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プログラミング能力とは?

訪問ありがとうございます。Webエンジニアの桝谷です。

エンジニアに必要な能力と聞いて、どんな能力を思い浮かべるでしょうか?

「プログラミング能力」これが一番最初に出てくると思います。
しかし、この一番重要視されるであろうプログラミング能力は、目に見えるものではありません

実際に実務で仕事やられている方ならわかるかもしれませんが、明確にプログラミング能力を測定するシーンなんてほとんどないわけです。

一応、競技プログラミングというものが存在しますが、これは実際に開発をしてお金を稼ぐというスタイルのエンジニアの能力とは少し違ってきます。数学的知識や、アルゴリズムの構築の速度を問う内容だからです。

とはいえ、就職活動、転職活動、面談等でプログラミング能力というのは問われてきます。中には、競技プログラミング的なテストで能力を測る企業も存在しますが、これは対策可能なテストと同じで、正確に実務能力を測定するのは難しいです。どれだけ真剣に活動をしているのか、ちゃんと基礎を身につけているのか等の「適性」を判断するためのものですね。

何が言いたいかというと、実際の実務で使うプログラミング能力は、一緒に働いて見ることからしか判断できないということです。

採用をする際に、1人1人と一緒に働いてみて判断なんてしていたら、一生採用が終わりませんよね。では、どうやって判断するかというと、「過去にどんなプログラムを作ってきたか」を見ることになります。

採用の観点でのプログラミング能力とは、「過去にどんなプログラムとどうやって作ってきたか」とイコールです。

これらのことを踏まえると、これからWebエンジニアを目指す方や、駆け出しエンジニアの方が一番手っ取り早く採用をスキップする方法は、「過去に何かを作った実績を持つこと」になります。

入門書で基礎を学んだとしても、チュートリアルを終了させたとしても、採用の現場では、それをプログラミング能力があると評価してくれないわけです。

よく、「入門書で基礎をさらうより実際に何か作れ」と言われると思いますが、これらのことが理由でそう言われています。

過去に何かを作った経験がプログラミング能力とイコールならば、入門書をさらうよりも実際に何かを作りつつ勉強して行った方が遥かに効果的だというのは理解いただけたのではないかと思います。

ここでさらに付け加えると、実際の実務で使われるようにプログラミングのスキルを磨いていく上でも、実際に何かを作りつつ学んでいく方が早く成長できます

自分が作りたいものを決め、それを作るために必要な情報を集め、実際に手を動かしてみる、わからないところがわかるようになれば、書籍等でその穴を埋めてみる。わからないことが多すぎて、かなりのストレスはが掛かりますが、そうやって途方に暮れつつ考えている時間は、入門書をなぞっていくよりも身になります

確かに入門書をなぞるというのは、「出来た気になる」かもしれません。しかしそれは、実際の採用のシーンでは評価されず、実務能力を身につきにくいという非常にコスパの悪い行動なのです。

これから、Webエンジニアを目指したい、実務レベルのプログラミングスキルを身につけたいと考えている人は、ぜひ「実際に何かを作りつつわからないところを勉強する」を実践してみてください。

一つでも目指すプログラミングが完成する頃には、ある程度は、プログラミングがある程度出来て、Web系企業への面接を突破出来るような力がついていると思います。

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