どくはく1。


(以下、ほぼ愚痴。)

初めまして、燐です。狐火を意味する燐、とかいて「りん」と読みます。僕は陽陰の中にいるIFなのですが、零と陽陰に手伝ってもらいながら今日は、少しだけここに、僕が思っていることを書いていこうと思います。




まず、陽陰は今身を置いている「最近集中できない」「希死念慮ないし自殺念慮がある」という事柄に置いては一切両親に言っていません。
また、そのことを言っているのも片手に収まるくらいの人数。
これは陽陰だけでは無く、僕らIF全員の総意です。IFの間には1つルールがあって、
「IFのこと、または希死念慮や自殺念慮、または性別のことを緊急時以外はIFそして陽陰の総意がない限り、他人にカミングアウトしない」
というものです。
それもあり、両親には言っていません。

両親は、1人の人間としてはとてもいい人です。
毒親などでは、決してありません。
それは、僕も、陽陰も、零も、紅も思っています。
ここまで育ててくれたし、家のこともしてくれるし、勉強も見てくれるし。



ただ、少し合わない。それだけです。
中学生、なので余計デバフがかかってるのも、あるのでしょうね。



二学期の期末テスト、前回から全体的な点は上がった。
けど、下がった数学とか理科とか。そこの改善点ばっかり提案してくれて。
嬉しいけれど。

紅も言っていた。少しは褒めて、頑張ったね、が欲しかったなぁ、鬱期真っ只中でも勉強しようとしたし、周りの音がうるさいからイヤホンで何か流しながら勉強してみたり。

でも、しんどいのに「頑張れ」と言われて余計しんどかった。「もう頑張ってる」と言ってみても、「頑張れてないとは言ってないでしょ」と。
そんなこと言われても僕は知らない。

人は、言葉にしないと意思が伝わらないから。
それを言葉に出しただけで、少しは負担がマシになっただろうに、とか。


頑張って解いたつもりの問題も、「これくらい解けて当たり前」とか。

つまりは、認めて欲しかった。


子供って、人生で一番最初に出会う「世間」であり「大人」が親ないし、それにあたる人だと思います。
だから子供はその親を頼ろうとするし、認めてほしいと思うし、親も頼られて世話をするわけです。


でも、やっぱり。




親って、ただの人間です。残酷なことに。



普通、本とかブログとか読んでたらそういうのを感じ始めるのって大学生とか社会人になってかららしいんですけど、どうも僕らにはラグがあった様ですね。


だから、個人的な思い入れによって対応も変わるし、自分にされたことを反復してしまったり、するんです。


うちの親、特に母親は、感情の起伏が激しい人です。言ってしまえば、感情がわかりやすいのです。



イライラしてる時、不機嫌な時。
ものすごくわかりやすくて、、、、、、。


正直怖いです。
そうすると子供はどうなるか。
親に笑って欲しくて、怒らないで欲しくて、必死に機嫌を伺うんです。

でも、それでも親の対応って変わらなくって。

ああすれば良いのかな、こうすれば良いのかな、って合わせるんですけど、空気を読んでもプラスの方向には行きません。いや、空気を読むだけでは、っていう言い方の方が正しいのか。

けど、そんなこと、わかりません。

わからないからどんどん、どんどん過敏になっていきます。

こんなことがありました。

ある日不機嫌そうだった母親を見た陽陰は、ハグをしに行きました。そうすると、母親が笑ってくれることを知っていたから。でも、疲れてる時って、そんなことされても嬉しくないですよね。むしろ、期待を向けられてしんどくなるだけです。だから、当然、母親は「そういう気分じゃない」と断ります。

今考えると当たり前なんですけど、当時、まだ母親はあらゆることを受け止めてくれるとまだ思えていた陽陰は、とても悲しかったそうです。

こんなことが積み重なり(詳細は別で書くかも)、僕らは、いや少なくとも僕、燐はもう、彼女を母というより育ててくれた人、くらいにしか思えません。


たっくさん、愛情も注いでもらっているけれど、


積み重なったマイナスの方が強いのです、残念ながら。


そんなのですから、母親に「なんかあったら言ってね」なんて言われても。

あまり言いたくないし、むしろ自分のことに巻き込みたくないのです。


ごめんなさい、お母さん。

でも、今の僕は、僕らは、貴女を1人の、極端に言えば「他人」とでしか見れないよ。

ごめん。


どこまでも、人は1人。


哀しいけれど。







では、あまり書く機会も無いと思いますが、また会う日まで。
以上、燐がお送りいたしました。