ナオコライフ127 友だちの存在

2023.5.22他者に読まれるための日記

4時半起床。コーヒー淹れる。その後、紅茶も淹れる。なかなか目が覚めないでいる。音楽を聴いてみる、アコースティックギター。少々無理矢理に本を読んでみる。そしたら体が立ち上がった。そして、こうやって些細なことをふりかえって日記に書いている。日記を書くとき、ふりかえるところもあれば、現在進行形で書く場合もある。スマートフォンはいつでも持ち歩いているから、今だとおもえばどこにいても書ける。夜寝る前にノートにすべてを吐き出すように書くのとちがう。そういえば、ノートに書いていた頃もわりと現在進行形でおもうことを書いていた。いつでもノートを持ち歩いていた。寝る前はむしろあまり書かなかったことを思い出す。あの頃の日記となにがちがうのだろう。明らかに他者に読まれることを意識している。そこは決定的だ。わたしにとって、他者が存在していることは開かれていること。希望だ。

母も起きてきて、ごはんの支度に取りかかる。大根味噌汁、卵焼き、納豆。大根が煮えるまで待つ。さて、ごはんです。こうやっていつもたべれるのはありがたいねえ、といってたべる。そうね、と母。片づけは母がやってくれる。

わたしはいざ庭へ。暑くなる前にやりたいことが。我が家の庭は基本は和がベースになっているのだけど、夏になると大きなオレンジのカンナが威風堂々とそびえ立っている。なのに、至るところに赤い水引が咲くし、小菊の葉が成長してくる。どうしてもこの不調和に毎年悩み6年、今年はおもいきってカンナを切ってしまうことにした。大家さんが植えた庭だから根は抜かないけれど、和の庭を強調したくなった。6年目の決意。今日はカンナとさよならした。ごめんね、カンナ。今年の夏から秋にかけて、新しい庭になる。

その後はゆっくり読書する。麦茶を飲みすぎた。聞いたり読んだりした言葉は心の奥底に沈んで残っている。人がなにげなくわたしにいったことも、いつの間にかわたしの習慣をくつがえすきっかけになったりする。逆に、いつまでも言葉にされない場合は、なにも変わらないままだ。本は慎重にえらんでいる。人生を変えるきっかけが訪れるかもしれないから。

昼ごはんに冷やし中華をたべる。ハムのかわりに蒸し鶏むね肉を割いたものを。あたたかくなってはじめての冷やし中華。月一回くらいでひとりランチにいく計画を母に話したら、賛成して、いってきなさい、といわれた。ふいに出かけようかな。

部屋にいて、そよ風が吹きこむ中、母が庭を掃く音がしている。本当はわたしがやるつもりだったけど、明日雨が降るからその前に午後にやってしまうといって母がやっている次第。わたしが午前中に庭をやってたから、それで。ほうきの音が気持ちよく響く。いい日差しといい風が入ってきて、いつもよりも平穏でいる。

あっという間に夕方に、母がアジをさばいてたたきをつくっている。後でわたしがきんぴらをつくる。

2023.5.23友だちの存在

4時半起床。妙な夢を見て起きる。座って起きた。紅茶を淹れる。今朝は寒い。寒暖差で風邪をひかないように。最近密かにおもうのは、友だちを少しでいいから増やしたいこと。30代はぐっと減った時期だった。でも、50歳を目前にして、これから先の時代を考えると、どうしたって孤独になる。そんなときに、家族ではなく友だちの存在は大きな支えとなってくれるとおもう。もちろん、一長一短にはいかないけれど。今は距離のある友だちがほとんどで、なかなか交流を深められないのが現実。そんな中で日々noteではあたたかい交流がある。ネットも心の支えとなってくれている。そして、リアルでも友だちが欲しいと密かに願っている。恥ずかしげもなくいってるようだけど、本音だ。そんな今、どうやら人恋しいようだ。そういう自分に素直に書いてることがなんだか不思議だ。きっと、ここがそういう場なんだとおもう。noteがありがたい。

雨が降ってきた。この音をまた聞けた。わたしが本当に求めていることは何なのだろう。迷いなくひとつあげるならば、それは自由だ。それだけは本音だと確信する。だから今こんな生き方になっている。その自由さゆえに。

8時、母が起きてくる。遅くてちょっと心配した。その前に朝ごはんの支度はしてあったから、しばらくしてからさっとすませる。

人を受け容れるということを、今までできていただろうか。果たして。自分を受け入れることは大方しているように感じるが。これが大きな課題となる。

お昼にきつねうどんをたべて、母が出かけた。今日は雨のせいか、くったりしてる。部屋をあたたかくして過ごす。日記を書いていて、もっと視野を広げたいとおもっているけれど、暮らしが変わらなければ、なかなかむずかしい。意識だけでなんとかなるものなのか。わたしにはいつも顔を合わせているのは母しかいない。視点の問題なのか。なんなのか考えたい。書きながら考えていけばよい。

4時前から台所にいる。母が帰ってきた。早々にはじめて、ゆっくりしてる。今晩は、鶏ささみのフライ、千キャベツ、庭のうどの天ぷら、きゅうりのごま酢和え。母が相撲を観終わってからごはんにする。