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田舎の屋台が教えてくれた。生き残る3つの条件


結論は、「そういえば、欲しかったな」を目指そうです。

話していきましょう!

1 田舎のマフィン屋さん

私の家の最寄駅では、駅から降りたら見える駐車場にマフィン屋さんがあります。外装はいたってシンプルな作りで、美味しそうなマフィンの写真が貼ってある簡素な作り。

親子2人で営業しているようで、週に数回の営業です。失礼だと思うが、パッと見だと1ヶ月限定でやってみるとかだろうかと思う見た目と経営スタイルなんです。

しかし、もう開店から5ヶ月が経とうとしています。

つまり、利益が出て続けられているのです。

自分も買ったが普通に美味しかった。しかし、それだけで売れるでしょうか?

2.売れる理由の考察と他の人気な別のお店


目新しさ、屋台だからこその買ってみたいという感情。田舎ならではの頑張ってる人への応援。

理由は3つある。

・真新しさ
・場所
・田舎ならではの感情

一つ目と二つ目が重要だと思っています。

真新しさ
口で言うのは簡単ですが、実際に体感させるのは難しいですよね。ただ、今回のはアイデア勝負ではなく、そこになかったという真新しさ。

そして、その真新しさによってたまにはこれもいいねと家族や友人に波及していく。

場所
これは、市場の大きさなど経営の基礎なので割愛します。一応言うと、田舎は行くところがないので、駅は最適であり、それ以外は立地をよく理解してないと厳しいかもしれません。

あとは、田舎はライバルものんびり。

そして、

田舎ならではの感情

これは何なのか?

それは、応援したくなりがちということです。
都会だって、応援したがりは多いでしょう。何なら母数が違いますからそっちの方が多いかもしれない。

しかし、違うんです。

田舎は応援する対象がまずないんです。

子供も少ない、イベントもない、会うのはもう大人になって随分経った成熟した人たち。

応援のしやすさが違います。

新しく若い子が心機一転で頑張っているように感じた。ただそれだけで買ってみようかなと思えるんです。

3.生かすには

この事例からわかるのは、市場はもちろんですが、人の感情を理解することです。

人ってのは後続、若い世代を応援したいものです。珍しいものは手を出したくなるものです。知らない場合は別ですが。

まずは自分の感情を理解して、その感覚を養いましょう。

「あれ欲しいなとか、なくなれば」などの感情を取りこぼさないようにしてメモでもしてみましょう。
多くの人がその感情を忘れてしまいます。

しかし、気づければ、それはチャンスです。

今回の屋台は田舎で、買ってあげたいという感情や駅だから来やすいという場所の利点と抑えています。

都会だどどうでしょうか。美味しくて、インスタ映え、駅の近くである以外の選択肢もある。

様々な感情を文字に起こしていけば、それはその街のその地域の共通の思いだったりします

余談ですが、海外の社長がもし社長を辞めると決まっているなら会社を最後にどうしたいですかと聞かれた時、二つの事業をたたんで、この分野に専念するといいったそうです。

そして、その選択こそが正解だったりします。実は、うちに秘めている感情や選択が合っている時もあるんです。

探してみましょう。自分の心、彼らの心。





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