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304.人を傷つける行為は、犯罪です。自分の正しさの押しつけ、知らず知らずに加害者になっている。

1.子どもたちを守り救うための法的制裁


自分の身を守るためにはどのような方法が望ましいのでしょうか?
大人になり、セクハラやパワハラを受けたら、警察に相談をすればすぐさま動いてもらえます。
お店で万引きなどの行為をすれば、すぐに通報されて現行犯逮捕となります。
町中で喧嘩が起これば、警察が出動します。
傷害を起こせば、その場で逮捕されます。
 
しかし、子どもたちの場合はどうなのでしょう?

子どもたちの社会でもセクハラやパワハラ、嫌がらせ、誹謗中傷、暴力、脅し、金品要求、ストーカー、喧嘩や傷害を起きています。

そして、自らの手を下さずとも、簡単で最も効果のあるネット上のいじめが蔓延しはじめてきました。

今までは少数又は他人の目にふれない場所などで行われてきたものが、スマートフォンなどの登場により公開されるようになりました。嫌がらせの動画や写真など、数人で共有していたものが不特定多数、無限に拡散されてしまうのです。
 
動画や写真を撮った本人から無関係な者にまで広がり、ネズミ講式に広がるのです。
無関係な人たちも、そのいじめに加担していることになるのですが、犯罪の意識はありません。
このような場合、社会で働いている大人たちであってもその対処には苦慮しています。
 
大人たちが人権として法律に保護されているように、子どもたちの人権も法律で保護されています。ただ、残念ながら、子どもの場合、自分の身の守り方がわからないため、泣き寝入りしているだけなのです。
そのために様々な知識と方法を学ぶ必要があるのです。
 
トラブルが起こっても、その対処方法がわからない、どうしたらいいのかわからない、誰に相談したら良いのかわからない、具体的に何をして、どんな行動が必要なのかがわからない…。

この「わからない…」ということで、恐怖心を覚えます。

病気も同じです。何の病気かわからない、どのような治療をすればよいのかわからない…なども同じです。見えないものへの恐怖、見えないものへの不安です。
 
誰にでもある不安や恐怖心は、これからお伝えする「泣き寝入りしないため」の武器に変えることができます。
 

2.その1「証拠を残すために!」


 
さて、自分の身を守る、子どもたちの身を守るといっても、どのようにすれば良いのでしょう?
いじめには様々な種類がありますが、ここでは二つに絞ります。
「学校内外でのいじめ」と「スマートフォンなどのいじめ」に分けてみます。
ネット上のいじめの場合は証拠が残りますが、それ以外のいじめはほとんど証拠が残りません。「証拠」は重要なカギになものです。
 
例えば、争いが生じたとき、そのことに何を持って証明すれば良いのでしょう?
誰かに伝えたい、知らせたいときに、どう説明すれば良いのでしょう?
 
「いじめられた…」「嫌がらせを受けた…」「学校に行くのが怖い…」と、両親や学校に伝えても具体的な証拠がなければ誰も信じてはくれません。
信じてくれたとしても、どのように対処したら良いのか見当がつきません。
ネット以外の苛めは、実際には証拠がなく、なかなか立証できずに泣き寝入りする馬鹿りです。
 
頭の中だけで悩み続けるよりも、記録をつける、日記をつける、文章として残すことが証拠を残す方法となります。
何月何日、何時何分というように、「いつ」「どこで」「だれが」「だれに」「なにをした」「どうした」、それにより、自分はどのような気持ち、思いをしたのか、辛かったのか、悲しかったのか、痛かったのか、苦しかったのか、を記録します。
 
これは、大切な証拠として証明できるものです。
 
嫌なことを記録に残すこと自体が嫌なことかもしれませんが、この記録が必ず救いになってきます。
また、いつの日か自分を冷静に振り返る、励ましの記録になるかもしれません。

次回に続きます~


3.noteの世界の正義

世の中には、本当の悪人などいないはずですが、どうしても他人を批判したりクレームをつける輩さんたちがたくさんいます。

それらを注意してみているとほとんどが、自分の正しさの押しつけのように思えます。つまり、自分の考えは正しい、相手は間違えている、おかしい、という勝手な正義感を振り回し、相手を責めるのです。

そして、すこしでも反論すれば、さらに自分は正しい、相手がおかしいと目くじらを立てて興奮し、いつのまにか加害者になってしまうのです。
noteの世界なども、ほとんどがそのようなパターンのような気がします。

それは決まりきって、自分が正しい、相手が間違えている。だから認めるまで言い続ける。相手が逃げても許さない、無視したりフォローを外せば怒りとなり、ブロックなどされればさらに恨みだす。
そのくせ、自分では気に入らない人をはじからブロックしまくる。

その自分勝手な正しさは、正義感は、相手を執拗に追い回し、決して許さない。さらにエスカレートする。

また、こんな場合もあります。
何かを他人に注意されただけなのに、自分は正しいのに批判されたと勘違いする逆恨みをする者がいます。

どちらも正義を振り回しています。

よく、そんなのは無視すればいいんだよ、放っておけばいいんだよ、と言う人がいますが、そんな立派なことを言う人でさえ、実際に自分が攻撃されてしまえば慌てふためいてしまう。

実際にそのような嫌な思い、傷ついた人でない限り想像することができないのかもしれません。


現実に言葉一つで命を落としてしまったり、社会が怖くなったり、人を信用できなくなったり、日々、恐怖心で苦しんでいる人たちがたくさんいるわけですから、簡単に無視すればいいだけの問題ではない気がします。

無視できる人と、無視できない人がいるわけですから。

また、noteの世界で相手を名指ししていないけれど、本人だけがわかるような書き方をしている人たちもいます。

今までさんざん他人を批判し続けていた者が急に態度を急変させて「いい子ぶる」、そんな人もいる。

確かに、そんな酷い連中に対して宣戦布告したからと言って、何もお互いが得るものはありません。

時間の無駄なことです。

そんなことよりも、しっかりと自分の態度を示して、不快だ、不愉快だ、傷つけられた、だからあなたに対してこういう対応をする、という毅然とした態度も必要だと思います。

いじめの共通のほとんどは自分だけが抱え込んで悩んで苦しみ続けて、苦しめば苦しむほど、さらに苦しむという悪循環に陥ります。

ですから、必ず、自分の苦しい胸の内を信頼できる人に話す、それが大半の人ができていないことも事実です。

現実はこれはトラブルです。

ですから、このトラブルを自分だけで解決するというのはよほどの強い人でなければ乗り越えられない気がします。

まず、信頼できる人に相談しましょうね。



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※本内容は、悪口、いじめ、誹謗・中傷を中心とした内容ですが、「著作権侵害」「著作者人格権侵害」「肖像権侵害」「プライバシー権」「パブリシティ権」「個人情報保護法」、その他「人格権」「人権」等に最終的にはつながるものばかりです。
特に、ツィッター、フェイスブック等のSNS全般、このnoteなども含まれるものです。断じて、許すことのできない犯罪です。
言葉によるいじめ、暴力など他人を著しく傷つける行為がウイルスのように広がっていく時代になりました。
同時に「なりすまし」「偽物」「フェイク」などの画像やメールなどが出回りまるでカオスの様相を帯びているネット社会。
また、皆様もご存知の通り「偽物メール」なども大量、いや無限に近く飛び回っています。
今や、銀行や郵便局の偽メール、アマゾンやメルカリ、国税庁の偽物請求メール、裁判所からの金品請求の偽メールが出回り、市や都からの偽物メールなど多くの人たちが、混乱しています。
さらに、「本物ぽい偽物」などは何とか見分けがつきますが、「偽物ぽい本物」などはまるで見分けられないという問題が生じています。
一番の被害者は、子どもたちです。それを確認できないお父さんやお母さんたちにも問題があり、子どもたちは何も知らないまま犯罪に手を染めてしまったり、人を傷つけてしまいます。ぜひ、お読みください。本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
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