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私たちは環境に支配されている

こんにちは

今回は私たちは環境によってある程度、進む道が決定されている説についてお話しします。


簡単な物語


なんだかなぁと
学生の彼はベッドの上でスマホを見たり、寝たり、ゲームやアニメを見たりする日々。

彼は田舎の生まれで、今も田舎暮らし、スーパーに行くにも30分以上、車があればいいが、残念ながら所持できる所得でもない。

いつもベッドから視界に映るのはスマホと使わなくなった机や椅子。人によっては服とかパソコンとか楽器とかが飾ってあることもある。

平日になれば、さすがに学校に行く。
友人とたわいの無い話をする。
ゲームの最新情報やゴシップ、アニメの話だ。
実は彼らはもう大学4年生、仕事に関する話をしてもいい頃合いだ。

けれど、彼らはその話をしない。その理由がお金に関する話だからなのか、特に情報がないのか、後ろめたいのかは定かではない。

そうしている内に卒業して彼らは無事働いている。
田舎では車は必須だがそれ以上の出費や誘惑はないため、楽しく普通に暮らしている。


一方、田舎から大学進学のために上京した彼女は大学内やインターンなどで金持ちに出会い、仕事を学び、大学生ながら仕事をする毎日だ。
彼もそれが楽しいと感じ、暮らしている。


解説

あまりに簡素でむしろ伝わらなかったなら申し訳ないが、実話を元にした話だ。


田舎に留まり、友好関係もゲームなど趣味に寄せた彼

都会へ行き、優秀な人との出会いによって変わった彼女


幸いどちらもその人の生き方、価値観に合っているためどちらも幸せな結果になっている。


私が言いたいことは、
環境が大きく作用するということだ。

実際細かなことを言えば、
親の年収、地域、気候、人間関係、生活環境という本当に重要な部分は今回のストーリーでは隠されている。

都会に行けたのは、親の援助の可能性だってある。
地域性によって、上京が当たり前だったのかも。
何もないからスマホで遊ぶしかなかったのかもしれない。
仕事をすることに熱心な人が周りにいないから仕事の話をしなかったのかもしれない。

原因は無数にある。どれが正解かは研究者にならないとわからないだろう。

もし
知りたくなったら

銃・病原菌・鉄という本の最初50ページくらい読んでみてほしい。
マオリ族とモリオリ族というよりわかりやすい環境によって左右された人類の話が書いてある。

だから、自分のなりたい姿になれる環境を


自分に合った環境を選ぼう。
私が言いたいのはこれだけ。

仕事で人生を楽しみたいなら、ストイックな人や仕事が大好きって人を友達や会社、風土を選ぼう。

プライベートで人生を楽しみたいなら、多趣味な人や休暇に大らかな会社ででも働こう。フリーランスもいいかもしれない。

特に何もしたくないなら、
ゆったりとした世界を見つけよう。


探すのが難しいって?
大丈夫、あの頃と違ってインターネットがある。

友達を創るアプリや相談アプリもある。チャットだけでも声でも。

会社だって社風くらいなら頑張れば調べられる。

たとえ間違っていても、
あなたの価値観にきっと作用してくれる。
あなたの発想が豊かになって
優しくなれる。

人生は多くの人の思いを知れば、
それだけ色がついて、優しくなれる。

環境に支配されるっていうルールはあるけど
自分にとっての最善を尽くしてみよう。


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