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【連載】IT系の資格ホルダーになる! ~Di-Lite~ #5

こんにちは!株式会社PlusWordの志築です。
今回はこれからのビジネスパーソンに求められるスキルを表した「Di-Lite」を取り上げます。
まだまだ一般には普及していないかもしれませんが、Di-Liteを対象としたセミナー・研修など少しずつ増えてきている、そんなこれからのワード「Di-Lite」を先取りしましょう!

◇Di-Lite で、ディーライトと呼びます

Di-Liteは、これからのすべてのビジネスパーソンが備えておくべきデジタルリテラシーの領域を指している言葉で、平たくいうと業種・職種に関わらずこれからの社会人が活躍するために身に着けておくべきデジタル・IT面での知識群、という感じになるかと思います。
デジタルリテラシー協議会という団体が規定しており、経済産業省のオブザーバーとして参画している、公的な意味合いも持ち合わせているのが特徴ですね。詳細は www.dilite.jp/ に記載があります。

◇3つの柱:IT、AI、データサイエンス

Di-Liteの構成を表しているのが下図になります。(デジタルリテラシー協議会ホームページから抜粋)

Di-Liteは基礎的な知識を対象領域としており、
IT知識は「ITパスポート試験」
AIは「G検定」
データサイエンスは「データサイエンティスト検定」
この3つの資格がDi-Lite人材が保有しておくべき資格、知識となります。
どの資格もそれぞれの分野での入門的な位置づけとなる資格ですが、
仕事などで携わっていない初学者であれば、しっかりと学習しないと合格できないレベルとなります。
(ITパスポートについては下記の記事も参考ください)

ITパスポートは国家試験で歴史もある資格なので、ネット上の情報や参考書などすごく充実していますが、G検定、データサイエンティスト検定は分野的にも比較的新しい分野となるので、検定自体も歴史は浅いです。
世間的には認知が低いと思いますが、内容はトレンド色の濃いものですし、今のうちから学んでおいて損のない資格だといえます。

◇どの資格を取ったらいい?という悩みに

ここまでDi-Liteの概要を紹介してきました。
何かIT系の資格を取っておこうと考えているけど、どれを取っておけばいいのか?などで悩んでいる方にはDi-Liteの3資格にチャレンジしてみる、というのはこれからの自分自身のスキルマップを形成していくうえで、時流に乗ったやりがいのある答えになるのでは、と思います。
ITパスポートは試験日時を決められますが、G検定・データサイエンティスト検定は年2~3回の開催と受験日時が決まっているので、下記のサイトから最新情報を確認してみてください。

G検定:www.jdla.org/certificate/general/ 
データサイエンティスト検定:www.datascientist.or.jp/dscertification/