。遊覧乗船込みで滞在1時間。
宿根木
今も生活している人もいらっしゃる、国の重要伝統的建造物群保存地区。その地区に宿泊する場所もあるので、朝と夜の2回宿根木を楽しむこともできる。廻船業などの文化の足跡が歩けば歩くほど感じることができ、有意義な散歩に。はんぎり込みで滞在1時間超
佐渡西三川ゴールドパーク(砂金採り体験)
金の歴史を学べ、砂金採りができる場所。滞在1時間、周りは山と川。採った金は持ち帰ることができるが、収穫ゼロの方もいた。それもまた思い出。
京町通り
傾斜になっていて歩くのしんどかったし、旧拘置所は入り口の鉄柵がサビサビで開けるの手こずるし、奉行所と美術館は現金のみの支払いで、美術館のお父さんは気さくな方で作品のことについてを詳細に教えてくださり、大きい坂を下った先にある浮遊選鉱場も魅力的で、佐渡金山前の相川エリア楽しすぎました。
のんびり旅の感想
行ってみると臨時休業があったり、急に天候は変わっちゃうし、予約していないとタクシーは捕まらないなんて知らなかったり、どれだけ調べても行ってみないとわからないので、現地で起こった出来事を"ネタにしよう思い出にしよう"、というマインドが大切だと再確認させられました。今回のルートだと雨の日の場合、楽しさ半減になるので食などにシフトしたりはしましたね。
予想外なことが起きれば起きるほど旅の醍醐味が増すとおもっているので、今回の佐渡島での時間もわたしの「行ってよかった旅」に収められました。
佐渡島で食事した記録はこちらにまとめています。
新潟で食べたグルメの記録はこちらにまとめています。
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