余白

ノートの片隅に好きなことを書きなぐる。 日記のようなもの。 地方住みシングルマザー。

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【わたしのこと】

はじめまして。 私は「余白」といいます。 はじめましての方に向けて、簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。 ◆わたしのこと 余白(よはく)です。 田舎に住んでいるシングルマザーです。 趣味は、カメラ、執筆、です。 精神疾患を患っています。 ですが、ほぼ乗り越えつつあります。 苦しい日々も、いつか終わりが来ることを、あなたにも知ってもらいたい、そう思っています。 ◆Noteを始めたきっかけ 私は昔勤めていた会社でのパワハラ、元旦那による不倫で、ひどくメンタルを

    • 綱渡りをしている

      しまった。 そう思ったときには、もう私は細い綱の上にいる。 さっきまで普通に立っていたはずなのに。 私の心がぐらつきはじめると、私は勝手に綱渡りを始めてしまう。 一歩でも踏み間違えたら落ちて死んでしまうような、ひどい恐怖に見舞われる。 落ち着け、と自分に言い聞かせる。 さっきまで地面に立っていたはずだ。 どうして綱渡りをしているのか。 そう自問自答してみるが、どうやら私の足は綱から降りる気がないようだ。 困ったな、と頭を抱える。 頭では 「自分から綱渡りをし

      • 頑張りすぎて死ぬ前に自分のパラメータを知ろう

        Tictokで知ってから、好きになった精神科医の益田先生のブログがタメになったのでシェア。 昔付き合っていた人から、いろいろダメ出しをされ続けた。 その結果 いま自分がどういう状態なのかを常に自分に問いかけて判断し、行動していた。 そうしていることをデート中に当時の彼氏に言ったら、 「そんなことして大変じゃないの?!」と言われた。 (いや、あなたが「こんなこと普通だよ」と言っていたことを私がやろうとするとこうなるんだけど…) と心の中で毒づいた思い出がよみがえる

        • メンタルを崩した時は、嵐の中にいるのと似ている。

          noteの更新を随分とさぼってしまった。 この数か月、私は嵐の中にいた。 まず視野が狭くなる。 そして体が動かなくなってくる。 そして涙もろくなる。 そうやって私は思考の渦に飲み込まれていく。 病を患ったことがあるなら、きっと体験したことがあるんじゃないだろうか。 風は強く、自分の体も心も引き裂いていくようだ。 轟轟と響く音で、周りの人の声も、顔もうまく認識できなくなっていく。 もうどれくらい、この病気と付き合ってきただろうか。 幸いなことに、泣きながらも会

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        【わたしのこと】

          残り香

          私があなたを思い出すとき、あなたは私のそばにいたりするんだろうか。 空をほんの少し赤く染めてから、ゆっくりと夜が下りてくる。 その様子を椅子からじっと眺めていると、真っ暗な部屋に自分だけが取り残されていった。 ふと、カーテンが揺れる。 開けていた窓から香りがした。 何の香りなのかは分からなかったのに、なぜかとても懐かしく感じた。 彼の香りだ。 気づけば、立ち上がって窓の外を眺めていた。 街頭が光って、小さな円を道路に作っている。その下をサラリーマンや、女性や、学生たち

          琴線に触れる

          蒸し暑い部屋でベッドに転がっていた。 スマホ画面にふと流れた動画が、私の琴線に触れた。 何とも言えない、感覚的な、衝動。 「この動画のお話を書きたい」 そう思ったとき、私の手元にはペンも紙も、ノートパソコンすらなかった。 思い立って半身を上げて、その時初めて、自分が「何もしていない」ということに気が付いた。 目まぐるしく進む毎日に、私の思考は疲れ果てていた。 何も考えたくない、何も思いたくない――。 まるで海に沈むみたいにベッドに全体重を預けて、音楽や動画を見ていると

          琴線に触れる

          人と話してわかること

          私の親はとても放任主義だった。 親に気持ちをぶつけたことがない。ぶつけたとしても、それが返ってきたことなどない。 常に空振りして、つんのめるように前に倒れるさまを、親は笑ってみているような気がしていた。 それがひどく悲しくて、親に気持ちをぶつけることは早々に辞めてしまった。 先日、親が過干渉な人と初めて話をした。 「誰のおかげで学校行けていると思ってるんだ」 「誰の金で生活してると思っているんだ、嫌なら出ていけ」 そういわれたことが、何度もあるのだといった。 私

          人と話してわかること

          MBTI診断の結果を変える

          一時期はやったMBTI診断の結果を変えたいと思っていた。 私はINFJ(提唱者)にあたるらしいのだが、当時の私はそれがものすごく嫌だった。 私にとって提唱者とは「理想主義者」であって、それがとても嫌だった。 私の中で「理想」というのはエベレストのように高い、まるで届かない山のようなものだったからだ。 私には「なりたい自分」が存在していた。それは最初「普通」という言葉で表現されていた。 カウンセリングの先生から「普通とはなんですか?」と聞かれてから、普通についてよく考

          MBTI診断の結果を変える

          「他人って思っているより自分のことなんて見てないよ」っていうけど、それって本当なの?

          最近、他人の視線がすごく怖かったことがありました。 定期的にやってくる問題ではあるのですが、私は他人の視線がすごく気になるタイプです。 そのたびに色々調べるのですが「他人って思っているより自分のことなんて見てないよ」という言葉です。 でも、これって本当にそうか??と思ってしまいました。 なぜなら「女性の多い場所では、他人の視線は痛いほど突き刺さる」という体感があるからです。 ありませんでしたか。 学校で女子が固まってこちらを見てコソコソ笑っていること。 ある日突

          「他人って思っているより自分のことなんて見てないよ」っていうけど、それって本当なの?

          「どうせ自分は選ばれない」という思い込み

          先日、SNSの過去の投稿を読み返していた。 そこで初めて私は「どうせ自分は選ばれない」と強く思い込んでいることが発覚した。 割と無意識に「どうせ自分は選ばれない」と思っていて、同時に「自分が選ばれない」ようにする行動を取っていること、そして選ばれないことによって「ほらまた選ばれなかった」というシナリオを作っていることに気がついてしまった。 どうして自分は選ばれないのだと思い始めてしまったのだろうか、と考え始めた。 元旦那に不倫されたから? 好きな人が気のあるフリだけし

          「どうせ自分は選ばれない」という思い込み

          私が新社会人だった頃

          私が新社会人だった頃。 真新しいスーツに身を包んで、履きなれないパンプスと、履いたこともないストッキングを履いて、緊張した顔をして職場で挨拶をしたあの日。 もし、あの頃の私に出会えるとしたら、アドバイスしたいことはたくさんある。 背伸びしなくていいんだよ、とか。 誰でも最初は失敗するんだよ、とか。 分からないときは助けを求めたらいいんだよ、とか。 その中でも一番教えてあげたいことは 「職場はそこだけじゃないんだよ。三年働かなきゃいけないなんて嘘だよ」ということ。 私

          私が新社会人だった頃

          気持ちを漬けていく

          ピクルスを作ったことがある。 煮沸消毒した瓶に、調味料を入れて加熱した酢と、詰めたい野菜を入れていく。 ローリエの葉っぱをひとつ入れて、数日置けば簡単なピクルスが完成する。 ピクルスの瓶は見た目もなんだかおしゃれだ。 先日、実母と喧嘩をしてしまった。 「尋問する」と本人が言った。 私は、ギュッと喉が詰まるような気持ちになった。 私は何も抵抗できなくて、思わず押し黙った。 実母が欲しい情報だけを渡して、もう好きにしてくれと思った。 嫌な気持ちが自分に詰まっていくような

          気持ちを漬けていく

          希死念慮と強い怒り

          私が希死念慮を感じるとき、それは常に強い怒りがそばにいるような気がする。 私はいつも何かに怒っている。 誰かの視線、誰かの言葉、誰かの叱責、誰かの行動。 誰に対して一番怒っているかと言われれば、それは自分に対してだ。 私は、いつも怒っている。 ――私に対して。 なんでこんなこともできないのか、なんで優しくできないのか、どうしてニコニコできないのか、明るくなれないのか。 そんなことばかり考えて、ニコニコして優しくて、なんでもできるような自分に擬態しては、 完璧に取

          希死念慮と強い怒り

          深く傷ついた心の寄り添い方。

          有料記事を多く書くのも今年の目標なので、有料記事を書いていきます。 私は不倫をされて離婚をしました。 私が離婚をしたときは、もう心も体もグチャグチャでした。 食べられなくなって筋肉も溶けて瘦せ細った体、何度も何度も信じて裏切られて傷だらけになった心。 その両方を抱えて、どうやって生きていこうかと悩みました。 この心が癒される日など無いのだと思っていました。 私は元旦那に何度も裏切られてきました。 一度目も、二度目も、許すことにしました。身内にも見放されても、それでも一緒

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          深く傷ついた心の寄り添い方。

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          他人と比べるな、自分と比べろ

          デスクが一つ、空いたままになっていた。 ちらちらと気になる人を見るみたいに、誰も座っていない席を気にしてばかりいる。 そこに誰が座るんだろう、どんな人が来るんだろう。 隣に誰か自分より優れた人間が座れば、私の席なんてすぐになくなってしまう――。 私の中にある、それこそ強迫観念みたいな。信念めいたもの。 私の代わりなんていくらでもいる、いつだって席替えに耐えられるように、それが当たり前だと思うことで自分を必死に守っている。 見知らぬ幽霊が、まるでそこに座っているみた

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          【お金】シングルマザーのリアルマネー事情【二人暮らし編】

          今年の目標に「有料記事を書く」を掲げているので、少し自分の体験を切り売りして有料記事を書きたいと思います。 今回のテーマは「シングルマザーのリアルマネー事情」と題しまして、 私が娘と二人暮らしをしていたころの 家計簿を公開します!! ざっくりとした収入、母子手当の金額、支出とその内訳を書いていきます! 年間の特別支出も書いていきます。 そのうえで節約を頑張ったポイントなどを書いています。 よろしければ購入して参考にしてみてください。 当時の私の状況 離婚したばかりで

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