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サーフィン最新アイテムのレビュー『ライドコネクト』

1.はじめに

✔ 『ライドコネクト』を使おうと思ったきっかけ
若い頃は何ラウンドもサーフィンを楽しめましたが、年を重ね仕事も忙しく家族のケアなんかで海に行く回数が激減。体力は低下しサーフィンの調子もどんどん悪くなってきます。昔のような体力勝負ではなく、スマートで効率よく上達する方法は無いか探していました。また、同じような境遇のサーファーの手助けになればとも思っています。

そんなとき、短時間でサーフィンが上達するアイテムをフランスの”BYTHEWAVETechnologies社”が開発したことを知りました。それが今回紹介する『ライドコネクト』です。サーフスクールでの練習も良いですが、自分のペースで頑張れる『ライドコネクト』を活用&紹介しようと思いました。

大人は理屈で考えないと運動が上達しないそうです。このライドコネクトはモーションセンサとGPSで自分のライディングをデータ化し評価アルゴリズムで分析することができ理論と反復による練習の末、上達するのでは!?と期待しています。

この記事では、ライドコネクトの有効性を知って貰う!と言いたいところですが、私も使い始めたばかりなので『ライドコネクト』を『RipCurl SearchGPS』を比較しながらレビュー&紹介していきたいと思います。
読み終えた後、使用感、有効性、課題などが知れますので一読してもらえると嬉しいです。

※(2020/3/28時点)国内代理店のサイトがリンク切れでアクセスできないようです。私も充電器が壊れて新しいものを注文するためLINEで連絡したのですが、2週間返信なく、閉店したのかもしれませんね。新たなサーフィンアイテムを注文したので乞うご期待!

2.何はともあれ機能紹介

機能概要

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・ワックスぐらいのサイズのセンサーをボード上に張り付けたアタッチメントに装着する。
・センサーがライディングデータ(速度、距離)を記録し解析&評価してくれる。
・スマートコーチ機能により、ライディングデータをもとに上達ポイントを的確にアドバイスしてくれる。

【良い評価】速いスピードで波に乗り始め、波の流れに乗ることが出来た場合は良い評価
【悪い評価】うねりから波に乗れてもライディング直後に落下したり、波に対して直進的なライディングをした場合は、悪い評価
【評価の仕組み】アドバイスや評価は、ボードにかかる荷重やとボードの動きを独自のアルゴリズムで解析し、スマートコーチング機能により、上達のアドバイスを提供

使い方
①海に入る前に機器の電源ON
②思う存分サーフィンを楽しむ
③海から上がったら、機器とスマホを接続しデータを吸い上げる
④スマホで今日のライディングの評価を見る

価格
定価29,800円(税込み)
【内容物】本体1台、アタッチメント1個、充電器1個、コード1個

3.使ってみた感想(結論)

✔ 感想①:褒めてくれるのが嬉しい
良かった点をアドバイスしてくれるのは気分が良く、モチベーションを保てます。

✔ 感想②:使いこなすのに慣れが必要
見送った波をカウントしている可能性がある。もしそうであれば、距離の短いライディングデータは無視するなどの対応が必要。(テスト日のコンディションが悪かった可能性有り)

✔ 感想③:サーフボードにアタッチメントをつけるのが嫌
GoProなんかもそうですが、アタッチメントを大事なサーフボードに張り付けるのに抵抗があります。とくにオーダーしたお気に入りのボードだと絶対NGです(笑)。

次回以降の使用結果もレポートします
※(2020/3/28時点)国内代理店のサイトがリンク切れでアクセスできないようです。充電器が壊れて使えなくなりました。次のアイテムを注文中ですので乞うご期待。

今回は波が極小だったのでテスト日としてはイマイチでした。もっとたくさんのデータを集めてみようと思います。

✔ (余談)IoTにはまだまだ
 ・そもそもネットにつながっていない。
 ・サーフ後『ライドコネクト』とスマホをBluetooth接続する際、なかなか接続されず、何度かトライしないといけない操作性が面倒。
 ・もう少し先進的なデザインであると嬉しい(おフランス製にしては・・・な個人的感想です。

4.使用感に対する考察(結論に対する考察)

感想①:褒めてくれるのが嬉しい

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ラインディングの点数と評価をしてくれます。良い評価は嬉しく特に冬シーズンはモチベーションを保つのに一役買ってくれます。

感想②:使いこなすのに慣れが必要

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14本の波にのったと記録されたのですが、実際は4本程度だったと思います。インサイドに記録されているラインディングデータはほとんど見送ったものな気がしています。テイクオフの判定はモーションセンサーの傾きから検知しているのかちょっと癖があるようですね。距離の短いライディングデータは無視したほうがいいかもしれません。

感想③:サーフボードにアタッチメントをつけるのが嫌

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GoProしかり、現在これ系のアイテムはアタッチメントで装着するのが一般的です。アタッチメントを隠すなどのボード側の工夫が必要なこともあって、メーカーとシェイパーの協力無しでは実現できません。そんな構図をサーフィン業界が描けるか!?
今後、IoT時代に向けてサーフボードに装着するアイテムがどんどん出てくると思いますが、うまくアタッチメントを隠せる機能、もしくはそれにに頼らないアイデアが欲しいですね。

Rip Curl Search GPSとの違い

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ライドコネクトとRip Crul Search GPSとの違いを見てみます。
<ウェーブ数の比較>
 ・ライドコネクト:14本
 ・Rip Crul Search GPS:1本
 ・記憶:4本
ウェーブ数が圧倒的に違います。数字としてはRIPCURLのほうが正解に近いですが、ショートボーダーとしては身近なライディングをカウントしてくれる設定が嬉しかったりもします。

5.まとめ

・距離の短いライディングデータを無視するなど使いこなすのに慣れが必要
・Rip Curl Search GPSに比べライディングデータを拾う量が多い
・サーフボードにアタッチメントをつけるのに抵抗がある
・次回以降の使用結果もレポートします

※(2020/3/28時点)国内代理店のサイトがリンク切れでアクセスできないようです。充電器が壊れて使えなくなりました。次のアイテムを注文中ですので乞うご期待。

『ライドコネクト』の使用感、有効性、課題など紹介しましたが、計測は今後も続けて共有しようと思います。データの癖を掴めば捨てるものとそうでないものが判断でき、アドバイスとして参考にできるのもあるんじゃないでしょうか。

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