うちの大家さん、

最近は織りをしながらに、製材

大家さん、大家さん
電動カンナの使い方を教えてください

スイッチ入れたらできろーが
ああして、こうして、こう
コトバで聞いて頭で考えて
いや、わかるけど
初回だけ一緒にやってください！

と、言いつつ電動カンナも鑿も高校で
一通り使ってたんですけども、
復習は先輩と、というトコロで

我ながらワガママだ
甘えと教えを乞う…キワドイ

仕方ないなぁ〜、言いながら

最初の一回だけ、体得して
後は自分で勉強しつつ
壁にぶち当たったらまた来ます

なんて、言いながら

若いもんがやりたいって
言いよるんや
そこに断る理由はないよ。
どんどん、やれやれ〜な大家さん
若いもんに関わらず
助けてって言いよるんや
そら、助けるだろ。違うか？

と、

今津にきて特に感じるのが
他者への配慮です、
こうされたら嬉しいじゃん
気持ち良いじゃん、ていう気持ち

ボランティアお疲れ様です。
ボランティアは行動ではなく目的である。
とか、一部の考えでしょうけど
なんかその、コトバを言われた時に
つっかかるモノのありまして

なぜ助けるのか、ていうか
助けてって言いよるんやもん
断る理由がドコにある？

大家さんのそのコトバを聞いて
はっとした、

ていう甘えでしょ？
と仮に思われたら、せっかく
助けてもらったモノ・コトに対する
成果を自分がまだ出せてないから
それは、ちと少々お待ち下さい

話戻りまして、
製材してる木材は大家さんの
工務店時代のモノで今となっては廃材で
雨風で表皮がボロボロやけど
元が立派な木ですもん削る時の
木の香りがたまらん

おがくずも出るから
もっと粉砕して圧縮して
ペレット化しようかいな、なんて
思いつつ、まず製材

キレイに磨いて
どっかの誰かのナニカに
使ってもらいたいなぁ〜と思いながら
今日も削っています

ウネウネな木とか面白い
カウンターオンテーブルなミニ装飾台
とかに良いんじゃないかな、
私の個展の時、
ちょこちょこ使ってる木材でもある

木を削り、布を織り、海で拾い
そんな今日この頃です。

鑿はまず削ぐより研ぐを、

そんなモノモノが並ぶトコロを、
早く見たい、見てほしいです

↑の写真は干潟観察中に
見つけたトベラ
小さいザクロみたいやけど
無味無臭な実
でもクリーム色の花は芳香アリ
IKEAとかにあるドライフラワー
な芳香剤の中にも入ってる
アレと思われる

今津で感じたコトは
誰が誰の、ではなく
純粋に海はキレイな方が皆んな嬉しいじゃん
気持ち良いじゃん、という
まだ見ぬ他者への思いやり、気持ち

今津の海岸だけで手一杯ですよ、正直
毎日、毎日どんどこ流れてくるんです

それでも他の海をみると、まだマシなのかな

とか正直思ったりするけど、そういう問題ではない

海って繋がってて大きな１つだもんね
今津の海をキレイにするコトで
世界の海もキレイになっていくんです、

と、信じてます。