【4/3 2回目鑑賞後追記】『グリッドマンユニバース』感想
近況報告
お久しぶりです。
近況を報告しますと色々あって約2ヶ月ほどnoteサボってました。
『BLUE GIANT』『推しの子』『シン・仮面ライダー』『SSSS.DYNAZENON』などの映画の感想を書きましたがなんか上手く書くことが出来ずに下書きに眠ったままにっている状態です。まぁ出せるものがあったら小出しにしていこうかと思います。炎上には慣れてないのであまり炎上はしたくないものですね……はい。今後気を付けます(俺が悪かったのだろうか?)
さて、本題ですが『グリッドマンユニバース』を初日に鑑賞してきたので軽く感想をまとめておきたいと思います。ちなみに『電光超人グリッドマン』は見たことないです。パンフはざっと目を通しましたがイースターエッグがかなりあるとのことなので時間が取れたら見たいと思います。
あと公開日からアマプラで『SSSS.DYNAZENON』も見れるようになったので映画見る前に見ておくことをオススメします。もちろん『SSSS.GRIDMAN』も見ておいたほうが良いと思います。
新条アカネの情報が解禁されてフィギュアの発売も決まりましたね(大声)
感想
メインのストーリーはかなり王道だったと思います。ふたつの異なる宇宙が交差して云々って話です。昨今の大作映画に多いマルチバースの典型的って感じでした。MCUのマルチバース作品は某ドクターなどがマルチバースの何たるかを理解してなくてカオスなことが起きがちですが、本作では『SSSS.DYNAZEON』のメンバーが『SSSS.GRIDMAN』の世界に転送されてきた感じが強く、結構そのあたりはシンプルで良かったと思います。マルチバース初心者におすすめ!(マルチバース初心者ってなんだ?)
総集編ラストの暦の描写なども突如消えてどこか行った感じでしたし、そのあたりはかなりMCUのポストクレジットっぽさを感じるところ。
TRIGGERの大塚社長が大の映画好きということもあり、そう言った今の大作映画の流行りの良いところを上手く取り入れているのかなと感じる。『プロメア』のインタビューでも『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』の名前が挙がってましたし本当になくは無い話かな…
ちょっとMCU関連に話がずれたので本編に話を戻します。
物語の中心にTVシリーズを題材にした文化祭の演劇があったのは物語を振り返っているようで良かった。これがあることで初見さんも見れないことは無いかな、すべて理解するのは無理でしょうが…リライトされ続ける脚本はこの制作現場の困難さがうかがえるメタ的な要素だと思ってよさそうですね。
見たい絵も、見たいシーンもほぼ余すことなく見せてくれた満足度の高い映画でした。ユニバースファイター形態はグッズ展開が早く、結構早い段階でビジュアルが公開されてたのでロボットや怪獣関連には隠し玉がたくさんあるのだろうと期待してましたが期待を上回る物量が押し寄せてきてビビった。二代目も大活躍!一応戦艦枠で良いんでしょうか?
今後の玩具展開などはかなり楽しみ。グッスマとかかなり力を入れてそうだ。
アクションやロボット、怪獣に関しては雨宮監督の作業机って感じですね。ググったら出てくるので調べてみてください。
大筋のマルチバースアクションとは同時に話が進むのが裕太と六花の恋模様です。TVシリーズで主人公が記憶を失う最後を迎えたためここは有耶無耶な状態で終わっていたのでここの話が進むのは嬉しかった。
TVシリーズの最初の怪獣グールギラスの登場から最後のゼッカーまでが約2ヵ月間、裕太はグリッドマンとなっていたわけだが、記憶が戻って(TVシリーズの記憶を失って)約1年近く経っても全然進歩してないあたり内海に「遅い」と言われるのも納得。ひめ様からも賞味期限切れ認定されるぞ。
そう考えるとグリッドマン君は滅茶苦茶コミュ力高いな…2ヶ月で六花さん落としにかかってるじゃないか。
個人的には内海がグリッドマンに選ばれなかったシーンが印象的だったので裕太とひと悶着あるかと思ったがそこまでの葛藤は描かれなったのは少し勿体ないかと思った。しかし演劇でグリッドマンを演じる内海を観れたのはとても良かった。やっぱり内海も六花もヒーローだよなぁ…みんなまたスパロボで会おうな。
キービジュアルから予想は出来てましたがブランコに乗る六花さんめちゃ良いですね。乗せた人マジ天才です。俺もブランコ乗ってきます。
公演のブランコって子供のサイズなので結構お尻痛くなるんだよなとこの前姪っ子と遊んでて思った。
アカネさんとかナイトくんについては2度目見てから書きます。あとその他もろもろ…
ボイスドラマとの関係性
ここからちょっと本編とは少し関係ないボイスドラマの話をします。
これは『総集編SSSS.GRIDMAN』の感想にも書いたがTV放送時に配信されていたボイスドラマが本作に程よく伏線として効いてきているところが良いですね。本作を120%楽しむ為にあると思います。漫画とかノベライズも読んでるとさらに良いのでしょうがそこまでカバーできていません。
ざっくりと本作で触れられたものと2作品の共通点は以下の通りです。
ママたちカニと物産展の伏線が見事に回収されて良かったなー。
内海とはっすの関係については『総集編SSSS.GRIDMAN』の入場特典ボイスドラマでは内海のターボバッグとはっすのマスクについて触れられていたのだが、本作では内海のバッグが小ターボになり、はっすのマスクも名前入りウレタンマスクになっていた。また2人でバッティングセンターに出かけているなどTVシリーズのみだと追いきれない関係性が上手く補完されているのも良い。
キャストも脚本も本当に良いボイスドラマだと思う。個人的に宮本さんの演技は映像があるときよりも良くなってると思う。
『総集編SSSS.GRIDMAN』を見てまだボイスドラマを聞いてない人は今すぐ聞いてくれ。『総集編SSSS.DYNAZENON』も同じく聞いてください。前者は4月末、後者は6月末まで聞けるはずです。
あと、ひめ様とガウマの再会があっさりしてると言われていたりするが、ダイナゼノンの世界の北海道物産展で働いてたガウマとグリッドマンの世界の北海道物産展で働いてたひめ様が会えなかったのはすれ違いを描いてるようで結構良かった。もちろんそれぞれの町の名前が違うので同じ物産展だとは限らないのだけど、同じ場所にいたが同じ世界にいれなかった2人の5,000年越しの再会。
ここもボイスドラマ聞いていた人だけが楽しめるネタだったと思う。
共通ネタとしてあとは宇宙鉱石ハッピーコスモジウムもあったんですがこれは2週目の特典ボイスドラマで回収されることを期待しています。頼むよハッピーコスモジウム!夢芽さんは少々重い女性なのでハッピーコスモジウムの壺で頭を殴る才能がありそうだな。
主題歌と挿入歌
OPとEDはオーイシマサヨシ(OxT含む)、内田真礼のタッグが採用されてきたが今回は公開前時点ではEDが発表されて無く、オーイシマサヨシによるuni-verseが主題歌として発表されていた。可能性としてシークレットでEDで内田真礼はあるかと思ったが映画館でCDを売ることなどを考えると新曲の可能性は低いかなと思ってた。映画作品はOPが無いことも多いので普通にオーイシさんの主題歌がEDに使用されるだろうと思っていた。
あとダイナゼノンのノーシナリオパターンみたいに既存曲が使われる可能性は少しあると思ってたがTVシリーズもカラオケシーンだったのであまり大きな意味を感じ取れたわけでは無かった。あれは一種のファンサービス的なものかと…
しかし、蓋を開けてビックリ、本作の挿入歌は『ハートビートシティ』だ!!!!!うわっ…これはまた既存曲でファンサだ、ポニキャンの意地だと思ったがそんな上っ面だけの挿入歌じゃない。
サビの歌詞を読むと納得の挿入歌、文化祭のあの場面で流した実行委員さんありがとうという気持ちになる。
ガウマとひめ様が5000年の奇跡だとしたら六花と裕太は十万年、いや十億年にひとつの奇跡なんですね、わかります。文化祭実行委員、仕事出来すぎるだろ……お前が本作の裏MVPだよ、誰か知らんけどマジですごいよ。TAKU INOUEも内田真礼もみんなすごいよ。ありがとうございました。
そんなこんなで『HIKARI』はグリッドマンユニバース関連作品とは切っても切り離せない名盤になりましたね。もともと好きなアルバムだったけど発売から2年経ってヘビロテしそうです。
もちろん鷺巣さんが手掛ける劇伴も抜群に良かった。
総集編も本作もパンフレットにインタビューが無いのがちょっと残念だ。
Febriさんあたりで鷺巣さんのインタビューやってくれないかな…Febriさんまじでいいインタビューするよ、ピンク髪のモブキャラとか。
かなり目を惹くキャラだったので巷ではアカネの別アバターとか、序盤からグリッドマンユニバースの世界で見ていたとか言われてますがこういったインタビューも読みましょう。
4/3(月)追記
あまり連絡を取ってない高校の同級生がもう4回目とか見てて結構びっくりしてますが私も2週目に突入した3/31に2回目を見てきました。
2回目で気が付いた点について箇条書きで追記します。
出来る限り時系列を整理しましたが普通に考えると最終決戦から学祭までは3カ月近く空白の時間がありそうですね。何とは言いませんがストーリーの補完待ってます!!!
SSSS.DYNAZEONの挿入歌で使われていたノーシナリオは2020年の3月発売なので2020年の5月から始まるSSSS.GRIDMANの世界とは整合性が取れている。しかし、2020年11月発売のハートビートシティがグリッドマンユニバースの学祭時に流れているのはおかしい……これはよもゆめが残していったものとしてとらえていいのか?いいのか?ハートビートシティ名曲じゃないか…ハートビートシティ幻想が膨らむ。
最後に2週目特典のボイスドラマについて。
使用されているイラストはおそらく多摩センターのイルミネーションです。映画のクレジットにも多摩センターが入ってました。残念ながら2月で終わってるようです…3月末までだったらイラスト公開後に滑り込みで見に行けたのに残念です。
あと、イオンシネマ多摩センターさん上映しましょうよ……
舞台が温泉で多摩センターのイラストだったのでピューロランド前にある極楽湯かと思ったら東久留米とのことだったので『スパジアム ジャポン』っぽいですね、いつかコラボ湯的なのやってほしい。
地味にツツジ台から出られるようになった描写にもなってるのは良い。まぁ本編で空突き抜けて宇宙まで行って地球見えてるんですが…
夢芽さんは今回は重さ???が少し無い分、明るくなって良かったですね。『リコリス・リコイル』というか『リコラジ』で見えた若山さんのパーソナルな部分からのあてがきのようなキャラに成長してた印象。素でも演技でもこういうキャラが似合う。
3週目もボイスドラマ期待してます!!!!!
まとめ
4,500字以上(追記で6,000字)書きなぐったわけですがまだ1回しか見てないので全然細かい部分が見きれてません。バトルシーンとか凄すぎて放心してたので何と何がいつ合体してるのか、戦闘時の音楽も大雑把にしか把握できてない状態なので2回目を見たら多分大幅に追記します。
賞味期限が切れないうちにスパロボにも出してくださいね!!!!DDだけじゃなくて新作にも!
すみません、あとで体裁は整えます。とりあえず1回見た感じはこんな感じっす!!!
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