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わたしの中の自然

数年前、わたしはmmbooks服部みれいをかなり変質的に追いかけていた。みれいさんが追求することは、わたしも真似してやってみたり、それは冷えとりくつ下、布ナプキン、東洋医学、アーユルヴェーダ。


毎月新月の日には、アーユルヴェーダのオージャスという生命エネルギーについてのチェック項目を試し、今のわたしは何点くらいのエネルギーに満ちているのか、知ることに喜び感じ、そして、温めることが女性にとってどれだけ大事なことかと知るよいきっかけをもらった。くつ下2枚履きしてた。今でも冬は2枚。手帖もmmbooksのものを取り寄せていた。これはいい手帖だった。月の暦、二十四節気など、知りたい情報がベストに取り込まれていた。フリースペースも多く、よく書き込んだものだ。日記も毎日書いていた。


違和感は実はあった。それは、わたしが西洋医学の治療を受けていたから、そこについて否定的なみれいさんの文章を読むと、胸が傷んだ。だからというのもあるけれど、いつまでも自分が受けている治療を受け入れる心になれなかった。


ある年、手帖がすっかり様変わりしてしまい使うのをやめてしまった。そんなこともあって、少しずつみれいさんから離れていったんだけど、そしたらいつの間にか、西洋医学を受け入れるときがきた。薬を捨ててしまい、入院寸前までなってしまい、農業を辞めた。流れってあるんですよね。


服部みれい
『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです〜あたらしい暮らしのちいさな魔法』

この本が一番好きなんだけど、山や川、海などの自然とはちがって、わたしの中の内側にある自然について、いろいろと書いてある本です。大事なのは自分とコミットするということではないかとおもうけど、そのいろんな要素が散りばめられています。すでに文庫化され、ちくま文庫から出てるとおもいます。おすすめです。


今はたまに読み返すくらいだし、本屋で新しい本を見かけるとぱらぱらみているだけだけど。とても、豊かなことを教わった。熱中具合が半端じゃなかったけど。母に嫌がれるくらいに。


そんなことも、ありました。

おわり。


わたしのきんいろ手帖2020


それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。


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