見出し画像

ホテル日記 琴平花壇(香川)

今回のホテル日記、お写真があまりありません!(ごめんなさい)
代わりというわけではなく私がただ書き連ねたいだけなのですが、ホテルへ向かう道中の話を書かせていただきたく存じます。(道中の話は本題ではないので後半に書きます)
それでは本日もよろしくお願いいたします!



ホテルについて



今回のホテルは、香川県琴平町にある温泉、こんぴら温泉郷の、琴平花壇さんです。
普段温泉好きを名乗っているくせにお恥ずかしいのですが、ホテル予約をするまでこんぴら温泉郷のことを知りませんでした。
旅行の予定を決める際に「香川県 温泉」で検索したところ、琴平花壇さんが上の方に出てきてくれてこんぴら温泉郷を知り、予約をさせていただいた次第でございます。



こんぴら温泉郷について調べたところ、以前は金毘羅山の門前町であって温泉は無かったものの、掘削を行い温泉を掘り当て、1997年以降に温泉地としての整備が開始されたらしいです。(ウィキペディアお兄さんより)
参拝客向けの門前町であった、すなわち金毘羅山には金毘羅宮という神社があります。私は前日に日本酒を飲みすぎてしまい、早起きして785段の階段を上ることは叶いませんでしたが、写真や口コミを見ると、軽く運動もできて森林浴もできる感じのリフレッシュできそうな素敵なところでした。私も温泉を掘り当ててみたいものです。



そのような流れで泊まらせていただくことになりました琴平花壇さんですが、なんと総業400年の老舗旅館だそうです。中国4000年の歴史の10分の1もある…
さらには森鴎外や北原白秋などの文人墨客が滞在されたことがあるだとか…
ということは鴎外先生や白秋先生が泊まった時は温泉はなかったのかな?あくまでも温泉地として整備されたのが1997年なだけで温泉は昔からあったのかな?わからなくなってきちゃったよ…
私の中で鴎外先生といえばやっぱり「高瀬舟」なのですが(国語の教科書に載っていて、主人公の弟がカミソリを喉に刺したシーンで、同級生の具合が悪くなり倒れてしまったから印象に残っている)、皆さんの印象に残っている作品、おすすめの作品もぜひ教えていただきたいです!


そしてそして、私の運転技術が足りず一度駐車場の入口を通り過ぎてしまいましたが、無事ホテルの駐車場へ到着。駐車場にはバスとホテルの方が待ってくださっており、私たちと荷物たちを乗せて道路を挟んですぐ向かい側にある結構急な坂を上りホテルの入口まで送ってくださいました。


チェックインを済ませお部屋へ向かうのですが、お写真はありません、すみません。
到着したのが遅めでしたのでその日は気が付かなかったのですが、次の日の朝は窓からたくさんの松が見えました。(見えた松は金毘羅宮のお旅どころの周りにある老松とのこと)

松たちその①
松たちその②


温泉もとても気持ちが良かったです。
こちらは温泉後の待ち合わせにもぴったりなラウンジ。

夜遅過ぎて誰もいない



夜ご飯は和会席でして、普段あまりお酒を飲まないのですが日本酒の飲み比べをしました。6種類あったのですが、フルーティーなものが多く飲みやすかったので、辛口の日本酒はちょっと…な方にもおすすめです。

日本酒6兄弟



夜ご飯で個人的に美味しくて感動したのは、オリーブハマチのお刺身でした。(その他のお造りは、高知の炙り鰹、愛媛の紅葉鯛でした)

オリーブハマチちゃん

オリーブハマチとは、オリーブ葉粉末を加えたエサを、15日間以上与えた養殖ハマチのことだそうで、香川県の県魚であるハマチと県木であるオリーブのコラボレーションを一度に味わえる最高な一品でした。(ふるさと納税の返礼品にもありました!)
ハマチは肉食魚らしく、植物性たんぱく質であるオリーブは、ハマチの健康を害してしまうこともあり、餌としては不向きということから、オリーブハマチを作るという挑戦は非常に大変だったそうです。
今回ハマチについていろいろ調べてみたのですが、ハマチって光り物ではないのですね…光っていたら全部光り物なのだと思っていました。(やだ~また賢くなっちゃった)


お鍋はオリーブ牛のきのこ鍋でした。

つやつや


オリーブ牛とは、瀬戸内の温暖な気候風土のなかで、古くから育まれてきた讃岐牛とオリーブの2つの歴史が融合し、香川県だからこそ成し得ることのできたプレミアム黒毛和牛だそうです。
オリーブそのものはいただいていないですが、オリーブ尽くしな夜となりました。


朝ご飯は個室で和朝食をいただきました。お写真がないのですがこちらもとても美味しかったです。
ホテルのスタッフさんは海外の方が多かったのですが、皆さん日本語がとてつもなくお上手でした。



ということで、琴平花壇さん、温泉も四国のご飯も楽しめる大変素敵なお宿でした。



岡山から香川への移動について


はい、ここからは香川へ向かう道中の話になります。


私は今回、岡山駅から香川県の高松駅まで電車で移動をし、高松駅でレンタカーを借りてこんぴら温泉まで向かう予定でした。
13時前には高松駅までたどり着けるはずだったのですが、たどり着けなかった話をとりとめもなく書かせていただきます。


その日、予定時刻通り岡山駅に到着した私は、ひとりで後楽園へ行き、鯉に餌をやり、きびだんごを買って岡山駅に戻ります。
そして岡山駅で集合の約束をしていたお友達と合流するのですが、乗るはずのマリンライナーが強風で瀬戸大橋を渡れないため、瀬戸大橋手前の児島駅までしか動いていないことがわかりました。
(マリンライナーのご予約は乗車券は別途必要ですが、JR西日本のネット予約サイト、e5489からどうぞ)



駅の窓口は切符の取り直し等で大行列。とりあえず電車が動くと予想されていた15時以降の切符を取りなおし、岡山名物のカキオコ(牡蠣の入ったお好み焼き)を食べに行くことに。

私が行きたかったお店は、貸し切りで入れなかったので、違うところを探し向かいました。少し並びましたがとても美味しかったです。
時間の関係でカキオコは断念せざるを得なくなっていたので、四国の滞在時間は減りましたが、ゆっくりカキオコを味わうことができて逆によかったかもしれないです。



お昼ご飯を食べ終え岡山駅に戻り、とりあえず電車の時間までカフェでお茶をすることにしました。電車が止まっているからなのか普段からなのか、私たちがカフェを探している時もどこも混んでいましたが、その後の時間は並んでいる人も見かけるくらい飲食店が混んでいるように感じました。



お茶をしながらお互いの近況報告をし合い、お友達がお手洗いに行ってくるということで、ひとりでボーっと待っていたのですが、隣の席のご夫婦の「今日中に香川までいけるのかいけないのか」という会話が耳に入ってくるではありませんか。
すかさずおしゃべりマシーンの私は「私もなんです~!」と、ああでもないこうでもないとご夫婦の討論に混ぜていただきました。(お手洗いから戻ってきたお友達もびっくり)

もし一日中瀬戸大橋を渡れなくなってしまった時、行けるところまで行った方が良いという理論で、児島駅まで行きその周辺で泊まった方が良いのだろうかと私は考えていたのですが、
ご夫婦に聞いてみたところ、児島駅よりも岡山駅周辺の方がホテルは多いから岡山駅周辺にステイしておいた方が良いと教えてくれました…聞いてよかった。



ご主人が少し前に退職されたのを期に、最近はご夫婦ふたりでゆっくり旅行をされているそうです。(素敵なセカンドライフ!)
ご主人は、昔スポーツ選手としてご活躍されていたようで、全国各地へ遠征に行っていたこともあり、各地のことにとても詳しかったです。私のお友達と九州に関する話で盛り上がっていました。
ご夫婦とはお互いに無事香川へたどり着きましょうと約束をしてお別れいたしました。


結局15時を過ぎた頃に電車は動き、2回目に予約をしたマリンライナーに予定通り乗れることになりました。(ありがとうJR西日本、JR四国!)


初めての瀬戸大橋でしたので、景色を楽しみたいなと思いグリーン車を予約。とても良い景色でした。そして、確かに風が強い日は危ないかもしれないと思いました。

良い感じの光

それと、山って感じの山が多いのが気になりました。(語彙力消失…)

山っぽい山

絵本に出てきそうな山の形じゃないですか?


結果的に四国で行きたかったところは、2か所行けなくなってしまったのですが、カキオコを食べれたし、素敵なご夫婦とおしゃべりもできたし、楽しい旅行となりました。
瀬戸大橋はいつでも渡れるわけではないということも勉強になりました!


非常に長い記事になってしまいました。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら嬉しいです。


今日もありがとうございました!


おわり

この記事が参加している募集

泊まってよかった宿

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?